達成感とか 価値観とか


見え始めた成果

私は今『WEBデザイン』の学校に通っています。
以前から興味がありずっと学びたいと思っていたので、難しい内容でも毎日が楽しくて仕方ありません。
すぐにスラスラと覚えられない私には地道な復習が必要で、理屈も理解した上で自分の言葉で綴り、きっちり頭に入れるという方法をとっています。
かなりの時間と集中力が必要となるので身体的に疲れ、先週は目の毛細血管が切れて白目に血が滲んでいましたが、変わらず全力で励んでいます。
今は『HTML』CSSというプログラミング言語を一から自分で書き込んでホームページを作る『コーディング』を学んでいます。
演習課題に挑戦し、自分のアイデアとリサーチでほとんどの難題をクリアして、スマートフォンにもパソコンにも対応可能なレスポンシブデザインのホームページを作ることができました。
解決策を模索して何度も試してはやり直すという作業の繰り返しの末に完成まで漕ぎ着けた達成感は格別でした。


今すべきこと

使いやすい親切なデザインになるように自分なりのひらめきを加えられたことにも満足しています。
仕上がりの一部をもっと改善できたらなぁと思い、リサーチと試行を繰り返しても結局最後までできなかった箇所が一つだけ残ったのですが、私は学習している真っ只中よりも少し時間が経過してからの方がより理解力と応用力が増すので、きっと後で改善策を見つけることができると思います。
自分との付き合いが長いだけ自身の特性がわかっているので、出だしでバタついて遅れをとっても、いつも通りコツコツと復習を重ねて必要な知識をきちんと自分のものにしています。
私の最大の強み応用力なので、まずは最後まで気を抜かずに基礎を確実に覚え、後に応用力をどんどん発揮していくつもりです。
自分のここぞという時に発揮できる実力を身につける為に、学ぶべき場所で得るべき知識を得る、今すべきことはそれだけです。


困ったアレルギー

今週はアレルギーが発動してしまい、体力的に大変でした。
免疫力治癒力低下しており、アレルギー症状が出ると治まるまでだいぶ時間が掛かることを痛感します。
薬の副作用で頭がボーっとし、薬が切れてくると目と鼻がグシュグシュでけっこうしんどかったので体力を温存する為、学校ではなるべく声を発しなくて済むように人と目を合わせないで過ごしました。
私はいつもポジティブなお声掛けを心掛けていますが、誰とも話さずに過ごすのも別に苦痛ではないタイプなので、周りからは挙動不審と思われたかもしれませんが体力的にはとても楽でした。
もしこれが職場だったら具合が悪くても会話も電話対応も通常通りこなしますが「勉強が目的の学校なので許してください・・・」という感じで暗く静かに過ごした数日間でした。
「こんな時こそしっかり食べなくては!」と栄養のあるものをいつも以上にモリモリ食べていたので、顔は逆にふっくらしています。


大切にしていること

私はコストパフォーマンス(対費用効果・お得感)と同様に、タイムパフォーマンス(対時間効果・時間の価値)も重視しているので、居場所と目的に応じた切替えを大切にしています。
学校にいるときは学びに、職場にいるときは職務に、家にいるときは母親業と自分に必要なこと(学習、趣味、リラックスなど)に専念して時間を使うようにしています。
その為、プライベートでは外部の人たちと関わらず、生活にメリハリをつけるスタイルをとっており、連絡先交換お断りしています。
お断りするときは心苦しいので、できるだけ『掴みどころがなく親しくなろうと思われない雰囲気』をふんだんに出すようにしています。
それでも「除け者にしたら可哀相」という気遣いや強いポジティブ思考で連絡先を聞いてくる人もいたりします。
その場合はより心苦しくて気まずくなるので、今通っている学校では最後まで誰からも連絡先とかお食事会などの話題を振られないことを願っています。(これが不要な心配として終わって欲しい・・・)
私にとってはそういう類のことと、ポジティブなお声掛け他愛のない会話はまったく別物なのです。


仕事のポリシー

また、職場の人たちとプライベートで関わらないのには他にも理由があります。
私には『仕事の評価は仕事で得るもの』というポリシーがあり、プライベートで仲が良いからとか、媚びて気に入られたからとかではなく純粋に仕事での評価を得たいので、特に上司とは近しくならないように若い頃から努めています。
先日、作成したホームページの仕上げで文字揃えをしていて、以前お世話になった女性上司のことを思い出しました。
『読みやすい文章の改行』を常に指示されていたので、私は改行の見直しが今も習慣になっています。
思えば、育児でずっと家にいた私がオフィスワークをする機会を得て 社会復帰し、膨大な量の様々な仕事をこなすことでスキルと自信を身につけられたのは、その女性上司のお陰です。
度胸があり、仕事をバリバリこなす強い女性がいるからこそ女性が活躍できる場所が社会に増えているのだと尊敬の念を抱いていました。
今でも心から感謝しています。
年齢が近かったので仲良くなることもできたと思うのですが、自分の上司なので私は敢えて距離を置くようにしていました。
もうお会いする機会もありませんし、この言葉が届くかはわかりませんが、いろんな状況で伝えられなかった言葉をここに記します。

「 本当にありがとうございました。」