ゴールデンウィークの旅

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嬉しい5連休

4月の月末に根性で何とか仕事をビシッと片付けて、すがすがしい気持ちゴールデンウィークを迎えることができました。
今年は祖母の100歳のお祝いを兼ねて、5月3日からの5連休で里帰りの予定でした。
以前は里帰りも楽だったのですが、今住んでいる場所からは実家までの移動が大変で、2~3日程度のお休みでは帰郷しても移動だけで終わってしまうので、今回の5連休はとても助かりました。

100歳の祖母と20歳の老猫

100歳の祖母に会いに行くためには、我が家の20歳の老猫にお留守番をしてもらわなくてはならないので、早めにペットシッターさんの予約をし、猫には少しお高めの缶詰をあげてモリモリ食べさせ、体重が減らないような対策をとりました。
猫のお留守番は、夏は暑くて体調が心配ですし、だからといって冬に旅行を計画すると雪で飛行機が飛ばなかったりとリスキーですし、秋はそんなに長い連休がないので、結果ゴールデンウィークしか長いお出掛けのチャンスがありません。
老猫を家に残して旅行に行くのは心配なので、私としてはもうそんなに出掛けなくても良い感じなのですが、100歳の祖母にもいつ会えなくなるかわからないので、今後はどうしたものかと悩むところです。

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旅行のストレス

帰郷のためには、まずタクシーに乗って駅に行き、そこから電車で空港へ向かい、飛行機に乗り、飛行機を降りて空港から電車で街に向かい、長距離バスに乗ってようやく故郷に到着します。
最後の行程の長距離バスが限られた便数なので、飛行機に乗り遅れたり飛行機がアクシデントで遅れるとアウトなのです。
そんな訳で、里帰りをするときは予定通りに移動ができるか、いつも気を抜けずピリピリしてしまいます。

ゆとりの午後便

飛行機を利用する旅行といえば早朝の便を予約するので朝4時起きでしたが、今回は出発の前日まで仕事だったので、少し時間にゆとりが持てるよう、午後の便にしました。
空港の飲食施設がリニューアルされたので、空港で昼食をとることにしました。
空港内には子供に人気のキャラクターパークがあり、そのエリアを眺めながら食事をするレストランを選びドラえもんカフェ』に入ることにしました。

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私=ジャイアン

可愛いオリジナルメニューがたくさんあり、ずいぶん悩んだ末に娘はドラえもんのポケット型ピザを、私はお勧めのカレードリアを注文しました。
カレードリアにはキャラクターの顔が描いてあるチーズがのっていて、私はてっきりドラえもんだとばかり思っていたのですが、実はどのキャラクターになるかはお楽しみで、運ばれてきた私のドリアにはドドーンジャイアンの顔がありました。
「メインのキャラクターではない上に、しずかちゃんでもスネ夫でもなく、まさかの剛田タケシとは・・・」としばらく眺めていると、向かいの席で娘が「ママにはやっぱりジャイアンだよねー!」と楽しそうに笑っていました。
娘よ、私のイメージはジャイアンなのか・・・
ならば私も空き地でリサイタルをしなくてはなるまい!
「皆さん、熱い想いを込めた曲を聴いてください!『お前のモノは俺のモノ』」とか。

ビール休憩

ゴールデンウィークで空港はかなりの混雑でしたが、飛行機は予定時刻通りに運行しているとのことで、ひとまずホッとしました。
1時間半ほど飛行機に乗り、空港から街に移動する際にちょうど快速電車に乗れたので、予定よりも少し早く街に着くことができました。
長距離バスの出発まで1時間ほどあったので、バス乗り場のすぐ近くにあるお気に入りの牛タン屋さんに行き、ビール休憩をとることにしました。
乗り継ぎだらけで疲れる移動なので、ビール休憩でもとらないことには正直やってられません。

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いよいよ故郷へ

久し振りの牛タン懐かしい美味しさに、ビールが一段としみわたりました。
時間があまりなかったので、味わいながらも素早く頂き、壁に貼ってある魅力的なご当地メニューを見ながら「帰りはまたここに寄って、大好きなおつまみでゆっくり飲もう・・・」と計画を立て、早々にお店を後にしました。
牛タンとビールを堪能した満足感と、無事にバスに乗れた安心感で、バスの中ではめずらしくリラックスし、少し眠りました。
途中、雪解けが遅いことが有名夏スキーが楽しめる山が見えてきて、まだたっぷりと残っている雪を眺めながら「いよいよ故郷へ近づいているんだなぁ」と実感し、何だか嬉しくなってきました。

お墓参り

私が実家に帰る目的は、家族の元気な顔を見ること、仏壇に手を合わせること、ご先祖様のお墓参りをすることです。
3つの墓地を巡り、お墓の前で手を合わせると何だかとても気持ちが落ち着きます。
お寺の幼稚園に通っていて、幼い頃から毎日お数珠を手に拝んでいたからか、大人になってからも神社やお寺に行ったり、仏像を目にしたりすると心が安らぎます。
あるお寺で、桜の木の下の池亀たちが気持ちよさそうに日向ぼっこをしていて、その姿にほっこりしました。

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春の陽と 花びら浴びて 眠る亀
静かな水面 心和ます

貴重な御守り

私の故郷の寺院には二体の即身仏が祀られてます。
前回娘と拝観したときは、二体の即身仏の存在感に圧倒されて御守りを頂くのを忘れてしまっていたので、今回こそは必ず頂こうと再度拝観に訪れました。
僧侶としての仕事を全うした後に、自ら即身仏になる道を選び、山で何年間も体力を使う修業をしながら、木や山菜などを食し自ら腐りにくい身体を作った上で、土の中の穴に入り即身仏となったのだそうです。
穴の中に入っても、湿気などで身体が腐ってしまい即身仏になることができなかった方々もいるのだとか。
二体の有り難い即身仏が身につけているお召し物の一部が入った御守りを頂いてきました。

『あごダシ』のラーメン

帰郷した際には必ず地元のラーメンを食べます。
『あごダシ』という飛び魚のダシで作るスープと、とろけるようなワンタンが有名で、美味しいラーメン店が何店舗もあるのですが、短い滞在期間ではそんなに行けないので、1店舗を厳選して食べに行きます。
今回行ったお店は、スープの味が以前と少し違うような気がして、あまり感動できませんでしたが、せっかくなのでとりあえずワンタンメンの大盛りを完食しました。
100歳のおばあちゃんが、前はそんなに食べなかったのにラーメンをだいぶ食べ続けていて、美味しくてどんどん食べているならいいのですが、もしかしたら年齢によるボケなどで満腹メーターがきかなくなってしまったのではないかと、少し心配になりました。

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温泉と豪華な料理

午後から、おばあちゃんの100歳のお祝いに、家族で海辺の温泉旅館に宿泊しました。
温泉にゆっくりつかって身体の芯からポカポカになった後は、久し振りの地元の魚介類や山菜料理をお腹いっぱい頂き、みんな笑顔で幸せな時間を過ごしました。
次の朝は豪華な朝食を頂いてから、旅館の近くの観光名所に行きました。
浜辺から架かる赤い橋を渡って島に着くと釣り堀があり、たくさんの人が並んでいました。
大きな魚を釣っている人もいて、娘も私も挑戦してみたかったのですが、あまりの行列の長さに並ぶのを諦めて、島をぐるりと一周することにしました。

故郷の海

この島はお散歩ができ、夕陽も楽しめる、私のお気に入りの場所です。
景色が綺麗で風が気持ちよく、娘も「アスレチックみたいでおもしろい!」とはしゃいで遊歩道をどんどん歩いていました。
娘は岩場でヤドカリを捕まえるのに夢中で、その隣で私は故郷の思い出の景色をのんびりと眺めて過ごしました。
私は海が大好きで、いろんな国の海の素晴らしい景色を見てきましたが、やはり故郷の海が一番だなぁ・・・としみじみ思いました。
田舎すぎて不便なことも多かったですが、純朴さが溢れる美しい土地で過ごした子供時代は、人生の宝だと思っています。

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暮らしやすい街

次の日は映画を観たりお土産を買ったりして過ごし、あっという間に帰る日になりました。
午前の長距離バスで来たルートを戻り、私は計画通りまたあのお気に入りの牛タン屋さん昼ビールでもゆっくり飲もうと思っていたのですが、娘が遊園地に行きたいと言うので、新しくできた地下鉄に乗り、街から20分程で行けるようになった遊園地に行ってみました。
この街は規模そんなに大きくないのですが、わりと何でも揃っていて、温泉、遊園地、動物園、美術館、野球やサッカーの観戦場など、どこへでもすぐに行けるので、とても便利で暮らしやすいのが魅力です。

娘と遊園地

半日しか遊ばないのにフリーパス券を買うのはどうかと思ったのですが、娘の分はフリーパス券を買いました。
ウチの娘は勉強も運動もさほどできないのですが、遊園地では絶叫系の乗り物も平気で、しかも一人でも乗れるので、フリーパス券の料金分を遥かに超えるほど活発にたくましくアトラクションに乗りまくっていました。
「できればこの情熱と勢いが、少しでも勉強やもっと違うことに発揮されるとうれしいんだけどなぁ・・・」激しく思いました。

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『ホヤの塩辛』

閉園ギリギリまで遊んでいたので、牛タン屋さんに寄る時間が少ししかなくなってしまいました。
仕方がないのでお食事だけにしようと思ったのですが、どうしても『ホヤの塩辛』だけは諦められず、牛タンと麦飯を食べた後に追加注文し、ビールと一緒に頂きました。
牛タンもさることながら、やはりこの『ホヤの塩辛』独特な渋みこそが、私にとってはご当地の味そのものなのです。
『ホヤの塩辛』を食べている間、いつも気取り気味の私が本当に美味しいと感じたときにだけつい口にしてしまう「うんめぇー!」という言葉が止まりませんでした。

新たなお店発見!

本当はホタルイカの沖漬け』も食べたかったのですが、飛行機に間に合わないと困るので諦めてお店を後にしました。
空港に着き、待ち時間に私の心を掴んで離さない魅惑の『ずんだシェイク』を飲み、またもや「うんめぇー!」
連発
全くこの地域ときたら、どれだけ私の心を鷲掴みにするつもりなのか・・・(?!)
飛行機に乗り、自宅に帰ってきてからも『ホヤの塩辛』の味が忘れられず、ネットで検索してみると、こちらでも『ホヤの塩辛』を出すお店を見つけました。
今年の春と夏は、そこのお店で決まりだなと思いました。


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いろんなお気に入り

こうして私のゴールデンウィークの旅は無事に終わりました。
今回、自分が今まで暮らしていた場所を巡ってみて、一つの場所に落ち着いて暮らすのも慣れ親しんだ安心感があっていいけど、いろんな場所で暮らしてみるのも、それぞれ違った思い出やお気に入りの味などができて楽しいのかもしれないと思いました。
もしいつか、また違う場所で暮らすことになったとしたら、きっとこの地域のお気に入りの味などを懐かしむ日がくるのでしょう。
なので、今はこの場所でたくさんの経験をして、食の面でも文化の面でも充実した日々力いっぱい楽しもうと思います。

私の『プレミアムなフライデー』

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負け犬な日々

ここしばらく職場で山盛りの仕事と戦い続け、なかなか時間内に終わらせることができず負け犬気分を味わう日々が続いていました。
4月も下旬に入り、新たに入ってくる仕事の量はだんだんと落ち着いてはきたものの、今まで手つかずで溜まった仕事がそれに比例して自動的に消える訳ではないので、今度は後回しになっていた仕事をこなしていくという日々がやってきました。
以前よりはマシにはなりましたが、なかなか片付かない仕事との追いかけっこで、釈然としない気分の日々でした。

割り切った段取り

毎朝、「今日はこのくらいまで作業を終わらせて、明日はあれを終わらせて・・・」と段取りを組むのですが、突発の処理案件が毎日必ず何件も入るので、なかなか予定通りには進まないまま、ついに月末の金曜日を迎えてしまいました。
残業を何時間してでも溜まった仕事は今月中に全て終わらせてしまいたいところだったのですが『残業に頼らずに仕事をこなす』という部署の方針にも賛成でしたし、割り切った決断をすることも学んでいかなくてはと考え、自分の願望はさておき、新しい段取りを考えました。

静かな時間

来月に繰り越しても大丈夫な仕事と、今月中絶対に終わらせておきたい仕事の仕分けをし、優先順位をつけたメモを作り、月末の勝負どころなので上司にも確認してもらった上で最終的な予定を決定し、さっそく仕事に取り掛かりました。
午前中は電話も数件しかなく、新たな処理案件も少ししか入らず、珍しく静かに集中して予定通りに仕事をこなすことができました。
「午後もこのペースで仕事ができれば、予定よりも早く作業を完了できるかもしれない!今日はイケるかもしれないぞ!!」と、一人でウキウキしながらお昼休みに入りました。

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激しい空腹

私の職場では、ECOな取り組みとしてお昼休み中はオフィス内のほとんどの場所の蛍光灯を消すというのが習慣になっています。
なので、お昼休みは窓際の席以外は皆、薄暗い中で昼食をとるという、少し変わった環境です。
仕事を始めてからは一日中頭を使うようになり、とても激しくお腹が空くので、お昼休みはとりあえず一心不乱に食べてお腹と血糖値を満たします。
本当にお腹が空いているときは、食べることだけに集中したいので誰とも話さずに、薄暗い空間でひたすら食べています。

脳の休息と準備体操

職場ではずっと仕事のことで頭がいっぱいなので、お昼休みは同じテーブルに並んで食事をしている女子たち敢えて背中を向け『絶対に話しかけて欲しくないオーラ』全開にし、独り『無』の時間を過ごすことでにしばし休息を与えます。
そして、お昼休みの後半はスマホで少しだけ『キャンディークラッシュ』というゲームをして、午後の職務に向け頭の準備体操をします。
一手二手と先を読む頭脳戦の様なこのパズルゲームをして以来、以前よりも頭の回転が良くなったような気がします。

不気味などや顔

以前、この『キャンディークラッシュ』というゲームで700代のステージまで進んだところで、なぜかそれ以上のステージが「只今更新中」と表示されて進めなくなってしまったのでアプリを削除したのですが、頭の体操の為と思い最近またダウンロードして最初から始めました。
お昼休みにこのゲームをクリアして、一人ニヤリと『どや顔』を決めてから、気分よく仕事の後半戦に挑むというのが、私のルーティーンです。
薄暗いオフィススマホ画面のライトに照らされた『どや顔』は、けっこう不気味だろうなぁと思います。

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怪しい雲行き

午後も3時ぐらいまでは電話も少なく、順調なペースで作業が進みました。
「いいぞ、いいぞ、この調子なら時間に余裕ができて、もしかしたら他の作業まで進めるかもしれない!」と思っていると、急にいろんな依頼の電話が集中し、他の部署からの頼まれごとも入り、どんどん雲行きが怪しくなってきました。
「だよねぇ・・・そんなに甘くはないよねぇ・・・」と思いながらも「でも今日は月末だから、絶対にこの仕事だけは終わらせる!残業なしで時間内に終わらせてみせる!!私はできるんだ!!!」と、根拠のない独りよがりな自信を胸に、とりあえず依頼された案件の処理を始めました。

分刻みの予定

依頼された案件の処理を全て終え、気が付くと4時をとっくに過ぎていましたが、3時ぐらいまで集中して作業ができていたお陰で、残りの作業量は頑張ればなんとかイケそうな感じでした。
「よし、ラストスパートだ!絶対に5時半前にはビシッと全部終わらせてみせる!!」と、再度作業を始めました。
今度は10分間で処理する目標の量に資料をざっくりと分けて、分刻みで仕事を進めてみることにしました。

立て続けの電話

「今日はもう電話がきませんように・・・他の依頼もきませんように・・・」と思いながら作業をしていると、問い合わせの電話立て続けに4本入りました。
「ワォッ!なんでこのタイミング?!嘘でしょー?!ガガーン!」などと、少し壊れ気味になりつつも、プロ意識で親切丁寧な対応をし、上品に電話を切りました。
「では失礼いたします」➡電話を切って時刻を見る➡「オーマイガッツ石松!もうこんな時間に!!」と焦る➡「大丈夫、まだ時間はある、落ち着け自分!」と平静を取り戻す➡「できる、私はできる、頑張れ私!!」と自分を励まし作業を再開

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立て続けの来客

5時を過ぎた頃にカウンターに立て続けに来客が3件ありました。
プロ意識でにこやかに迅速な対応をし、お見送りをしました。
「有難うございました」➡席に戻る➡「ウォォォォォォッ!なぜだ、なぜこんなときに限って来客が重なるんだぁぁぁ!!ウェェェェェェイッ、ジャスティスッ!!!(←サンシャイン池崎)」と取り乱す➡「でも、事前に来客対応の準備をしてたから、それほどのタイムロスではない!備えあればうれいなし!日頃の心掛けの賜物だ!エライぞ自分!」と自分を褒め称えて気持ちを上げる➡「こうなったら10分ペースじゃなくもっと早いペースで作業を進めるしかない!私ならできる、絶対できる!!」と自分に暗示をかける➡「お願いだから今は誰も話しかけないで下さい」という険しい顔つきで作業続行

やり切った満足感

そんなこんなで、やっと作業を終え、時刻を見ると5時34分でした。
本当ならば、作業を終えて雑務や片付けも5時半までに華麗に終わらせるのが目標だったのですが、まぁ許容範囲ということで自分の中ではアリにしました。
とりあえず、その日の目標作業を全て終わらせることができたので「やったぜ、段ボール4箱分の仕事も、全部まとめてやっつけてやったぜ!!」と、久し振りに『やり切った満足感』を噛みしめて職場を後にしました。
本当にずっと『仕事との勝負』では負け続きだったので、こんなに気分良くゴールデンウィークに突入できるのは嬉しい限りでした。

普段と特別の違い

気迫と『火事場の何とか』効果で、いつもよりも速いペースで作業を進められた気がします。
「それなら普段もそのペースで仕事をすればいいじゃないか」という意見もあると思いますが、これは本当に追い込まれたとき発揮される『人間の潜在能力』であって、いつもこんなに追い込まれるような環境では、きっと身体が持たないと思うので、そこはナシということでご容赦頂きたく存じます。はい。

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スキルアップのポイント


人にはそれぞれ得意・不得意能力の違いがあるので、他者と比較してもあまりプラスにはならないと思います。
繰り返し継続することで学び、その知識を自分のモノにして応用できるようになることこそが、スキルアップのポイントだと感じています。
最初は全くできないことでも、3クールほど繰り返す感触がわかり、自分なりの作業の簡素化とスピードアップができるものだと、私はこの実務修行を通して実感しているので、今後どんな業務に就いたとしても何も怖くありませんキリッ!

『プレミアムなフライデー』の魅力

4月28日(金)は、早く退社してのんびりと優雅な時間を過ごすという世間一般の『プレミアムフライデーとは違いましたが、私にとっては最後にビシッと仕事をやり切って自信を取り戻すことができた、とても『プレミアムなフライデー』でした。
今の私は『実務修行』が楽しみの一つになっていることもあり、この『やり切った満足感』から得るすがすがしさは、明るいうちに飲むお酒と同じくらい魅力的で贅沢な感じがしました。

それぞれのプレミアム

プレミアムフライデーは今後どのようになるのかわかりませんが、限定された人たち向けの目線だけではなく、いろんな業種の人も、月給制の人も時給制の人もそれぞれ皆が潤って楽しめるようなシステムになったら素晴らしいと思います。
そうなると、とりあえず『フライデー』に限らず、月末にも限らず、単に『プレミアムデー』として各企業の方針で取り入れるスタイルになるのかなという気がします。
今のところ、私にとっての『プレミアムデー』勝負どころの月末なので、次の月末も『やり切った満足感』すがすがしい気分になるように仕事を頑張ります。

『待ってろよ、月末め! 勝負じゃ 勝負じゃ、プレミアムじゃあぁぁぁぁ!!』

盛り沢山な一日

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舞台が終わって

3月の下旬に行われた、娘が出演する舞台公演が無事に終わったので、4月最初の週末は『打ち上げ』として、娘と盛り沢山なお出掛けを楽しみました。
2月の下旬舞台稽古の公開撮影があり、その際に練習風景を少し見せてもらったときは、主役の二人以外はまだ舞台の上で緊張しまくりで、歌とダンスにおいては演出の先生も認める程のグダグダ振りだったので、「本番まであと1か月しかないのにこんな調子で、チケットを販売するに値するぐらいの舞台としてちゃんと仕上がるんだろうか・・・」と、不安で仕方ありませんでした。

娘の初舞台

2日間の公演で、初日夕方の時間帯だったこともあり来場者が少ないことを予想していたのですが、開場の1時間前からもう既にお客様が並んで待っていました。
観覧する保護者もドキドキの初公演は、張り詰めた空気の中、緊張した面持ちながらも子供たちが一生懸命に演じきり見違えるような仕上がりの舞台となりました。
『プロの演出家の仕切り』『子供たちのスポンジ並みの吸収力』のコラボの賜物だと思いました。
舞台が終わってホッとしたところへ、公演を見に来てくれたお友達からプレゼントを受け取った娘は、やり遂げた満足感お友達の心遣いとても嬉しそうでした。

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大成功の公演

次の日の公演は昼の時間帯だったので、前日よりも来場者が多いことを予想し早めに会場に行ったのですが既に行列ができており、その日はほぼ満員の状態でした。
出演する子供たちも初日の公演で緊張が解け大勢の観客の前で演じきったことで自信がついたようで、みんな前日よりもリラックスした表情のびのびと演技をしていました。
公演後に、出演した子供たちと指導をしてくれた先生やスタッフの方々簡単な打ち上げもして最後まで楽しめたようで、娘は来年もまた演劇に参加したいと張り切っていました。
この公演を最後に遠くへ引っ越していってしまうお友達もいたようでしたが『一緒に舞台を作り上げた』という思い出は、きっとお互いの宝物として心に残るのだろうと思います。

秘められたポテンシャル

こういった経験から更なる成長をさせてもらえるということは、素晴らしくて恵まれたことだ思います。
また、普段の生活の中で私にはなかなか気付くことができなかった娘のポテンシャルを新たに知り、娘が秘めた実力誇らしく思えていることにも深く感謝しています。
母親は我が子の多くのことを知っていますが、他人が見たときの子供の評価や、子供が他人から受ける影響というものも、ときには大きく成長を助けることがあると、私自身も勉強になりました。

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ご褒美DAY

それぞれの想いを抱いたイベントも無事に終わったので、美味しいものでも食べて楽しく過ごすことにしました。
公演の次の週末はちょうど天気の良いお出掛け日和となり、私たちはまず街の中心部にある観覧車に乗りに行きました。
商業施設の屋上に設置されている観覧車は見晴らしがよく、開放感を満喫できました。
その後はイタリアンレストランでランチをし、映画を観に行きました。

ナイスなチョイス

映画は娘のチョイス『SING』を観たのですが、幾つかの候補からその映画を選んで良かったと思いました。
登場するのは動物たちで可愛らしかったのと、がたくさん出てくる内容だったので2時間ぐらいの作品でしたがテンポが良くあっという間の時間に感じられました。
劇場を経営するコアラが、潰れそうな劇場を盛り上げようと試行錯誤するストーリーなのですが、将来起業を目指している私にはその姿が他人事には思えず、おそらく他の人たちにとっては少し笑えるダメダメなシーンも、すっかり感情移入している私にとっては気の毒で切ないシーンに映り、多分周りは誰も泣いていないのに一人で号泣してしまいました。

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特別な感情

起業セミナーなどでいろんな事業主の方々にお話を聞く機会がありましたが「経営者は常に孤独」という言葉をよく聞きました。
「だからこそ自身の弱さを見せる勇気と助けて欲しいと言える仲間が必要なんだ」とも教わりました。
その映画では経営者のコアラ絶望感から諦めと孤独の世界へ逃げ込んでしまうのですが、仲間からの励ましや、それぞれが努力している姿から『立ち止まらずに進み続ける』という信念を思い出し、根性で再び立ち上がるというシーンが、ずっと忘れらせません。
そのシーンがこんなにも心に深く響いているのはただ感動したからではなく「将来自分がそんな状況に陥ったとき、私ならどうするだろう・・・あんな風に強い気持ちで進み続けられるだろうか・・・」という不安も同時に感じたからです。

それぞれの見方

打算的な繋がりではなく本当の意味で協力し合える仕事の仲間出会えるか、または作れるかどうかということは、仕事をこなす実力とは別物で、経験よりも天性の人柄や考え方大きく左右するような気がします。
今までずっと合理的な個人主義で生きてきたので、『仲間を作る』ということが自分にとっての新たな、しかも簡単にはクリアできない課題になるだろうとヒシヒシと感じています。
娘にとっては可愛い動物と歌がたくさんの面白い映画となり、私にとっては深く考えさせられる映画となりましたが、お互いそれぞれ満足できたので良かったです。

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鉄板焼き

映画の後はゲームセンターに行き、娘が太鼓の達人『UFOキャッチャー』に挑戦するのを眺め、そしてブラブラとお買い物をしてから、お好み焼きともんじゃ焼きを食べに行きました。
娘は初めて食べるもんじゃ焼きが気に入り、小さなヘラを使って食べるのに大興奮でした。私は「やっぱり『鉄板焼き』と『天ぷら』はお店で作ってもらって食べるのがいい!最高!」と、久しぶりの美味しい鉄板焼きにご機嫌で、ビールもどんどん進みました。

観覧車からの夜景

食事が終わるとすっかり夜で、私はアルコールで程よい気分になっていたので、すぐにタクシーで家に帰ろうと思ったのですが、娘がまた観覧車に乗って夜景が見たいというので、「娘のご褒美の打ち上げだしね」と思い、頑張ってもう一度観覧車に乗りに行きました。
遠くに見える光の点の集まりと、眼下に広がる繁華街のネオンがキラキラと綺麗で、娘はだいぶはしゃいでいました。
いつも家から眺めている華やかな電飾の観覧車ですが、今は逆にその観覧車の中から家を眺めていると思うと、少し不思議な気分でした。
「若き日のデートコースか!」というくらい、盛り沢山の楽しい1日でした。

3月の想い

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ピアノコンサート

2017年3月11日(土)、とあるホールで開催されたピアノコンサートに行きました。
2011年東日本大震災の復興支援のチャリティーイベントとして開催されているこのコンサートに私が伺うのは、今年で2度目でした。
震災が発生した時刻に黙祷をささげた後に始まったそのコンサートでは、素敵なシルバーヘアー女性ピアニストの先生が、全身を大きく使い情熱的で力強くも、優しさに満ちた美しい音色を聞かせてくれました。

いろんな想い

ガラス張りで外の景色が見えるそのホールは天井が高く開放感があり、普通の音楽ホールのような堅苦しさがない分、ゆったりとした気持ちで音楽を鑑賞できるので、私は気に入っています。
私の席の近くに、演奏を聴きながら泣いている女性がいました。
「きっとこの女性は実際に被災して、とても辛い思いをしたんだろうな・・・」と思い、あまりに悲しそうだったので何か気の利いたことがしたかったのですが、声を掛けるべきなのかどんな言葉を掛ければいいのかわからないまま、コンサートは終了し、気が付くとその女性は既に会場を後にしたようでした。

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祈り

説明によると、そのピアニストの先生は20歳ぐらいの頃から音楽留学の為に単身でヨーロッパへ渡り、長く実績を積まれていたのですが、ずっとピアニストとしての活動を続けていたのではなく、人生の半分近い数十年間は、お母様とご主人の看病に献身していたとのことでした。
ひたすら続く看病の日々は、体力的にも精神的にもとても辛かったに違いありませんが、祈りの気持ちを胸に、くじけずに過ごしてきたとのことで、先生の精神力の強さが伺えました。

真摯な姿勢

また、東京の地下鉄で起きたサリン事件でたくさんの命が奪われて以来、先生は人々の為に『祈り』というものを考えるようになり、祈りの気持ちが届くように音色に想いを込めながらピアノの演奏をするようになったと聞き、先生の『人を思いやる心の大きさ』を感じました。
今はお母様もご主人も他界され、音楽活動に専念しているとのことでしたが、かなりの気力と体力を消耗するはずのピアノ演奏を、身体の調子が良くないときでも弱音を吐かず、リハーサルの段階から常に全力投球で弾いているとのことで、なんて芯の強い方なんだろうと、真摯な姿勢に心を打たれ、その人間性に魅かれました。

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懇親会

今年は同じ会場でコンサートの後に『懇親会』として、ピアニストの先生と直接お話をする時間が設けられていました。
震災のチャリティーイベントということなので、震災のときの悲しい話題になるのではと思い、気持ちが沈む恐れを考え、そのまま参加せずに帰ろうかとも思ったのですが、そのピアニストの先生にどうしても直接お礼が言いたかったので、思い切って参加することにしました。
懇親会に参加したのはその先生の根強いファンの方々で、被災者は私以外にいないようで、話の内容は主にその先生の今後の音楽活動についてなどだったので、和気あいあいの雰囲気にホッとしました。

不意の涙

帰る前にそのピアニストの先生に「被災してこちらに避難してきている者で、このコンサートには前回から伺わせて頂いております。いつも素敵な音楽を有難うございます。」とご挨拶をしました。
すると、その先生は何も言わず深い慈しみの表情で私に向かい、ただ何度も頷きました。
言葉が無くても伝わってくるその心の温もり心に染み、私は不意に涙が込み上げてきて、それ以上何も言えなくなりました。
するとその先生は、私にハグをして「大変でしょうね。わかりますよ。大丈夫、一緒に頑張っていきましょう。私も、来年もまた会えるように頑張るから。」
といって、頬にキスをして優しく激励してくれました。

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悲しい気持ち

東日本大震災からしばらく経ち、私は被災したけれども近しい人の命が奪われた訳ではなかったので、「そういうつらい被害にあった他の被災者に比べたら、それほど大きな心の傷は受けていないないんだ。」とずっと思っていたのですが、その先生に静かに見つめられると、今まで知らず知らずのうちに心の奥に閉じ込めていた悲しい気持ちが溢れ出し、自分の感情を抑えることができなくなってしまいました。

強がる心の殻

きっと私は、悲しい気持ちに押し潰されると動けなくなるので、いつもわざと自分に「もっと辛い思いをしている人たちに比べたら自分なんてたいしたことないんだから」と言い聞かせることで本当の気持ちに蓋をして「私だって私なりに辛くて悲しい」という事実を、なるべく認めないようにしていたこと気付きました。
頑なに強がる心眼差しだけでフワッとほどいて、一瞬で心の殻を取り払ってしまうほどのその思いやりと優しさに満ちた空気「こんなに凄い人って本当に存在するんだ・・・」と驚きました。

慈愛の深さと温もり

本当に慈愛に満ち溢れている人というのは、自然とその温もりが相手に伝わるので、言葉なんてなくても相手を癒せるものなんだと思いました。
あの日以来、私は気持ちが前よりも少し楽になった気がしています。
『辛くて泣きたかったら素直に泣けばいいんだ』と思えるようになりました。
また来年の同じ日に、あの素敵な先生にお会いして、凛とした姿で奏でる美しいピアノの音色を聴くことができたらいいなと思います。


ワイン体験レポートシリーズ

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ワイン体験レポート「4月」 Vol.2

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エコビレッジの春

4か月ぶりに訪れたエコビレッジは、すっかり雪がなくなり土と木々のフレッシュな香りを感じさせてくれました。
1日目は兎にも角にもワイン葡萄の栽培作業のことしか頭になく、そわそわしながらワイン葡萄の畑に向かい、作業に集中し、体力も気力も使い果たした感じでしたが、満足のいく体験をして一晩休んだ次の日は少しのんびりと裏山を散策して、フォーカスを広げてみることにしました。
真夜中に、愛する我が家の老猫に起こされることなく、大自然の中で熟睡できたお陰で、朝の5時くらいに目が覚めてもとてもスッキリとした気分でした。

贅沢な朝

静けさが広がる夜明けの風景を撮影したあとは贅沢な二度寝をし、7時ぐらいに起きるとキッチンの方から賑やかな声が聞こえ始めました。
こちらに宿泊すると、朝食は厚みのあるふっくらとしたパンケーキ地元の果物で作った手作りのシロップ煮ハチミツなどがテーブルに並びます。
私のお気に入りはサクランボのシロップ煮で、いつもは生クリームと一緒にパンケーキにつけて頂いています。
食後はコーヒーを飲みながらゆっくりとしたひと時を過ごしました。
今の自分の体力的には、頑張りすぎないこのくらいのペースがちょうど良い気がします。

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ミニハウスのお嬢様

この冬からオーナーのプライベートミニハウスで暮らし始めた猫ちゃんに久しぶりに会いに行くと、大自然の中ワイルドに生きていた頃とはだいぶ違っていて、まるっとした体形お嬢様に変身していました。
鳴き声も主張するような力強さがあったのが、小さい声で「ニャッニャッ」と可愛らしく鳴くようになり、人間をメロメロにする小悪魔的な魅力発揮しまくっていました。
うちの娘もすっかり猫ちゃんの虜で、いつも猫ちゃんにお土産を持参で遊びに行っています。
全ての猫は生まれつき人心掌握のプロフェッショナルなんだと、私は考えます。

裏山での春探し

裏山を散策していると、綺麗な色のお花がたくさん咲いていました。
フキノトウも咲いていたのですが、その大きさを見るとこのあたりの大地の栄養がどれほどなのかが伺えそうでした。
桃の木梨の木などもあるので、今年の夏は果樹を狩る作業の体験もできるかもしれません。
エコビレッジの土地は広大で、端から端まで歩いたらそれだけで結構な運動になりそうです。
初めてエコビレッジに訪れたのは昨年の秋なので、これから春と夏の様子季節の変化を知るのがとても楽しみです。

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小屋造り

若いスタッフ3人が協力して鶏小屋を作る作業をしていました。
今年は鶏を飼育するのだそうです。
四隅に穴を掘り、譲り受けた廃材の丸太チェーンソウで形を整えて作った柱を埋めて、一から本格的な製作をしており、娘もハンマーでその柱を打って埋め込む作業のお手伝いをさせてもらっていました。
子羊の飼育もするらしく、鶏小屋が上手く完成したら次は羊小屋を作るとのことで、こちらに来るごとに手造りの物や、新しい仲間がどんどん増えていくんだろうなと考えるとワクワクした気分になりました。

地元の海の幸

お昼頃、バス停の近くまで車で送ってもらうと、お土産店の2階の食堂行列ができていました。
娘が昼食をとってからバスに乗ろうというので、私たちもその行列に並び食事をすることにしました。
海の幸も有名な地域なので、海鮮丼などが人気メニューとしてあり、私はイクラ丼を娘はマグロ丼を頂きました。
新鮮さとボリューム感に満足の美味しさで、今度また寄って食事をしようと思いました。

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いろんな楽しみ

食事を終えて1階のお土産店で海産物の干物などを買い込み、バスの時間をみると30分以上の待ち時間があったので、近くのウイスキー工場に行き少しだけ見学をさせてもらいました。
その施設は敷地が広いので、散歩をするのにも楽しい場所です。
ウイスキーの樽がたくさん並んでいる景色を見ると、昔、海外で訪れたワイナリーを思い出し懐かしくなりました。
この敷地内にもレストランがあるようだったので、今度またワイン体験でこの地域を訪れた際に利用してみようと思います。
訪問を重ねるごとに、新たな発見や楽しみが増えるのも嬉しいことです。

成長と変化

仕事を始めて以来、今までとは違う環境と日々の経験感化されて、エコビレッジの人たちと交わす会話の内容や感覚の変化に気付きました。
また、実務修行の実績を生かし情報発信という分野で、頑張っている人たちの応援ができる今の自分の成長をちょっぴり誇らしく、そして嬉しく感じました。
もっとできることを増やして、いろんな所いろんな協力ができるようになれたらいいなと思います。

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『失敗』の受け止め方

私の今の職場のポジションはなかなか忙しく、とても実務修行のやり甲斐があります。
何の失敗もなくスマートに仕事をこなしていけたら勿論カッコイイとは思いますが、失敗から学ぶことは意外と大きく、失敗したときにどのように立て直すかを知ることの方が実は大事なんじゃないかと私は常々思っているので、たまに失敗しても、反省はしますがいつまでも立ち止まって後悔し続けることはしないようにしています。キリッ!
(一応つけ加えておくと、決して開き直りもしませんが・・・)
そんな経験の繰り返しの中で、強いハートを養うことも修行の一つと捉えています。

異なる空間

大自然『オフィス』というギャップのある異空間を、自分のタイミングで行ったり来たりしながら、より多くのことを体験し学んで生きていける今のこの環境を、とても有り難く幸せに思います。
フィールドの違ういろんな分野の人の話を聞くことで情報の幅が広がり、そのときは「へぇー、そうなんだぁ・・・そんなものかなぁ・・・」ぐらいにしか受け止められなかったことが、後から自分の心に大きく響いてきたり、受け入れられない意見だとしても意図が理解できたりと、自身の中で噛み砕くまでのタイムラグがあるという事実を知ることもできるので、異種・異文化の交流というのは大事だなと実感しています。

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特別なボトル

次回の訪問は6月の週末を予定しているのですが、ワイン葡萄の栽培作業次の工程を体験するのが今からとても待ち遠しいです。
エコビレッジで今年度の会費を支払うと、昨年エコビレッジで収穫したワイン葡萄で造ったスパークリングワインを貰いました。
王冠キャップがついたグリーンのハーフボトルには、小さな可愛いステッカーが貼ってあり、オリジナリティーが際立っていました。
特別な1本なので、素敵なタイミングで味わいたいと思います。

新たな展開

エコビレッジには来月以降、外国人の若者が仲間入りするとのことで、次回は英語メインの会話になりそうです。
自分も久しぶりの英会話にドキドキですが、コミュニケーションをとる上での語学の大切さ実感するであろう娘の姿その後の変化を目にするのも、また楽しみの一つです。


エコビレッジ情報  http://ecovillage.greenwebs.net

ワイン体験レポートシリーズ

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ワイン体験レポート「4月」 Vol.1

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待ちに待ったスタート

2017年4月15日(土)から娘と一泊二日エコビレッジにお邪魔し、ワイン葡萄の栽培作業に参加しました。
昨年の11月に2017年度の栽培に向け、ワイン葡萄の不要な枝やツルの剪定作業をして以来の作業で、このスタートをずっと楽しみにしていました。
この地域の春先の気候は不安定で、暖かくなってきたかと思えば翌日は雪が降ってみたりと、なかなか読むのが難しいのですが、エコビレッジ滞在1日目は良く晴れた暖かい天気でした。
前回もそうだったのですが、私がワイン葡萄の栽培作業に参加するときは1日目が晴天に恵まれており、何やらとてもラッキーでイイ感じです。

頑固な木たち

一冬、深い雪の下で寝かせられ、すっかり地面に這いつくばった状態のワイン葡萄の木を起こし、葡萄棚の一番下のワイヤーに枝を麻紐でくくりつけ、ワイン葡萄の木の先端の長いツルをワイヤーに巻き付けるという、棚上げ作業をしました。
枝やツルが上を向いていたとしても、横に張られたワイヤーに沿うように向きを変えてあげながらくくりつけていくのですが、ずっと同じ姿勢で雪の下にいたワイン葡萄の木たちは固まったような状態で、しかもみずみずしくないので、そう簡単にはいうことを聞いてくれません

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レクチャーと応用

メリメリはいいけどバキッはダメ』というアドバイスのもと、枝やツルを折ってしまわないように注意して、少しずつしならせながらワイヤーにくくりつけ、巻き付けました。
麻紐を結ぶ作業があるので薄手の軍手を着用し、手順を教わりました。
本当ならば「おとこ結び」というほどけない結び方で結ぶのが好ましいのですが、レクチャーを受けてもその結び方がすぐには上手にできず、その習得にせっかくの作業時間を費やすのは勿体なかったので、最終的に「ほどけないような固結び」で作業を実施することになりました。

アートな充実感

ほどけないように必死に紐を引っ張って固結びをしていたので、指にマメができて痛かったのですが、途中から「ワイン葡萄の栽培作業」というよりも、いかにバランスよく美しく枝やツルを針金に結び付けて仕上げるかという「アート作品を手掛ける」ような感覚を楽しみながら、自分とワイン葡萄の木たちだけの世界に没頭し黙々と作業に取り組みました。
葡萄の芽が出る前に全てのワイン葡萄の木を棚上げしなければならなかったので、人手と時間を有効利用することに重きを置いた選択正解だったと思います。
その日は予定していたよりも多くの葡萄の木を棚上げすることができ、自分がした仕事の仕上がりにも満足できたので、ちょっとした職人気分も味わえた充実したひとときでした。

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新たに得たもの

このところずっと仕事が忙しくてとても疲れていたのですが、「疲労に負けて自分のやりたいことを諦めたくない!」と、気力と勢いで強行した今回のワイン体験でした。
広大な自然の中で感じるすがすがしさと、新たな体験から得た知識と自信に、多少無理してでも参加して良かったと思いました。
作業の後は、みんなで遅めのおやつタイムをとりました。
北海道産の上質の小豆を使用してエコビレッジお料理上手なスタッフが作った特製おしるこを頂きました。
疲れた体に程良い糖分が染みわたり、その後の自由時間は早々にお布団を敷いて一人お昼寝タイムに入りました。
身体を動かした後ということもあり、短時間でしたがとても気持ちの良い仮眠をとることができました。

賑やかなメンバー

エコビレッジではオーナーや以前からのスタッフに加え、長期スタッフの若者がこの春から二人仲間入りし、ますます賑やかになりました。
その日の夕食メニュー野菜たっぷりのトマト鍋、タコの酢味噌和え、塩麹使用のナムル、枝豆ご飯、お隣(といってもけっこう遠い)の農家さんの林檎でした。
「人が作ってくれる食事って最高だなー」としみじみ思いながら、とても美味しく頂きました。
新しく加わった若者二人は、専門業界でキャリアを積んできていたり、アラスカ留学という珍しい体験をしていたりと、それぞれ引き出しが多そうで、今後いろいろお話をしていくのが楽しみな感じがしました。

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白熱のトランプ大会

食後は娘のお願いに若いスタッフの方々が付き合ってくれ、トランプ大会となりました。
とりあえず基本に返って「ババ抜き」から始めたのですが、みんな何気にポーカーフェイスが得意ではないようで(特に私と娘が酷かったのですが・・・)ジョーカー持ってますアピールがこんなに出ていていいのか?!」というくらい情報ダダ漏れ愉快なゲームになりました。
その次に「神経衰弱」をしたのですが、1巡したら並んでいるカードをごちゃまぜにして配置の記憶を台無しにするという「鬼のような特別ルール」が行使され、けっこう真剣で白熱したゲームとなりました。
次回はお酒とおつまみも持参して、グレードアップしたトランプ大会ができればと思っています。

オーマイガッツ石松な私

次の日の朝食はいつも恒例のふわふわパンケーキ挽き立てのコーヒーを頂きました。
オーナーが用事で隣の市にある観光地まで行くということで、いつものバス停ではなくその観光地まで車で乗せて行ってあげると言ってくれたので、「たまには観光地を散歩してから帰るのもいいかな」と思ったのですが、今回はなるべく簡単な荷造りにしようと作業用の長靴のままエコビレッジに来ており、「観光客であふれるお洒落な街をこの長靴姿で歩くのはさすがに恥ずかしい・・・」と思い、いつも通りバス停まで送ってもらうことにしました。
「なんでこんなときに限って長靴で着てしまったんだ!」と、全くもってオーマイガッツ石松な心境でした。
オーマイガッツ石松←言ってみたかっただけ)

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次回への心構え

ワイン葡萄栽培の指導をしてくれている地元のワイン醸造の見通しでは、次の工程は6月ぐらいになりそうとのことだったので、次回の訪問は6月の週末を予定しています。
今から待ち遠しいです。
それまでに、もう少し体力がついているといいなと思います。
次回からは「作業用の格好のままで必殺スッピン」という手抜きをせずに、靴と洋服とお化粧道具の用意はちゃんとした状態で訪れたいと思っています。
「オーマイガッツ石松!」このフレーズ、なんか好き・・・)

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気持ちを新たに

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『考え方の違い』について思ったこと

先日、大量の仕事をいかに効率よくこなせるかと自分の中でいろいろと考えた上で思い切ってした提案に対し「仕事の効率だけを重視して、お客様目線で考えていない。」という発言が前任者からありました。
物事の考え方は立場や経験などによってそれぞれ違うのが当たり前なので、反対意見が出るのはもちろん承知の上でしたし、絶対に押し通したいという意見ではなかったので、却下されても自分の中で問題はなかったのですが「お客様目線で考えていない」という言葉が出てくるとは思っておらず、正直その言葉をとても残念に思いました。

いろんな見解

お客様を相手に仕事を進める上で、効率よく仕事を進められないということはお客様にそのしわ寄せがいくということであり、そうならないように効率のよい仕事の進め方を考えるということは「お客様の為」に繋がります。
見解の相違が生じるのは「お客様の為」にどの項目に重きを置いて何を最優先させるかの選択が違うだけで、決して「自分の意見ややり方と違う=相手が間違っている」ということにはなりません。
いろんな見解で意見が割れても、最終的に方針を統一して取り組み方を決定すれば良いだけの話で、他の意見を否定や批判する必要などないだろうに…と本当に残念に思いました。

比較することの難しさ

自分が「全く困難ではなく、簡素化の必要などない」と思うからといって、「全ての人がそう思って当然なはずだ」という考え方も、私は残念に思います。
Aという案件だけをデスクで処理し続けられる状況の人と、外回りや窓口業務や電話対応に追われて、前者と同じ量のAという案件をなかなか処理し続けられない状況の人では、もちろん処理の進み具合が違ってきます。
その結果を見て前者はその日のうちにクリアできたから「デキる人間」後者はその日のうちにクリアできなかったから「デキない人間」と、安易には言えないんじゃないかと思います。

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一歩引くという本当の意味

また、自分との立場や環境の違いを考慮しないで他人に「このぐらい普通にできますよね?!」というような発言を不用意にすることは、相手に不愉快な印象を与え、誰かのプラスに繋がるとは考えにくくむしろ危険な行動なので、基本的にしない方がマナーとしても良いと思います。
言葉というものは発した側の意図よりも受け取った側の解釈で決まってしまいますから、注意深く選んで発することも必要です。
私はそんな発言を2日間連続でされ反論すべき『理にかなった主張』はありましたが、自分の中で絶対に譲れないような事柄ではなかったので一歩引き自分が同じことをしないようにと、再認識するきっかけとして受け止め、やり過ごすことにました。
反論しないこと非を認めることだとは限らないものです

年齢と役割

年齢を重ねることで、アグレッシブに相手を自分の主張で完全に論破しようとする姿勢だった血気多感な時代の自分よりも、(当たり前ですが)人間的に成長できていて良かったと思いました。
私がまだ相手への配慮や考え方が未熟だった頃、私の一方的で相手の意見を受け入れない主張に対し、我慢をして一歩引き、譲ってくれた大人がきっといたのだろうから、自分がそれなりに年齢を重ねた今、今度は私が一歩引いて譲る大人の役目を担うことで世の中の役に立つ番なのかもしれないなぁ・・・などと思いながら、苛立つ気持ちを抑えて、職場での良いニュースを喜ぼうと気持ちを切り替えました。
(残念な発言に我慢はしても、カチンときている時点で私もまだまだ人間的に未熟です・・・)

おめでたい昇格のニュース

4月に私の上司が昇格するという嬉しいニュースが届きました。
職場ではバタバタしていたので、まだお祝いを言えていませんが、社会で輝く女性の代表として是非とも活躍し続けて頂きたいと思うと同時に、そんな素敵な女性上司の元で働きながら学べることを有り難く思っています。
いつも忙しく仕事に追われている先輩昇進が決まったとのことで、ハードな状況で仕事を頑張ってきた日々が報われたのだと思うと、本当に良かったと思います。

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恵まれている私

上司と先輩には、3月に職場で私のお誕生日のお祝いをしてもらいました。
出逢ってまだ3か月も経っていない私の為にしてくれた、その優しさ溢れるサプライズとても嬉しかったです。
大きな組織であればあるほど対人関係のストレスは避けては通れませんが、私は上司と先輩にはとても恵まれているのだから、日々の小さな苛立ちは忘れる努力をし、雑念を捨ててとにかく仕事に励もうと改めて心に決めました。
もちろん全員に同じように、礼儀正しく接していくつもりです。

『謙虚さ』の重要性

仕事が思うようにこなせない日々の敗北感で、先週は自分の気持ちが腐りそうになっていた気がします。
(小さなことで腹も立ちましたし・・・)
なので4月からは、今一度初心に戻り忙しさやネガティブな感情に流されず、常に謙虚さをもって臨むべきだと思っています。
私を認めて採用してくれた上司恥をかかせることなく、ちゃんと恩を返せるような働きをするべく、しっかりと気持ちを新たに引き締めて頑張ろうと思います。
4月は恐ろしく忙しくなるとのことなので、今まで以上に気合をいれなくては。
「義理と礼儀を失くしては人間おしまいだ」と、現在100歳の祖母に教わりながら私は育ったので、口先だけで終わらせないようにしたいです。

『気にしてなんていられない』

先日受けた定期検診の結果も順調で、右手の怪我のギブスもようやく外れ、自分も家族もみんな健康で、私は十分幸せなのだから、残念な出来事にいつまでも構ってなんかいられません!
(それに、もっと精神的にも成長しないと・・・)
そんな私は、テイラースイフト様の「シェイク・イット・オフ」を聴いて気分を上げます。
昨年CMソングとしても流行った歌なので皆さんご存知でしょうが、『嘘つきは嘘つくし、嫌う人は嫌うし、意地悪な人は意地悪だし、そんなの相手にしてたらキリがない。いちいち気にしないで私は進むのみよ!!』という感じの歌詞です。
ストレスを吹き飛ばして元気になりたい方に是非おススメです

みんなそれぞれ明日から、新年度をポジティブにスタートできますように・・・