『実務修行』が6か月過ぎて

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6か月分の成長

昨年末の研修から始まった、私の『オフィスワーク』の実務修行が無事6か月を過ぎました。
最初の頃は久しぶりの勤務初めてのオフィスワーク緊張しまくりで、目の前の仕事をこなすのが精一杯の毎日でした。
少しすると異常なくらい忙しい日々が訪れ、時間内に仕事をこなせずに、負け犬気分お腹いっぱい味わいました。
その後は段々と状況が落ち着き、全体の流れを理解する余裕ができ、仕事の仕方を少しずつ自分流のスタイルに変えて、進行状況をきちんと把握できるようになり、0からスタートして6か月間『実務修行』に値するくらいの妥当な成長はできているように思えます。

憧れの仕事

新しくできるようになったことが増える度に自信がつき、この『実務修行』充実していることを実感できます。
新しい仕事のチャンスをくれる上司と、自分の時間を割いて指導してくれる先輩のお陰です。
オフィス内にはいろんなセクションがありますが、より幅広い業務内容の今の自分のポジションに就くことができて本当に良かったと思いながら御縁感謝です。
私にとって、とても興味深い企画があるのですが、私の現状ではあまり携わることができないので「もっと実力がついて、いつかあんな企画にも携われるようになれたらなぁ・・・」夢見たりもしています。

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1年後の理想像

教えてもらって身についたいろいろな仕事は、慣れるまではどうしても時間がかかるので、7か月目のこれからは処理のスピードをテーマに『実務修行』をしていきたいと思います。
来年またあの恐ろしく忙しい時期がきたら、初めてのことでアワアワしていた今年と比べて、どれだけ迅速かつ正確に仕事がこなせているかを比較するのが今から楽しみです。
『効率よく合理的に時間内にサラッと業務をこなせている自分』実務修行を始めて1年後になっていたいと思う理想像です。 フフフフフ。

厳しい現実

6か月間鍛えられたお陰で、通勤の満員電車の乗りこなし方も身につき、以前ほどは通勤でクタクタにならなくなりました。
家に帰ってからは疲れ果てて、食後は気がつくと眠ってしまっていたのですが、最近はお酒を飲んだりしても尚且つ起きていろんな作業ができるくらいまで体力がついてきました。
『毎日健康で美味しく食べれる』のが一番の幸せだと思っているので、ダイエットなどいっさい考えていませんが、あわよくば『通勤』という毎日のウォーキングで少しでも痩せたらなぁ・・・と思いつつ、増えた10キロもの贅肉はそう簡単になくなるものではないという厳しい現実をそっと見つめている今日この頃です。

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必要な感覚

『戦闘モード』で仕事をしいるうちに、危機管理能力機転を利かせる応用力など、今までのんびり生活してきた中ですっかり忘れていた『仕事に必要な感覚』が徐々に蘇えってきました。
独身時代の仕事では、自分の下にいるスタッフを教育する立場にいたので(といっても年齢は私より皆10~15歳くらい上でしたが)、スタッフが手掛けた仕事の最終チェック完璧にこなすのが私の役目でした。
自分が教育し、最終チェックをしている以上、何か問題が起こったとしたらそれは自分のミスで、責任は全て自分にあると自覚して、常に言い訳なしの仕事をしてきました。

人の上に立つということ

その、注意深さ、正確さ、潔さを要する役割を通し「人の上に立つとはこういうことで、それをきちんとこなすからこそ上下の信頼関係が築かれるものなんだな・・・」と学びました。
ふと職場で、やる気に溢れた新卒の新人さんたちの配属先を見ると、皆それぞれ「この人の下で育ったら伸びない訳がない」というくらい優秀な先輩の下に就いていて、何となく親心的な気持ち「良かったねぇ・・・」としみじみ思いました。
新しく学ぶ人のやる気や仕事の実力、心構え教育する側次第良くも悪くも変わるので、人事担当者の洞察力はさすがだなぁと思いました。

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慎重なチェック

今回、一番下の立場として働き始めた私は「教えてもらいながら、きちんと仕事のチェックもしてもらえて、なんて安心なんだろう。上の人の指示に忠実に従う分、責任をもって守ってもらえるんだから、一番下って気が楽だなぁ・・・」と過去の自分の立場との精神的なギャップ心地良く感じていました。
でも、いつまでもぬるま湯に浸かっていては修行にならないとハッと気付き、実際は上の人にチェックしてもらっても、自分が仕事の最終チェックをする役目だと想定して、今後は責任と緊張感をもって見直すことにしました。
甘い考えで周りに負担を掛けながら働いていたダメな自分反省です。
(このバカタレがっ!このっ!このっ!)

いずれ自分で事業をすることになったら、最終的な責任は全て自分にあるという状況になるので良い訓練
になります。

意味のない謝罪

人間なので残念ながらミスは起こってしまうものです。
だからこそ、その防止の為のチェックが欠かせなく、その役割は重要です。
ミスには内部でカバーできるものと、取引先からの苦情に発展してしまうものがあるので、特に後者のミスに関しては再発防止の対策を練り、注意を払わなければなりません。
そのミスのせいで相手が誰かに激怒され低い評価を受けたり、せっかくの貴重な時間が台無しになったりしたとき、謝罪したところで相手にとっては全く意味がなく、何の解決にもならない大迷惑なことだからです。
『ゴメンで済んだら警察いらない』って、実は凄く真面目な教訓だと思います。

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あてはまる教訓

自分に対して苦情を言っていなかったから相手は怒っていないものと判断するのはとても危険なことです。
「苦情を伝えてきたお客様が1人いたら、同じ気持ちのお客様が他に20人はいると思え。1人は幸いにも苦情を伝えることに自分の時間と労力を費やしてくれたが、他の20人は何も言わずに自分を見切って去って行ったのだ。それは自分が謝罪のチャンスも与えてもらえない程の最低な評価をされたのだと理解しなさい。」と、前の職場で教わりました。
それは普段の人間関係にもあてはめることができる教訓だと思っています。

実は残酷な仕打ち

仕事は仲良く楽しくだけでは成り立たないので、ときに厳しい対応や態度も必要となるのは仕方のないことです。
その厳しさをただの不機嫌な意地悪ととるかメッセージととるかはその人次第で、良い方へ向かうも悪い方へ向かうも結局は全て本人の意識次第なんだと思います。
よく知る間柄で、本当は言ってあげた方が良いとわかっているのに「せっかくの関係が悪くなるから・・・」とか「恨まれると嫌だから・・・」助言も指摘もせず笑顔で『放置』して、なぁなぁにするパターンってよくありがちですが、一見『良い仲間』『味方』のように見えても、実際物凄く薄情で残酷な仕打ちだと思います。

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キーパーソンと『苦さ』

『良薬は口に苦し』で、指摘や注意を聞くのは耳が痛く嫌なものですが、そんな嫌われ役をしてくれるのは自分の非を正してくれる貴重な人だと思います。
無茶や理不尽な行動振り回す厄介な人がいたら、上手く関わる技を身につけることで自分が人間的にスキルアップできるという解釈もできます。
身近にいて何も正してくれない人がいたり、耳が痛いことをズバリ言う嫌な人がいたりすることを考えると、『本当の敵は身近にいる』という説と『自分にとって嫌な人、厄介な人こそが実は人生のキーパーソン』という説に大きく頷けます
(もちろんキーパーソンは親しい人の場合だってあります)
私には圧倒的にパンチのきいたキーパーソンが存在し、そのお陰で大幅に成長できていると思われます。
『学びの喜び』『苦い思い』などいろいろありますが、大人だからこそ良さがわかるビールの苦みワインの渋みのように『苦い経験』もじっくりと味わいながら更なる成長逞しく続けていきたいと思います。
(ビールもワインも嫌いじゃないんで・・・キメッ★ ピーマンだって余裕で丸かじり! イエスッ★)