
初めての『役満』
昨年末、健康マージャンサークルで『大三元(ダイサンゲン)』という『役満(ヤクマン)』を出しました。
『役満』とは高得点の上がり方で、子が出せば32000点、親が出せばその1.5倍の48000点を取得することができます。
一般的にはそれぞれの持ち点を30000点としてスタートすることが多いので、誰かが『役満』を出すと点数の動きが凄いことになり、けっこうザワつきます。
私は自分が親のときに『大三元』を出して48000点を取得し、次も連続で親のままプレイをして『清一色(チンイツ)』と『一気通貫(イッキツウカン)』という2つの役の複合で『跳満(ハネマン)』を出し18000点を取得しました。
初心者の私にしてみれば、子として『役満』を出すだけでも運を使い過ぎだと感じるのに、親として『役満』と『跳満』を連続で出したことが怖くなり、ツルツルの雪道で怪我や事故のないようにと、その日はいつもよりも注意深く気をつけて帰りました。
無事に家に着くことができ、安心して一息ついていると会社から連絡がきました。
寝耳に水な展開
私は2024年の冬からパソコンのスキルアップの為に学校に通い、3か月で3つの上級資格を取得し、その資格を活かして昨年の春からパソコン講師の仕事を始めました。
既存のパソコン教室で経験を積み、ついには新規オープンする教室を一人で任されることになり、やる気満々で待機していました。
ところが、会社からの連絡は「新規オープンの話がなくなった」というもので、再び既存の教室で働くにも開校時間が短縮され勤務日数も減らされるという、寝耳に水な上に踏んだり蹴ったりの内容でした。
「絶対に新しい教室はオープンさせられるから大丈夫」という責任者の言葉を信じて楽しみにしていたので「話が違う!そんなの納得いかない!」という気持ちは当然ありましたが、昨今の不景気な社会状況ではこのようなことが起こるのも仕方のない流れとも思い、私はなんとか感情をこらえて現実を受け止めました。

現場での成長
せっかく希望が叶って就くことができたパソコン講師の仕事なので続けたいとは思っても、変更された労働条件が私にはどうにも厳しく継続が困難だったので、不本意ではありましたが離職することとなりました。
私がパソコン講師になったのは、自分の知識と技術を活かし役に立ちたいと思ったからなので、職業としてではなくボランティアとして福祉施設などでパソコンを教える機会が持てるなら、それも一つだと考えています。
わかりやすい伝え方を工夫しながらパソコン講師として現場に立つことで得た技術や実績は、そういった活動をする上で大きな自信になるはずです。
生徒の方々からは「何度でも親切で丁寧な教え方をしてくれるから質問しやすい」とか「噛み砕いたわかりやすい説明をいつもありがとう」とか「優しく背中を押して応援してくれるから頑張れる」などの嬉しいお声を笑顔でかけていただきました。
両手いっぱいの宝物
特別に便宜を図るでもお喋りに時間を割くでもなく、純粋にパソコンの指導のみで生徒の方々から得た高い評価は、私にとって大切な宝物です。
私が久しぶりに出勤した際も「また先生に教えてもらえて助かる」とか「会えなくて心細かった」とか「先生がいる日に予約を変更する」というような反応があり、出会ってからの期間が短いにもかかわらず、こんなにも親しまれ信頼してもらえていたと知り感無量でした。
ありがたく誇らしいことなだけに、今回の離職については本当に残念で淋しい限りです。
専門学校とは違い、パソコン教室の講師は就業が短時間だったり、昼と夜のパートタイム制だったり、予約コマのみの就業だったりが多いので、今までまとまった時間と日数で勤務できていたことがラッキーだったのだと感謝し、生徒の方々からいだだいた評価という両手いっぱいの宝物を励みに新たな道を歩もうと思います。

まさかのオチ
ゴルフでは一打目でカップにボールが入る『ホールインワン』を出すと幸運すぎるから周りに運のお裾分けをして厄払いする習慣があり、その資金確保の為の『ホールインワン保険』まであると聞きますが、まさか健康マージャンで親の『役満』と『跳満』を連続で出して大きく運を使った私にもこんな驚きのオチが待っていたとは・・・という感じです。
痺れすぎて滅(メツ)!
負け倒した後で悪いことが起きたら物凄いマイナスだけど、大勝ちした後なら悪いことが起きてもトントンという受け止め方もあります。
もちろん、仕事の進退に関することは決して軽く流すような話ではないですが「そうなってしまったものは仕方がないのだから次の手を考えて進むべし!!」と気持ちを切替えて未来に目を向けられるのは、私の脳が奥深きマージャン的思考に鍛えられ、日々たくましく成長しているからだと思います。
私の未来は私次第
マージャンはあがる為の完成形をつくる過程で、次に自分の手元にどの牌がきてどんな組み合わせになるかがわからないので「あの牌を捨てないで持っていれば良かった」とか「この牌は見限って切り捨てるべきだった」と思う場面が多々ありますが、考え込まずに捨てる牌を素早く見極めテンポ良くゲームを進めるのもマナーです。
様子を見るにも思い切って勝負に出るにも、決断にスピードが求められるので過ぎたことに気をとられている暇なんてありません。
現状をどう捉えてどう動くかが重要で、直感による決断と自分が引き寄せる運によって展開が変わるおもしろさがマージャンの魅力なんだと思います。
今回の寝耳に水な展開が不運なアクシデントとなるか幸運な転機となるかは、きっと私次第です。
新しい御縁に感謝すると共に、私がパソコン教室で関わった生徒の方々が今後も学びやすい環境でスキルアップを続けられることを祈りつつ、これからもポジティブに頑張ります。
自分の直感を信じて幸運を引き寄せマッスルボンバー ★