健康マージャン 5
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今回はそのサイトの『お役立ち情報』より、楽しみながら脳も心身も元気になれる『健康マージャン』の第5弾です。
「賭けない・飲まない・吸わない」を合言葉に健全な環境で行われる『健康マージャン』は、会話をしコミュニケーションをとりながらプレイすることで脳トレも交流もできる魅力的な健康維持方法です。
世代に関係なく、新たな趣味や更なる生活の潤いをお探しの方々にも参考になればと思い、私が実際に経験して学び得た『健康マージャン』に関する情報をこちらで紹介しております。
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お役立ち情報9
健康マージャン 5
『振聴(フリテン)』というルール
『健康マージャン1~4』ではマージャンをプレイする為の基本知識と、あがる為に必要な『役』を作る際に効率的な『鳴き』というルールについてお伝えしてきました。
今回は、以前『健康マージャン3』でサラッとお伝えした『振聴(フリテン)』というルールについて少し詳しく説明していきます。
■ あがるときに重要となる『 振聴(フリテン)』というルールには下記の3種類あります。
① 『立直(リーチ)』をしている人の場合の『 振聴(フリテン)』
② 『立直(リーチ)』をしていない人の場合の『 振聴(フリテン)』
③ 『立直(リーチ)』に関係なく全員に共通する『振聴(フリテン)』
■『立直(リーチ)』をしている人の場合の『 振聴(フリテン)』
『立直(リーチ)』を宣言した後に自分が欲しい『あがり牌』を他の人が捨てたのに見逃してロンしないでしまうと、自分が欲しい『あがり牌』をまた誰かが捨ててもロンができなくなります。
つまり、その対局では牌山(ハイヤマ)から自分でツモってあがるしかありません。
■『立直(リーチ)』をしていない人の場合の『 振聴(フリテン)』
立直(リーチ)をしていない人が、自分が欲しい『あがり牌』を誰かが捨てたのに見逃してロンしないでしまった場合、次の自分の番が過ぎるまでは一時的にロンできなくなります。
※『立直(リーチ)』をしている場合の『 振聴(フリテン)』とは違い、次の自分の番が過ぎればロンであがることができます。
■『立直(リーチ)』に関係なく全員に共通する『振聴(フリテン)』
ロンしたい『あがり牌』をその対局中に自分が既に捨てしまっていた場合は、『あがり牌』をロンしてあがることができません。
例えば、ロンしたい『あがり牌』が「三萬」か「六萬」という風に2枚ある場合、自分が対局の途中で「三萬」の牌はいらないと判断して捨ててしまっていたら、あと1枚揃えばあがれる『 聴牌(テンパイ)』のときに誰かが「三萬」か「六萬」を捨ててもロンをしてあがることはできません。
※ 捨てたのは「三萬」だけだから「六萬」はロンできるという訳ではなく、『あがり牌』となる牌のどれか一つでも自分がその対局中に捨ててしまっていたらロンができないというルールです。
※ 『立直(リーチ)』をしていない場合は牌山(ハイヤマ)から新たにツモった牌で違う『完成形』を目指し『あがり牌』を変えることで『振聴(フリテン)』を回避できますが、『立直(リーチ)』をしたら『あがり牌』はもう変えられないので自分の番で牌山(ハイヤマ)からツモって自力であがるしかありません。
■ いずれの場合も『振聴(フリテン)』でロンができなくなってしまったら自分の番で牌山(ハイヤマ)からツモって自力であがれば問題ないのですが、うっかりロンをしてしまうと『チョンボ(反則)』となり、罰則として他の人たちに点数を支払うことになるのでご注意ください!
■ 場合によっては『あがり牌』が3~9枚という『多面張(タメンチャン)』になることもあるので、あと1枚揃えばあがれる『 聴牌(テンパイ)』の状態になったら、自分の『あがり牌』をしっかり確認することが大事です。
最初の内は、なるべく単純でわかりやすい『あがり牌』であがれる面子(メンツ)を作るようにして『振聴(フリテン)』を回避するのも一つです。
■『多面張(タメンチャン)』の例
同じ種類の2から8までの牌で連番5枚の牌があったら、その『あがり牌』は3枚になるので『多面張(タメンチャン)』となります。
例えば「三萬」から「七萬」までの連番5枚の牌なら下記のようになります。
① 「二萬」がくれば「二萬」「三萬」「四萬」の順子(シュンツ)と「伍萬」「六萬」「七萬」の順子(シュンツ)ができる
② 「伍萬」がくれば「三萬」「四萬」「伍萬」の順子(シュンツ)と「伍萬」「六萬」「七萬」の順子(シュンツ)ができる
② 「八萬」がくれば「三萬」「四萬」「伍萬」の順子(シュンツ)と「六萬」「七萬」「八萬」の順子(シュンツ)ができる
『チョンボ(反則)』について
『健康マージャン』にも『チョンボ』と呼ばれる反則があり、それに対する罰則もあります。
サークルによって取り入れているルールはそれぞれなので、そんなに厳しくないところもありますが、いくつかの例をざっくりお伝えします。
■ 『チョンボ(反則)』の例
① 上記で説明した『振聴(フリテン)』の状態でロンをしてしまった場合
② あがる為に必要な『役』がない状態であがってしまった場合
③ あと1枚揃えばあがれる『 聴牌(テンパイ)』の状態になっていないのに『立直(リーチ)』をしてしまった場合
④ あと1枚揃えばあがれる『 聴牌(テンパイ)』の状態になっていないのに「ロン」や「ツモ」と宣言してしまい『完成形』ができていない場合
⑤ 『あがり牌』ではないのに間違えてロンやツモをしてしまった場合
⑥ 前の人の順番を飛ばしてしまった場合
⑦ 『鳴き』やあがりの宣言の際に言い間違えてしまった場合(「ポン」をするのに「チー」や「ロン」と宣言するなど)
⑧ 牌の捨て忘れや取り忘れで自分が持つ手牌の数が多くなったり少なくなったりした場合
⑨ 牌山(ハイヤマ)を崩してしまった場合
■ 罰則の種類(軽い方から記載)
① 供託 : 1000点棒を雀卓の親の右側の端に差し出し、その対局を続行する(供託の点棒はその対局で勝った人が貰える)
② あがり放棄 : その対局を続行し、自分の番で牌山(ハイヤマ)からツモることはできるが『チョンボ(反則)』をした人は『鳴き』をすることも『 聴牌(テンパイ)』の状態も認められず、あがることができないままプレイし続け、誰かがあがったら通常のルール通りに点数を支払うことになる
③ 罰符 : その対局は終了となり、罰金として全員に点数を支払う(全員に3000点ずつ支払うなど)
このようなルールが適用される場合があるので、例としてお伝えした基本的な『チョンボ(反則)』に気をつけて快適に『健康マージャン』を楽しんでいただければと思います。
ただ、初心者の内は「慣れていなくてついうっかり・・・」ということはありますから、失敗してしまったときは素直に謝ってルールに従えば問題ないと思います。
『健康マージャン』は「賭けない・吸わない・飲まない」の健康的な環境でマージャンができるというだけではなく、コミュニケーションを楽しみながら脳の活性化や健康維持に取り組む場でもあるので、お互いに対する優しさを持って和やかに過ごせる場所であって欲しいです。
参加者が笑顔で心地良く過ごせるようマナーや場の雰囲気づくりを大事にする方針や、マナーへの言及はなくマージャンをする為ならどんな人と一緒になっても我慢して下さいという方針など、サークルによって運営も様々です。
私は楽しみながら心身ともに元気になれる画期的な『健康マージャン』との出逢いに感動し、このように皆様に情報のご紹介をしてお勧めしていますが、もしも参加して不快な気持ちになりストレスが溜まってしまうようであれば、残念ながらそれは『健康マージャン』ではなく『不健康マージャン』なので、他のサークルなり娯楽なり自分が明るい気持ちで過ごせる場所を探した方がプラスになると思います。
指先や脳のトレーニング方法はいろいろありますが、心と身体に替えはありません。
皆様どうぞご自身の心身を大切にして、穏やかで健やかな日々をお過ごしください (*^▽^*)