活かされる経験

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本格的なスタート

昨年末の3日間の引継ぎ研修も終わり、いよいよ新年から本格的な仕事が始まった。
まだ2日間の勤務だが、その感想は「楽しい!とにかく楽しい!」だ。
勤務初日から、課で一人きりで留守番をするという恐ろしい時間があったり、緊張でアワアワして余裕が持てず、帰宅後は倒れそうなくらいぐったりと疲れていたが、何だかとても楽しい2日間だった。

もう一つの居場所

スーツ勤務ということを聞いたときは着るものに困ると思ったが、やはりピシッとスーツを着て、社会の中にある自分の居場所で自分の職務をこなすという日常は、今まで長年なかった新鮮な刺激となり充実感を感じさせてくれる。
独身の頃に働いていたときは、自分で選択した好きな仕事ではあっても「お金を得るための手段として働く」という現実のもと「義務」のような感覚で働いていた。
もちろん生きていく上で働いてお金を得るということは必要かつ大事なことだが、今はそれよりも「将来の夢の為の修行をさせてもらえている」という感覚の方が強いので、不思議と早出も就業時間が過ぎてからの雑務も苦にならない

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身近な敵

小学四年生の娘には「最初は何でも楽しいのよねー。でも段々と飽きて嫌になってくるものよねー。」とシビアな意見を言われた。
起業の勉強を始めてからよく「本当の敵は身近にいて、身近な人間ほど足を引っ張るものだ。」という言葉を聞いていたが、「なるほど、こういうことか。」と思った。
確かに娘の言うことは当たっているのかもしれないが、とりあえず今は新人気分を満喫して張り切っていたい

初めての通勤ラッシュ

私は過去に満員電車での通勤をしたことが一度もなく、働いていた頃は徒歩通勤だったり、電車通勤でも出勤時間が遅かったので通勤ラッシュとは無関係の環境だった。
そして今、初めて通勤ラッシュの満員電車を経験し、朝から体力を奪われている。
自宅から一番近い公共交通機関は路面電車だが、通勤ラッシュで15~20分ぐらいギュウギュウになってしまうので、少し遠いがマイペースで地下鉄まで歩いて2~3分だけ満員電車に我慢する方がマシだし通勤時間も短縮になると思い、朝から結構な距離を歩いている
この通勤が今のところ一番の疲れの原因となっている気がする。
その内この通勤状況で体力がついて、少しでも痩せることを願っている。

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気になる腰痛

今までは家でずっとバランスボールに座っていたので腰痛もなく身長が伸びて喜んでいたのだが、長い時間ほとんどずっと椅子に座っての勤務は腰が痛くなり腰痛対策を考えなくてはいけないと思うと共に、40代にしてせっかく3センチも伸びた身長が縮んでしまわないかと心配している。
今どきはバランスボールOKな職場もあるようだが、長い歴史のあるお堅い職場では、どうひっくり返ってもそれがOKになる訳がない

メルカリ―ヌな私

今回、仕事で必要なスーツや定期入れなどを購入するのに、得意の「メルカリ」というアプリを利用した。
私は目ざとい「メルカリ―ヌ」なので(メルカリ上手な自分のことを勝手にそう呼んでいる)新品・未使用のアイテムを何点かゲットした。
『新品、ゲットだぜっ!』である。
アパレル業に従事していたので、ブランドの大まかな特徴、生地や縫製の良し悪し、手入れの仕方、お直しの仕方などの知識が多少あり、洋服などの品定めをする際に役立っている。
ファッションが大好きで、幾つになってもお洒落番長でいたい傾向にあり、ついデザイン性の強いものに目がいってしまい、自制しつつ堅実な選択をするのが意外と大変だった。

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8キロも・・・

こんな風に、自分の経験から得た知識が日々の生活の中で役に立つのは嬉しいものだ。
以前はスポーツクラブで、アクアビクスやらフラダンのクラスに参加してのんきに楽しんでいたが、こちらに移住してからはあまり家から出ておらず食べ物が美味しいということもあり8キロも太ってしまい、ほとんどの洋服を自分で直して着ていた。
スーツのジャケットに関してはお直しにも限界があり、ボタンをしめて着られるものが1着しか無くなってしまっていたので、今回の買い物では本当に自分の知識「メルカリ」に助けられた。
お得な買い物ができ、自宅まで配送してもらえる「メルカリ」は、非常に便利で助かるシステムである。

興味のある方はこちらをどうぞ。
  メルカリというアプリ - ~Many kinds~ いろいろだからオモシロイ

役立つ経験

私の仕事にはカウンターでの来客応対やお客様への電話連絡も含まれているのだが、「お客様絶対第一主義」厳しい百貨店でみっちりと接客の礼儀作法を教わった経験が役に立ち、自然にこなせていると思う。
金融機関に従事していた頃の経験は、今の職場で数字を打ち込んだり、書類をチェックしてお預かりする業務に役立ち、法律事務所に勤務した経験は資料を読み込んで頭に入れる際に役立ち、動物と一緒に働いた経験は犬好きな女性上司とのコミュニケーションに役立ち、育児の経験は小さな女の子がいる先輩との共通の話題に役立っていると思われる。

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導かれた場所

自分が今まで積み重ねてきた全ての経験が、今の仕事では自然と役に立っていて、今の自分のポジションはまるで「自身の業務経験のまとめ」をしながらスキルアップをする為の場所のような気がしている。
自分が身を置くべき場所と、関わるべき人たちのもとに導かれたように思えて嬉しくなる。

動物好きの御縁

今思うと、面接のときに女性上司から「犬と一緒に働いていたとのことですが、ご自分でも犬は飼っているんですか?」という質問が出たときから、何となく私はその女性上司の人柄好感を感じていた。
オーストラリアにいたときもそうだったが、動物好き同志不思議と心が通じ合いすぐに仲良くなり、そこからいろんな人脈とチャンスに繋がったりする
あちらでレース犬トレーナーのアシスタントとして働くことができたのも、ボランティアで働かせてもらった動物園の職員の紹介という動物好き繋がりだった。

「共感」と「理解」

「動物」でも「ワイン」でもその他いろんな趣味でも、同じ「好きなもの」で繋がる御縁はポジティブなベクトル生産的な方向へ進んで行くように思える。
「共感」「理解」は、人と人との繋がりや絆を強くするのだろう。
そんな全ての御縁を大切にし感謝しながら、目の前のことを着実にこなして生きていこうと思う。
連休明けの仕事が楽しみだ。