『過去のブログ』を振り返る Vol.5

ブログを始めた頃の記事を、現在の書式スタイルに編集して掲載し、皆様にぜひご覧頂きたいと思いました。
どうぞよろしくお願いいたします(^^)/

Vol.7『バランスボールと二度目の成長期』


憧れの身長

私は近年『二度目の成人式』ならぬ『二度目の成長期』を迎えています。
普通ならば、だいぶ大人になってからは年齢を重ねるごとに徐々に縮んでいく身長が、この2年で3センチも伸びたのです。
ずっと154センチという小柄な身長『可愛らしさ』として、40歳を過ぎてもしれっとアピールし続けていましたが、今は憧れだったいわゆる標準身長(私の世代ではそうだったと思われる)157センチのボディを手に入れました。
自分が157センチだと知ってから、私は嬉しさのあまり背筋を伸ばして姿勢良く自慢げに歩くようになりました。
 

成長の理由

身長が伸びたのは、バランスボールに座る生活に切り替えたことと関係があるのではないかと私は睨んでいます。
ソファーや普通の椅子に座るのとは違い、バランスボールは体の重さを吸収して変形するので、重力によって背骨がギュッと詰まることなく座っていることができ、腰への負担軽減されているように感じます。
つい猫背になっても、姿勢が変わるとバランスボールが動いて体重が掛かる点と角度が変わるので、背中を丸めながら背筋を伸ばすストレッチをしているような状態で気持ち良く座っていることができます。

バランスボールの凄さ

本来ならば、バランスボールは様々な運動に取り入れながら活用されるべきものなのでしょうが、私の場合はバランスボールを使って特別なエクササイズをする訳でもなく、ただソファーや椅子の代わりにして足をしっかり床に付けた楽な状態で座っているだけです。
それでも、姿勢が変わって体の中心がズレる度、インナーマッスルが自然と働いて体の芯を真っすぐ保ち続けるというトレーニングになっているようで、「何の苦労も感じないまま、知らない間に身体が鍛えられているなんて素晴らしい!」と、バランスボールの素敵すぎるシステムに心から感謝しています。


身長と体重

バランスボールには大・中・小の3種類のサイズがあり、大きすぎると床に足がつかずグラグラして安定感に欠け、小さすぎるとテーブルとの高さが合わず暮らしづらくなってしまう為、私は中くらいの直径50~55センチぐらいのものを使っています。
ツボ押し効果も考えてボツボツがあるバランスボールを使用していたのですが、最近は体重の増加によりすぐにお尻が痛くなるので、通販でノーマルなものを購入し「身長が3センチ伸びたんだから、体重だって増えて当たり前だよねー!」と、明らかに比率が合わない増加体重をサラリと流し、体重計を部屋の隅にそっと押しやりました。

『物忘れ』と『物持ちの良さ』

ノーマルなバランスボールが届いたのですが、忙しくしていた私はすぐに利用せずに「今度にしよう」と片付け、何か月後かに「いい加減、新しいバランスボールに変えようかな・・・」と購入したバランスボールを出そうとしました。
ところが、片づけた場所を思い出すことができず、張り切ってスペア用と2つ購入したのに、未だに1つも利用できておらず、新品のバランスボールは今も家のどこかで箱に入ったまま待機中です。
そんな訳で、私は今も慣れ親しんだボツボツのバランスボールのお世話になり続けており、物持ちが良いのでこのまま何年も使い続けるのだろうと思います。

私の野望

私は「ヒラキ」という通販サイトで、1個780円(税込み842円)のバランスボールを購入しました。 ※2018年8月現在は1個680円(税込み734円)と、更にお買得になっているようです。
大きさは直径55センチで、カラーはピンクとブルーがあり、空気入れポンプも付いている親切でお得な商品なので、バランスボールが気になっている方、試してみたい方に役立つ情報になればと思います。
あわよくばこの調子で160センチぐらいまで成長し、今までとは違う視界の生活を送るという密かな野望を胸に、私の(ただ座っているだけの)バランスボール生活は今日も続きます・・・


Vol.8『昭和の死語への愛』


昭和好きな私

私は昭和時代が大好きです。
謡曲もテレビ番組も映画もアニメも、それらが醸し出すレトロ感も、育児環境も、今ほど便利ではなかった通信環境や電化製品も全部大好きです。
昭和時代の私はまだ子供でしたが、いろんな面であの頃の方が単純で面白味があったように思います。
私は昭和の言葉が特に好きで『ザ・昭和』的なフレーズを聞くと心をくすぐられ、気になって仕方がありません。
それは随分と前から「死語」と言われ廃れ果て、現在使用すると周りに引かれてしまう言葉ですが、私にとっては常に魅力的で、思わずワクワクしてしまう言葉なのです。

突然の『ボイン』

先日、大人の女性が集まる『起業家との勉強会』に参加し、ランチタイムの雑談で『SNSはプロフィール写真が巨乳だと確実にアクセス数が増える』という話題になりました。
「ボインってやっぱり人気があるわよねぇ。」
「いつの時代もボインの需要って大きいのね。侮れないわ。」
「やっぱり、ボインは男性の憧れなのかしらね・・・」
「いやいや、っていうか『ボインの需要』って何?!その表現、どうなの?!」
「やだぁ、そもそも『ボイン』って死語じゃないの!」
「ホント!昭和の言葉!死語よ!」
「そもそも『ボイン』って言い出したの誰?!」
と、ちょっと面白い展開になりました。


『死語』と『言っちゃった感』

昭和を愛する私は、知的でエレガントな大人の女性たちの会話に『ボイン』という昭和の死語が飛び交う状況と『言っちゃった感』いっぱいに慌てふためく様子を見ると、なんだか嬉しくて楽しい気分になりました。
何ならこの際『サタデーナイト』『ボインのカワイコちゃん』『ディスコでフィーバー』『オレッチ』『ナウいハンサムボーイ』『なんちゃって』と死語の王道を極めたワードを羅列し、鳥肌が立つような『ダサイ』発言をしてみたくなりましたが、そのお洒落な大人の女性グループから追放されて勉強ができなくなるのは避けたかったので、私は必死に我慢して愛しい死語たちを飲み込みました。

玉砕する40代

ナウいいう言葉がまた流行ったらいいなぁと思っている私は、過去に何度も若者との会話にわかりやすいくらい強調してその死語を使ってみたのですが、私が40代の為「あ、この人きっと死語だって思ってなくて普通に『ナウい』とか使っちゃってるんだ・・・オバサンだし、痛くて気の毒だから傷つけないようにそっとスルーしてあげなくちゃ・・・」と、全く突っ込まれることなく、逆に可哀相な感じで気を遣われるという、とても残念な結果に終わってしまいました。
それは私にとって、とても『ガビーン』まいっちんぐなことでした。

繰り返される流行

私は、若者の間でも敢えて昭和の死語を使うことが流行り、また昭和の素敵な世界観で世の中が満たされることを期待しています。
平成生まれの人が昭和の歌、映像、本などを知り「なんかこれ、凄くイイ!」と感じることがあるように、良いものはやっぱり良いし、魅了されるものです。
時代と流行は繰り返されるのが世の常なので、ファッション、文化、ダンスなど、とにかく様々なものに昔のニュアンスが取り入れられる流れの中、いつの日か堂々とナウいというような『死語』が当たり前の会話に登場するようになるのを心待ちにしています。