『実務の修行』 はじめました

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起業の勉強

今年の9月から起業の為の勉強をはじめ、幾つかのセミナー創業スクールに参加した。
どの講座も私には初めての分野で興味深く、起業の為の基本準備マーケティングについての考え方を学んだりした。
最終的に数字を入れた創業計画書を実際に作成してみて、漠然としていた起業のイメージが少し具体的にわかってきた。

足りない経験

同時に、自分には起業する為に必要な知識経験があまりにもなさ過ぎるということに気が付き、自身で起業する前にまずどこかの企業で就業して、事業をしていく上でしなければいけないことや知識を身につけるのが先決だと、少し前から就職活動もしていた。
職業安定所派遣会社に登録したり、求人サイトでまめに検索したりと広範囲にアンテナを張って、なるべく自分が勉強したい事柄とマッチする条件の就職先を探した。

絶好のチャンス

私は編集、出版、広告、企画、運営にとても興味があったので、それらのいずれかに携われる様な職を探していた。
この度、御縁があって就業することになった職場はHPの編集文章の作成をし、イベントの企画と運営にも多少携われる業務内容だったので、正に実務経験を通して学びたかったことを勉強できる絶好のチャンスだと思えた。

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初めてのパターン

今までの経験から私としては、職場で周りの人たちにいろいろと教わりながら段々と仕事を覚えていくイメージだったのだが、前任者が今年いっぱいで退職するということで3日間しか引き継ぎ期間がない上に、その部署は私が1人で留守番をする状態が多く、頼れる人が常に側にいる訳ではないという環境だった。
こういったハードなパターンは初めてで、物凄い勢いで全ての仕事を覚えなければならないということにプレッシャーを感じた。

震える現実

とても興味があったHPの編集の仕方をサラッと教わると「あとはマニュアルを見て頑張ってこなして下さい」と言われ他の業務の引継ぎに移り、ほぼそんなペースでたくさんの引継ぎが次々と行われた。
受付業務も兼ねるポジションなので、組織全体が手掛けている仕事はもちろん、どの部署がどんな仕事を担当しているかなども把握しなくてはならず、自分の部署以外のことでも覚えることが多いという現実に軽く震えた
でも、普通は引継ぎなんてこんな感じが当たり前で、私の今までの環境が甘かっただけなのかもしれないとも思った。

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本気の詰め込み

もうこうなったら、きっちりと早く覚えるしかないと腹を決め検定受験前のようなテンション集中勉強モードに意識を切り替えた。
引き継ぎ研修は今月の22日、26日、27日の3日間で、間に23~25日の三連休を挟んでいたが、毎年恒例の我が家のクリスマスイベントを今年は研修が終わるまで延期して、企業のパンフレットや小冊子を読み込んで事業内容の全てを把握できるようにし、教わった仕事の流れと手順を復習してなるべく頭に入れる為に時間を費やした。

ドキドキの年明け

26日、27日も大量の業務引き継ぎで時間があっという間に過ぎてしまい、結局教わり切れなかった仕事がまだ幾つか残っている状態で、年明けから前任者に代わって業務に就くことになった。
マニュアルを頼りに手探りでこなしていかなくてはならないので、年明けからがちょっと怖いような気もしているが、度胸と応用力でなんとか乗り切ろうと思う。

大事な知識

今回お世話になる企業には、自分が今までセミナー参加資格取得でお世話になっており、将来自身で起業するときも関わっていくことになると思うので、何だか本当に創業の勉強の延長実務経験をさせて貰えているような感覚でもある。
事業主になった際に受けられる支援や、利用できる地域組織のサービス内容や関わり方を熟知することはとても大事な知識になると思う。

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繋がるべき御縁

面接を受けたときに上司や先輩社員に初めて会ったのだが、私はそのとき何となく不思議な親近感を感じていた。
カッコいい女性上司面白くて優しそうな先輩も何だか私は好きで、同じ部署で少しでも役に立てるような仕事のこなし方をしていきたいと思った。
きっとこの職場にも人々にも、繋がるべき御縁として導かれたのだと思うので、私はこの御縁に感謝ベストを尽くして実務経験を重ねていこうと思う。

大きな変化

そんな訳で、私の今年の大きな変化は外の世界に出て自分の目標に向かい進みだしたこと、そして社会復帰してフル勤務で実務修行をはじめたことだ。
自身の為の勉強をはじめたことでブログ開設をすることにもなり、またいろんな不思議な御縁ワイン葡萄作りに参加するチャンスにも恵まれ、とても良い経験を重ねている。
昔から占いではいつも「大器晩成型」と出ており、自分でも何故かずっとそんな感じがしていたので、今後も良いことがたくさん起こり続けるような気がしている

皆様にますますの幸せが訪れますように。
どうぞ良いお年をお迎えください。