『健康診断』を受けて

  

いろんな想いで

先日、健康診断の結果を聞きに医療機関へ行ってきました。
私は12年前に今住んでいる地域に移住してから生活スタイルが大きく変わり、数年で移住前より15キロ太りました。
ですが、高齢者向けの福祉施設で働き始め激しく動き回る生活を送るようになってから、半年もかからずに8キロ痩せました。
訳あってその仕事を離れて半年程が過ぎ定期健康診断を受けて結果を見てみると、その仕事を始める前と全く同じ体重に戻っていました。
つまり、移住後に15キロ太った状態へと逆戻りした訳です。
自宅で体重を測定し大幅に増えていることは確認済みで「太るのってあっという間だなぁ・・・」と悲しく感じてはいましたが、ピタリと同じ体重に戻っていることに驚きつつ、8キロの贅肉を減らすほどの凄まじい運動量の生活をこの年齢で送っていたことに感慨深さを感じました。


『診断結果』と気になる『アニメ』

私は福祉の勉強で身体の機能や健康について掘り下げて学習して以来『糖尿病』の恐ろしさに怯えていましたが、今回も特に『糖尿病』についての指摘はなくホッとしました。
ただ、以前から高めだったLDLコレステロール(悪玉)の数値が更に増えており、長く寒い冬に自分を甘やかして食べたいものを食べたいだけ食べていた結果が如実に出て「そりゃそうだよね・・・」と思いました。
そんな私は先月、動画アプリで一挙配信されたはたらく細胞のシーズン1、シーズン2とはたらく細胞BLACK』を観ました。
身体を一つの世界とし、体内の細胞をその世界で働く人員として擬人化した物語です。
病気の原因となるウイルス細菌などから身体を守る為にどんな細胞どのような働きをするのかがわかりやすく描かれた学べるアニメで、ずっと気になっていた作品でした。


ブラックな私の血管

はたらく細胞は明るい感じのアニメなのですがはたらく細胞BLACK』は細胞たちが環境の悪いブラック企業で働かされている過酷なストーリーとなっており、健康について真剣に考えさせられるものでした。
LDLコレステロール(悪玉)が多いということは、血管壁に余分な脂質が付着し血管の幅が狭くなることで血液の流れが悪くなっている状態で、アニメでは血管とされる廊下が大量のLDLコレステロール(悪玉)の塊で汚れまくっていて「こんな酷い状態でどうやって身体の隅々まで酸素を運べばいいんだ!」赤血球たちが困惑している描写になっていました。
私は今回の健診結果を見て「正に今、私の血管は粗悪な環境で細胞たちが働きにくいブラックな状態なんだろうな・・・」と思いました。


厳しい風当たり

健診結果の説明をしてくれた年配の男性医師は生活習慣指導に力を入れている先生のようで、私はまだメタボリック症候群には該当していないものの予備軍らしく、まずは「あなたは肥満です」という容赦ない断言から始まり、肥満が健康にとっていかに諸悪の根源となるかという話を懇々とされ『肥満』という言葉を20回ぐらい浴びせられました。
肥満に対する世間の風当たりって厳しいものですね。フッ・・・
話しの途中で先生が「肥満の人は血圧も高くて腹囲もこの通り・・・あ、復囲は問題ないか。」と言った際に、私は一応「血圧も高くないですけど」と訂正し『肥満』という言葉を浴びる回数がそれ以上増えるのを回避しました。
数えきれない人々に生活習慣指導をしているとパターン化した思考確立され、それが思い込み決めつけによる『ベテランの弱点』になりがちなのかもなと思いました。


ゆるい健康対策

冬も終わり、これからしばらくは暖かくて活発に動きやすい季節が続き代謝も多少は増えると思うので生活習慣の改善には調度良いタイミングのような気がします。
ついつい気を抜いて野菜の摂取量が少なくなっていたこと、パン類、麺類、米類などの穀物お酒を飲む際はとらないという自分のルールをしばらく無視してしまったことが敗因として思い当たります。
やはり野菜の摂取は大事なので、さっそく今夜はウドの酢味噌和え茄子と大葉の煮浸しなどを中心に白ワインをいただくことにします。
(と言いながらエビフライも揚げようとしている私)

健康対策頑張るぞー! ムシャムシャ、ゴクリ・・・
↑ こんな調子で大丈夫なのか怪しいものですが (^^;)