『福祉の実践』~レクリエーションゲーム~


お正月休み

皆様、明けましておめでとうございます。
『福祉の実践』として修行を始めてから初めて迎えるお正月、私が勤務するデイサービスセンターは大晦日から1月3日までお休みです。
昨年のお正月は、福祉系資格取得の為に学校に通っている最中で10日間の冬休みがありましたが、冬休み明けから連続で実施される試験に向けてクリスマスもお正月も返上して勉強に明け暮れていました。
今回はクリスマスも年末の大掃除もでき、お正月は日々の激務で疲れ切った身体を回復させるべく贅沢に時間を使って過ごそうと思っていたのですが、毎朝40分の徒歩通勤、サウナの中でトレーニングをしているのに等しい入浴介助と風呂掃除、分刻みで絶えず動き回る介護業務をこなす生活にすっかり慣れてしまい、何もしないでいると落ち着かなくて結局こまめに家事をしています。
冬になり、吹雪の中を歩かなくてはならない日もある朝の通勤は苦痛ですが、強制的に運動をする機会がなくなると体がなまり、かえって足腰が痛くなったりして「人間の慣れって凄いなぁ・・・」と感じます。


アイディア勝負

今回は私が勤務するデイサービスセンターで実施されるレクリエーションゲームについて書きたいと思います。
3時のおやつが終わると毎日レクリエーションゲームが行われます。
ゲームの種類は1週間ごとに変わり、介護職員が交代で1か月分のレクリエーションゲームを決めます。
安全性を考え座った状態で行うゲームが基本で、過去に行われてきた既存のゲームと介護職員が新たに考案したゲームを混ぜながら予定を立てるのですが『誰にでもできて楽しめるものでありながら簡単すぎないゲーム』であることが条件となるのでアイディア勝負の仕事です。
片麻痺があって片手や片足しか動かない方、握力が極度に弱い方、車椅子使用の方、全盲の方もいらっしゃるので無理なく参加できる内容にし、事前の説明や練習も別途実施します。
ゲーム内容によって準備にかかる手間と時間も様々なので、それも踏まえて1か月分の予定を立てなくてはなりません。
2月のレクリエーションゲーム担当となった私に、ある日突然『アイディアの神』が下りてきて幾つかのゲームが思い浮かびました。


満足感と達成感

1月31日(月)からの週は節分を含むので、1月のレクリエーションゲーム担当者が既存のお手玉鬼退治』という季節を感じるゲームを準備します。
ペットボトルで作った何体かの鬼にお手玉を投げ、当てて倒すゲームです。
次の週からが私の担当で、「鬼を倒した後は福の神を呼び込もう」という繋がりにし『福よ来い!』というゲームを考えました。
七福神が乗った宝船の絵を2リットルのペットボトルに貼り『宝船』とし、紐をつけた輪の中にセットして倒さないように紐を引っ張って引き寄せるゲームで、片手でも紐が引きやすいようにテーブルの上で行います。
時間と参加人数の関係で二人並んで同時にスタートしますが、あくまでも競争ではなく確実に自分の元まで『宝船』を引っ張ることで「福を引き寄せ縁起が良いぞ!」満足していただくゲームです。
基本的に私は、レクリエーションゲームでは全員に達成感を味わい嬉しい気分になって欲しいので、成功しやすい内容のゲーム選びを心掛けています。
次の週は、既存のゲームをより優しいルールにアレンジして作りました。


新ゲームが続々

既存の『輪投げ』は水を入れて重くした2リットルのペットボトルに直径15センチ程の輪を投げるもので、意外と難しくて全く成功できない方残念そうな顔をしていたので、私は『デカ輪投げ』を考案しました。
水を入れて重くした500ミリリットルの小さなペットボトルを20~30本散りばめて並べ、投げる輪は直径40センチ程の大きいものにします。
2回投げて合計何本のペットボトルが輪に入るかという、ハズレなしのゲームです。
その次の週は『ペットボトル玉乗せ』という新しいゲームで、500ミリリットルの空のペットボトルと外したを10本分と、ピンポン玉10個を使用して行います。
ペットボトルは横にして、蓋とピンポン玉はそれぞれ小箱に入れてテーブルの上に置いておきます。
まずペットボトルを立て、注ぎ口に蓋を逆さまにして重ね、蓋の上にピンポン玉を置くという組み立て作業片手だけで行い、30秒間で何本完成させられるかというゲームです。
完成しても手が触れて崩れたら得点にならないので、最後まで慎重に作業をする集中力を要し、良い脳トレにもなります。


安全確保と禁止行為

最後の週は既存の『紙コップカーリングというゲームです。
テーブルに何本か線を引いて区切り場所別に点数を決め、ゴルフボールにかぶせた紙コップを手で押し出してテーブル上で滑らせ前に進めるゲームです。
ゴルフボールにかぶせた紙コップは3つ準備し、先に滑らせた紙コップに次の紙コップをわざと当てて点数の高い場所へと押しやることもでき、3つの紙コップが最終的にある場所の点数の合計が得点となります。
テーブルから落ちた紙コップは無効となるので力の加減が必要なゲームです。
レクリエーションゲームを盛り上げるにはアイディア快活な司会進行が大事ですが、一番重要なのは安全確保の為の見守りです。
ゲーム席までの移動では転倒防止の為に手を引いたり、すぐに駆けつけて支えられる位置での見守りを行ったりします。
ゲーム中、椅子から転落しないように見守る際は「落ちないように腰を押さえてあげればいい」と安易に利用者の方の身体を押さえることはできません。
その行為は『身体拘束』という禁止行為に当てはまってしまうからです。


尊厳の尊重と責任

介護職員は利用者の方々に椅子に深く座っていただくようにお声掛けをして、転落しそうになっても素早く身体を支えられる位置に待機して注意深く見守るしかないのです。
なので、朗らかに司会進行をしている時でも常に利用者の方々の動きに対する目配り気配りが欠かせません。
利用者の方の中には、段々とできないことが増えていることに自分で気づいていない方、気づいてはいても認めたくない方もいて「このくらい自分でできるから手助けはいらない!」激しく介助を拒むことがあるので、介護職員には利用者の方々の自尊心を傷つけない心遣い適切な介助が求められます。
私は過去にサービス業に従事し何年も経験を積んできましたが、高齢者に対するこういった配慮に関しては、繊細な感覚奉仕の精神巧みな話術がなければ対応できない究極のサービスで、とても難易度の高い仕事だと感じています。
安全確保について「本人の希望と自尊心を尊重した結果、転倒事故が起きました。」と言ってはいられないので、『尊厳の尊重と介護職員の責任』はかなり難しい課題です。

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不相応な待遇

介護職員の仕事は人間的な適性が問われる部分が多いので、介護職員としての成長は単純に経験年数に比例するものではないと思いますし、国家資格の有無で介護職員としての優劣が決まるものでもないと思います。
複数名の利用者の方々の見守りや介助1人の介護職員が担当するということは、かなり高度な洞察力と俊敏さが求められているということになりますが、それに対する社会的地位や待遇の不相応さに考えさせられます。
たった3%の給料アップなどではなく根本的な改善の為にはどんな行動が必要で、自分には何が出来るのか思案するようになりました。
ちなみに「給料3%アップで9000円増しになる」ということは、基本給30万円が基準値になっていると考えられますが、地方にそんな雇用条件の介護施設は一体どれほど存在するのかと思ってしまいます。
多くは基本給がその半分以下のような気がしますし、このような政策側の甚だしい『机上の空論的思考』を打ち砕き現実を理解してもらう為には、どんな方法で訴えかけるのが効果的かを考えようと思います。


更なる学びと成長

そういったことを考える度に「私は今、福祉の実践を通して人間の核心について勉強する機会を与えられているんだなぁ。」と感じ、人生において非常に意味のある大切な時期を迎えているのだと思っています。
この仕事を始めて明確な成長も見られました。
人前で話すのが苦手だった私は、緊張でよく声が震えてしまっていたのですが、レクリエーションゲームの司会進行や多くの利用者の方々に向けてお話しする際は最初から全く緊張せずにでき、今は会議でも堂々と発表できるようになりました。
以前の私を知る人が見たらとても驚く成長ぶりだと思います。
この嬉しい変化は、温かく受け入れてくれる優しい利用者の方々のお陰だと思うので、私はこのデイサービスセンターの利用者の方々との御縁に感謝しています。
笑顔には達成感から浮かぶ喜びの笑顔、楽しさから浮かぶ陽気な笑顔、思わずつられて浮かぶ笑顔など様々ありますが、どの笑顔にも脳を活性化させ身体の免疫力を上げる力があります。
笑顔の印象というのはとても強く、認知症の方にも笑顔の人は認識されやすいそうです。


笑顔と笑顔で

日々顔を合わせる利用者の方々にはなるべく多く笑顔になって元気でいていただけるよう、私は自分のおもしろさ親しみやすさ褒める力惜しみなく発揮し、それらに対して返ってくる明るい言葉や笑顔にたくさんのパワーをいただいています。
レクリエーションゲームは皆で一緒に楽しめる恰好の時間なので、いろんなアイディアで力いっぱい盛り上げて大いに笑っていただけるよう、これからも張り切って頑張ろうと思います★

皆様、今年も幸多き一年になりますように (*^-^*)

『福祉の実践』~夏のイベント運営~


久しぶりのご報告

私には「自分で事業を展開してみたい」という昔からの夢があり、自分に合う事業、やりたい事業は何だろうと考えながら、夢の実現に向けスキルを磨くべく様々な仕事をして、自分ができることを着実に増やしてきました。
通勤の際に目の不自由な方の電車乗降のお手伝いをしたり、知的障がい者の為のスポーツイベントを運営する事業所で働くことになったりという不思議な御縁から「私が展開したいのは福祉に関する事業ではないか」と思うようになりました。そこで私は福祉関係の学校に6か月通い3つの福祉係資格を取得し、在学中に資格を活かせる就職を決め、この春からデイサービスセンターに勤務して『福祉の実践』に取り組んでいます。
デイサービスセンターとは通所型の介護施設で、送迎、入浴、運動、昼食、脳トレ、レクリエーションゲーム等のサービス提供をします。
私が働くデイサービスセンターでは毎日40名以上の方々にご利用いただいており、曜日ごとに来所する利用者の方々が違います。
利用者の方々の状況変化によってサービスの提供内容が変わるので把握しなくてはならない情報量が多く、体力的にも頭脳的にもハードな日々を送っており、休日も余力がなく前回のブログ更新から3カ月以上たってしまいました・・・・
久しぶりの更新となる今回は、夏に開催したイベントの運営について報告したいと思います。

夏のイベント『スイカ割り』

8月に夏のイベント『スイカ割り』を開催しました。
7月にイベント担当者に決まり、短い期間で準備を進めることになりました。
このデイサービスセンターで過去に一度も開催したことがないイベントだったので、一から企画内容を組み立てて予算を出し早急に事業計画書を作成する必要がありました。
通常のイベントは1日のみの開催で、特別なイベントだけ3日間程度の開催だったのに対して、今回の『スイカ割り』6日間開催するよう指示され緊張感を覚えました。
新型コロナウィルスの影響で長期にわたり数々のイベントが中止されてきた中、やっと許可され開催するイベントなのでイベントに参加できる機会を少しでも多くの方に持ってもらえるのはとても良いことだと思いました。
デイサービスセンターに勤務してから初めて担当するイベント運営でしたが、私にはイベント運営をしていた職歴があったので、過去に学んだノウハウを活かして順調に作業を進めることができました。
私はその時「やっぱり経験は宝だなぁ」と実感し、自分のスキルを再認識することができました。
ただ、高齢者向けのイベント運営は経験がないので、新たに学んだこともたくさんあります。

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念入りな確認

デイサービスセンターは『要支援者』『要介護者』である介護保険適用者が利用する施設なので、利用者本人が「私は参加してスイカを食べる」と決めたらそれでOKということにはなりません。
イベント参加によって利用時間が延びれば延長料金が発生しますし、アレルギーや食事制限がありスイカが食べられないことを本人が認識できていないという場合があるからです。
なので、まずは参加希望とスイカを食べるかどうか本人の意思確認をしてから、介護保険を有効活用し施設等の利用プランを立てているケアマネージャー利用者の方々のご家族に更に確認し、その結果を本人に説明して同意を得るという流れが必要になります。
また、スイカを食べられない方やスイカが嫌いな方にフルーツゼリーやお煎餅などの提供で対応する場合も、同じように確認をとらなくてはならないので、連絡の窓口となる生活相談員との迅速な連携が重要でした。
確認過程の中で、利用者の方々から「スイカが嫌いな人なんているの?!あんなに美味しいものを食べない人なんていないでしょう!」という声が上がる度に、イカへの情熱が伝わり、私は「絶対にこのイベントを成功させて喜んでもらうぞ!」と奮起しました。

誰もが楽しめるゲーム

イベントの流れは『スイカ割りゲーム』をしてからスイカを食べ、その後に職員によるスイカ割りパフォーマンスを応援しながらご覧いただくようにし、ゲームは前方に一つ椅子を置いて順番に座っていただいて、一人ずつ実施しました。
本物のスイカではなく鈴がついたスイカのビーチボールを使用し、目を閉じた状態でスポンジ製の棒で叩くゲームで、スイカのビーチボールの位置は周りの利用者の方々が声を掛けて教え、みんなで協力して達成するゲームです。
手に麻痺がある方や車椅子を使用している方も参加するので、あえて凝ったゲームではなく、誰もが簡単にできそうな設定にしました。
イカ割りは利用者の方々の子供時代の夏の思い出で、懐かしさに浸ってもらえると思ったのですが、スイカ割りをしたことがないという方が多く、世代や地域によって風物詩となる行事は異なると気づきました。
周りの方々の声を聞きながら恐る恐るスイカのビーチボールの位置を探って「エイッ!」という掛け声とともに力強くスポンジ製の棒が振り落とされ、見事に命中して鈴の音が鳴り響く度に大きな歓声が広がり、嬉しそうな笑顔達成感余韻に浸る皆さんの姿がとても印象的でした。

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大きな盛り上がり

イカは調理室で食べやすいブロック状に切ってもらう予定でしたが、イベント初日は調理室の都合で依頼できず私が切りました。
イカブロック状に切るのが私には難しく、初日だけは三角に切ることにしました。
イカは真ん中が甘くて端は甘さが薄れますが、私は皆さんに同じ甘さを味わってもらいたかったので、スイカの切り方を調べて三角の先端がどれも真ん中部分になるように切りました。
なんとか見栄え良く切れたスイカを皆さんに手に持ってかぶりついていただくと「スイカを食べてる実感があって食べ応えがある!甘くて美味しい!」というお声をいただき、頑張って切った甲斐があったと思いました。
イカを味わった後は、職員のスイカ割りを応援していただきました。
『スイカ割りゲーム』は、安全性を重視し椅子に座ったまま実施しましたが、職員のスイカ割りは目を閉じてグルグルと3回転してから離れた所に置いてあるスイカのビーチボールまで歩いて進むという本格的なものでした。
目が回った状態の職員がヨロヨロと足を踏み出すと、元気な声で「もっと右!そのまま5歩進んで!」とか「違う!右に行きすぎ!少し戻って!」などと熱烈な指示が飛び交い、見事にスイカのビーチボールを力強く叩くと歓声と笑い声が溢れ、一段と大きな盛り上がりを見せました。

残念な事故

順調に開催されていたイベントですが、最終日の『スイカ割りゲーム』で、スポンジ製の棒をスイカのビーチボールに振り落とした際に利用者の方が椅子から落ちてしまう事故がありました。
幸いその方に怪我はなくご無事でしたが、「ちょっと勢いをつけ過ぎてしまったが、まさかこんなにも自分の脚で踏ん張れなくなっているとは・・・」とご自分の身体機能についてショックを受けており、私はとても申し訳なく思いました。
その方が数日前にも同じゲームを問題なく楽しんでいたこと、今まで事故なく安全にゲームを実施できていたこと、6日間のイベントが今日で終わるという安堵感などから気が緩んで起きてしまった事故だと思いましたし、怪我はなくともその方に悲しい思いをさせてしまったからです。
また、高齢者のゲーム実施時の対応に関して私にもっと知識と経験があったなら、椅子から落ちないよう何度も注意喚起のお声掛けをし、適切な立ち位置での見守りをして椅子から滑り落ちる前に素早く身体を支えて防止することができたのではないかと思うと、自分の未熟さを思い知り深く反省しました。
怪我の有無にかかわらず、事故が起きたら『事故報告書』提出義務があり、私は初めて『事故報告書』を作成し提出しました。

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失敗からの学び

今回の事故で、その利用者の方に対する申し訳なさ自分の不甲斐なさに対する悔しさでだいぶ落ち込みましたが、『転んだら必ず何かを得て立ち上がる』というのが私のモットーなので、今回の件からもしっかりと学び教訓を得ました。
椅子からの転落防止策として、今後はゲーム中に腰を押さえて落ちないようにすればいいのではないかと単純に考えたのですが、それは禁止されている『身体拘束』になってしまうとのことで、結局のところ事故防止には見守る際の洞察力と反射力がものを言うのだと知りました。
そこで私は、レクリエーションゲームの際に安全確保のための目配り注意喚起、自分の立ち位置の確認、素早く反応できるフットワークを常に意識することを徹底し、日々訓練を積んでいます。
『拘束』介護における非常に難しいテーマなので、掘り下げて今度お伝えしたいと思っています。

思い出と笑顔

ようやく先月、イベントの際に撮影したスナップ写真を綴りアルバムを完成させて利用者の方々にご覧いただきました。
写真を眺めながら楽しかった夏のイベントを思い返し、笑顔で会話に花を咲かせる利用者の方々の様子を見る度に、「残念な出来事に辛い思いもしたけど、喜んでもらえるイベントを開催できて本当に良かったなぁ・・・」心地良い達成感と幸福感に包まれます。
笑顔脳を活性化させ、免疫力を高めてくれるので、私はいつも利用者の方々により多く笑顔楽しい気持ちになってもらえるように心掛けて接しています。
今後もまたイベント開催レクリエーションゲーム提供の経験を重ね、利用者の方々の笑顔づくりと自身の更なるスキルアップに励みたいと思います。

また近況を皆様にお伝えさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします (*^-^*)

『福祉の実践』~認知症について~


現場へのデビュー

私は今年の春から高齢者向けのデイサービスセンターで働いています。
私には「人生で一度は自分で事業を展開してみたい」という夢があり、まずはできることを増やそうと様々な仕事をしながらスキルアップを図ってきました。「自分がやりたいことは何だろう?」と模索し続け、仕事や人との不思議な御縁から「私が展開したいのは福祉関連の事業かもしれない」と感じるようになりました。
そこで、福祉についてより深く知る為に6カ月間コースの学校に通い3つの福祉系資格を取得し、この3月に学校を卒業しました。
その資格を活かして働ける職場を在学中に決め、さっそく現場で『福祉の実践』に挑戦しています。


学習の必要性

40代後半から新たな勉強を始めて多くの試験をクリアするのも、初めての現場で多様な業務を覚えるのもかなり大変でしたが、働き初めて4カ月程が過ぎた今は仕事の流れやある程度の技術が身につき、精神的にも体力的にも環境に順応できてきました。
介助を必要とする高齢者の方々と実際に関わり日々を過ごしていると、現場にいるからこそ見えてくる状況や考えさせられることが多々あります。
また、その考えは高齢者について学校で学んだ知識に基づいているので、福祉の仕事には現場で身につける技術と共に科学的根拠の学習も大切なのだと実感しています。
今回は認知症について少しお伝えしたいと思います。


認知症の症状

認知症とは脳の細胞が破壊されて減少し、脳の働きが低下して日常生活が正常に送れない状態をいいます。
その症状には脳機能の低下による『中核症状』と、『中核症状』が原因となってもたらされる『行動症状』『心理症状』を合わせた『周辺症状』というものがあります。

脳機能の低下による『中核症状』には以下のようなものがあります。
① 記憶障害
  酷い物忘れ、新しい記憶が抜け落ちるなど。
② 判断力低下
  正しい方を選べないなど。
③ 理解力低下
  新しいルールが飲み込めないなど。
④ 失語
言葉が出てこない、言葉の意味が分からず会話のつじつまが合わないなど。
⑤ 失行
服をうまく着ることができない、箸やハサミなどの使い方がわからないなど。
⑥ 失認
目の前に何があるか認識できずにぶつかる、時計の数字を認識できないなど。
見当識障害
  時間、場所、人物がわからないなど。
⑧ 実行機能障害
  慣れているはずの作業(料理や買い物など)が段取り良くできないなど。

『中核症状』が原因となってもたらされる『行動症状』には以下のようなものがあります。
① 多弁、多動
  お喋りが止まらない、じっとしていられないなど。
② 暴言、暴力
  急に怒りだす、攻撃的になるなど。
③ 排泄トラブル
  失禁、弄便(便を手にとったり手で拭ったりする)など。
④ 徘徊
  歩き回って帰られなくなるなど。
⑤ 食行動異常
  過食、拒食、異食(食べ物以外のものを食べる)など。

『中核症状』が原因となってもたらされる『心理症状』には以下のようなものがあります。
昼夜逆転
  夜になると興奮して大声を出すなど。
② 幻覚
  無い物が見えたり、聞こえない音が聞こえたりするなど。
③ 妄想
  悪口を言われている、裏切られているなどと思い込むなど。
  お金や物を盗まれたと思い込む『物盗られ妄想』など。
④ 不安、抑うつ
  できないことが多くなることで落ち込んだり不安を感じたりするなど。


認知症の種類

認知症になったら、全ての症状があらわれるという訳ではありません。
認知症には以下の4つの種類があり、それぞれ原因や特徴が異なるのであらわれる症状も異なります。

① アルツハイマー認知症
・最も多い認知症で女性に多い。
・記憶をつかさどる脳の海馬の委縮や、老化によってできる脳のシミ(老人斑)が増えるのが原因。
・初期は記憶障害がみられ、大脳の機能(脳のほとんどの機能)が低下し、いずれは寝たきりになる。

② レビー小体型認知症
・2番目に多い認知症
特異なタンパク質が脳の神経細胞にたまりレビー小体ができることで神経細胞が壊れ減少するのが原因。
・症状はレビー小体ができる部位によって異なり、脳の側頭葉の場合は物忘れ後頭葉の場合は幻視があらわれる。
パーキンソン病の症状のような手の震え、小刻み歩行、手足のこわばり、無表情の他に、便秘、失禁、立ちくらみなどがあらわれることもある。

③ 脳血管性型認知症
・男性に多い。
脳梗塞(脳の血管が詰まる)脳出血などによる脳血管障害により、酸素や栄養が脳に送られず脳細胞が死滅するのが原因。
物忘れ、手足の震え、麻痺などの症状があらわれる。
・脳細胞の死滅範囲やその部位によって症状が異なる。

④ 前頭側頭型認知症
・50~60代で発症する。
・高度な判断を行う脳の前頭葉と側頭葉の委縮が原因。
・他人に配慮することができず、状況を考えないで思い通りの行動をする性格変化行動異常(暴力、暴言、性的逸脱など)があらわれる。
・同じ行動を繰り返したり、物事に無関心になったりする。


様々な状態

認知症進行状況によってもあらわれる症状は異なり、日や時間帯によってあらわれ方が違う場合もあります。
何種類かの認知症併発している場合もあるので、適切な対応をするには洞察力が必要だと思います。
認知症の手前の状態で、日常生活は自立できている『軽度認知障害(MCI)』脳の傷病が原因認知症に似た症状があらわれる高次脳機能障害にも適切な理解と対応が必要なので、対象は高齢者に限った話ではありません。
認知症に関する知識や科学的な根拠は、適切な対応を考える際の助けになると思います。


暴言や暴力の理由

暴言や暴力、迷惑行為『前頭側頭型認知症によるものならば「あなたは間違っている!ルールは守って!」と訴えても効果はありません。
脳が障害され自分の行動や感情を上手くコントロールできず、なぜそれが良くない行動なのか認識できなくなっている状態なので、指摘される理由がわからず戸惑い混乱し、その不満がさらに大きな暴言や暴力、迷惑行為につながることもあります。
他の認知症でも、できていたことができなくなったもどかしさや自分の状況がわからない不安、理解してもらえない悔しさや怒りから段々と我慢ができなくなり、周りからの指摘を『攻撃』と感じて抵抗し、頑なな拒否感情暴言や暴力に発展してしまうこともあるのです。


メッセージ

私は学校で認知症の方は困っています。わからないことやできないことが多い毎日が不安で、一番困っているのは認知症である本人なんです。」と何度も教わりました。
「行動には必ず理由があるものです。」とも教わりました。
福祉の仕事をするなら、正しい判断ができない状態の人に頭ごなしに正しい事実を突きつけ指摘するのではなく、行動の理由を探りその人が置かれている状況困りごとを知った上で助けになろうとする優しさと思慮深さを持って欲しいというメッセージだったのだろうと思います。
現役で福祉の仕事をしている先生方の言葉は、現場にいる人間にだからこそ持てる感性が伝わる内容で私の胸に深く刺ささりました。

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優しさと強さ

過酷で辛い仕事経験談を話してくれた先生の「努力しても相手に伝わらず、どうにもならないこともあります。心も身体も痛みます。でも、まずは努力してみるという姿勢が大事ではないでしょうか。」という言葉が特に印象に残っています。
その先生の大きな優しさと心の強さこそが『福祉の精神』なのだろうと感じた私は尊敬の念を抱き、出逢えた御縁感謝しています。
自分の態度言動次第で結果が良くも悪くも変わってしまうことが日常には多いので、認知症の方や高齢者に限らず誰に対しても接する際のマナーを忘れないように心して『福祉の実践』を続けていこうと思います。

また近況報告と共にいろんなことをお伝えしていきますね (^-^)

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『福祉の実践』始めました

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福祉の学び

私には「人生で一度は自分で事業を展開してみたい」という夢があり、自分がしたいこと、できることは何だろうと模索しながらいろいろな仕事を経験してスキルを磨いてきました。
地域の経済団体に勤務していた頃、通勤途中に目の不自由な方と一緒になる機会があり、電車の乗降や歩行のお手伝いをしている内に「私が展開したいのは福祉に関連する事業なんじゃないか」と感じるようになりました。
それを実現させる為には、口先や理想だけではなく実際に助けを必要としている人と関わり『福祉の精神』を知ること、自分に向き合い自分がどこまでできるのかを知ることが大事だと考えた私は、福祉について勉強し『福祉系資格』を取得しようと決め、2020年9月から学校に通い始めました。

資格取得から実践へ

本来なら2年かけて学ぶ分厚い教科書6冊分を6ヶ月間で学び終え、3つの資格を取得するというコースだったので、平日の朝9時から夕方5時ぐらいまで1コマ1時間の授業を6時間びっしり受けた上に自主学習が欠かせないハードな内容でした。
人体の機能、老化による症状と予防策、人権や尊厳に関する法律、福祉制度、コミュニケーション術、医療的なケアとそれに関する法律などを必死に学び、目標だった3つの福祉系資格を取得して、今年の3月に晴れて卒業することができました。
学校でしっかり学んで知識を身につけた次は、現場での実践を通して現実的な技術を学ぶ番ということで、現在は在学中に決めた就職先で資格を活かした仕事をしています。


新たな職場

私が選んだ職場は高齢者向けのデイサービスセンターです。
デイサービスとは日帰りの通所介護のことで、利用者の方々に送迎、入浴、運動、昼食、レクリエーションなどのサービスを提供します。
様々な種類の福祉施設がある中で私がデイサービスセンターを選んだのは、私を育ててくれたおばあちゃんの影響です。
私の大好きなおばあちゃんは昨年の4月に103歳の寿命を全うし、病気で苦しむこともなく眠るように穏やかに旅立ちました。
新型コロナウィルスの影響で遠く離れた実家への往来もままならず、私は葬儀に参列することができませんでした。
大正生まれのおばあちゃんはご先祖様の伝統にならい、和服姿真面目な表情の写真を写真館で撮影し、自分の遺影として準備していたようでした。

楽しいデイサービス

おばあちゃんは近所のデイサービスセンターを週3回利用しており、大きなお風呂に入って美味しい昼食を食べ、みんなとゲームをして遊べるデイサービスが大のお気に入りでした。
休むことなく元気に通い、デイサービスに行かない日は「今日はデイサービスの日じゃないの?」とか「次にデイサービスに行けるのはいつ?」と母にたずねては心待ちにしていたそうです。
私は娘と実家に帰省した際にデイサービスセンターにご挨拶がてら見学に行かせてもらったことがあります。
おばあちゃんは職員の方々に親しく呼びかけられ、満面の笑みでお喋りに花を咲かせていました。
レクリエーションのゲームには私と娘も参加し、おばあちゃんと娘は90歳差の『ひいおばあちゃんと曾孫ペア』になって仲良くはしゃいでいました。

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おばあちゃんの笑顔

地元で100歳を超えている人は珍しかったようで、おばあちゃんの103歳のお誕生月にデイサービスセンターでお祝いのイベントを開き記念撮影をしてくれました。
おばあちゃんは嬉しくて仕方ない最高の笑顔で写っていました。
母は「笑っているおばあちゃんを思い出して欲しいから」と、おばあちゃんが準備した気難しそうな顔の写真ではなく笑顔の記念写真を選び、遺影として私たちのもとへ送ってくれました。
私は、最期におばあちゃんに会うことができなくて悲しかったのですが、おばあちゃんの笑顔の写真につられて穏やかに微笑むことができました。
朝のお供えをするとき、帰宅して「ただいま」と声をかけるとき、おばあちゃんの幸せそうな笑顔は私を癒して優しい気持ちにしてくれます。

私の選択

おばあちゃんの笑顔勇気も与えてくれます。
挫けそうなときには「芯が強く賢明で何でもこなす自慢のおばあちゃんに育ててもらえた私は、その逞しさを受け継いでいるんだから絶対に大丈夫!」と思わせてくれるのです。
もうおばあちゃんに会うことはできないけれど、今も励まされ守られていると強く感じます。
いつもおばあちゃんに親切に接し、心地よく過ごさせてくれたデイサービスセンターの方々に私は心から感謝しています。
私もそんな風に明るく親切に接し、一人でも多くの高齢者の方に笑って楽しんでもらうことができたら、おばあちゃんにとても良くしてもらったことへの恩返しに繋がるのではないかと考え、『福祉の精神』を知る為の挑戦の場として高齢者向けデイサービスセンターを選びました。

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最初の3カ月

勤務を開始して約3カ月が過ぎました。
私が勤務するデイサービスセンターには毎日30~40人の利用者の方々が来所します。
曜日によって利用者が違うので名前と顔、特徴を覚えるのがとにかく大変でした。
特に入浴時は洋服やメガネ等を身につけない為、印象が変わり目印もない状態になるので、顔と名前を一致させるのに苦戦しました。
業務の種類が多く覚える内容がたくさんあるのですが、日によって担当業務が違う為、一度教わった仕事でも担当しない日が何日も続くと細かい部分を忘れてしまいますし、とにかく忙しくてメモをとる時間がほとんどないので、仕事を一通り覚えるまでの困難さは、今まで経験した仕事の中で一番でした。

実践と成長

私は未経験からのスタートだったので、初めて行う介助の実践では緊張の繰り返しでした。
学校で生徒がモデルになって介助の練習をする実技の授業はありましたが、実際に身体に不自由のある高齢者に介助をするのとはかなり違いますし、緊張のあまり頭が真っ白になってしまうこともありました。
「怪我をさせてしまったらどうしよう・・・」という不安もあり、精神的な負担が大きかったです。
アワアワしながらもなんとか実践を繰り返し、約3カ月過ぎた今は自立自信を持って一通りの仕事ができるようになったので、これからは更に洞察力コミュニケーション能力を発揮して一歩踏み込んだサービス提供ができるように、次の段階へと前進したいと考えています。

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自分の強み

年齢と共に体力や記憶力は低下するので仕事を覚えるスピード持久力は若い頃のようにいきませんが「他人と比較されようが急かされようが、無理をして自分が体を壊してはできる介助もできなくなってしまい元も子もない。」マイペースで最初の約3カ月を歩んでこれたのは、今までの人生から得た揺るがない経験と知恵があったからなので、年齢を重ねてから新たな挑戦することってマイナスなことばかりじゃないと実感しました。
また、自分が実際に身体の老いを感じることで高齢者が不便に思っていることや不安な気持ち理解共感できるので親身な言動寄り添うことができ、それは高齢者に関わる福祉の仕事をしていく上でとても重要な強みになると思っています。

『辛さ』と『やり甲斐』

デイサービスセンターでは入浴介助が仕事の中心になります。
洗髪や洗体の介助、浴室での歩行介助の他に、車椅子利用の方をお風呂用の車椅子に移乗(乗換え)させリフトというブランコ状の機械を使用して入浴させる『リフト浴』という介助などがあります。
新型コロナウィルス感染予防対策の為、不織布のマスクをしたまま入浴介助を行い、『リフト浴』では自分も太ももまでお湯にしばらく浸かるので、脱水症状にならないようにポカリスエットと首に巻く冷却タオルが欠かせません。
入浴介助は長時間サウナの中で運動しているような状態ですから特にきついのですが、利用者の方々に「気持ち良かった、ありがとう。」という言葉をいただくと、私は辛さよりもやり甲斐を感じます。

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健康的な生活

朝は健康の為に40分程の道のりを歩いて通勤しているので、第二の心臓であるふくらはぎの『ヒラメ筋』がだいぶ鍛えられています。
1日中立ちっぱなし動きっぱなしの仕事で、スポーツジムでトレーニングしているのと同等の運動量なので、夜は寝落ちして気がつくと朝になっているということが多いです。
休日も次の日からの仕事に向け体力を温存すべく寝て過ごし、40代後半の身体にはだいぶ過酷な生活スタイルにも思えますが、考えようによっては身体を鍛えて体力をつける良い機会ですし、多くの仕事を覚えるのに必死に脳を働かせることは脳トレ認知症の予防になるので、ポジティブに頑張ろうと思います。
今の仕事で運動量が増え4キロ痩せたので、この調子でメタボリック症候群や糖尿病の予防にも取り組んでいきたいです。

今後の課題

まだほんの3カ月程ですが、現場に出て実際に助けが必要な方々と関わってみて、高齢者が抱える孤独感、不安、身体的な不便さによる悲しみや苛立ちなどに触れ、現実を知って自分なりに思うところがありました。
今後も更に視野を広げて利用者の方々の変化に気づき、高齢者の現状をもっとよく知ることで、高齢者の為の福祉に必要とされるサービスや課題は何かを現場の目線で考えていきたいと思います。

次回は近況と共に、気づいたことなどをご報告させていただきますね (*^-^*)

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『iPhone5』使ってます


長年の相棒

私は物持ちが良く、洋服やバッグなどのファッションアイテムも10年以上使用しているものが多いです。
8年前に使い始めた『iPhone5』もずっと機種変更することなく使い続けています。
女性でも片手だけで持って操作ができるコンパクトさが気に入っており、利用アプリも少なく、調べたいことをインターネット検索するぐらいなので『iPhone5』でも特に不便さは感じず、現時点では機種変更も考えていません。
せっかくの画期的な『持ち運び可能なコンピュータ』を、壊れたわけでもないのに古いという理由だけで眠らせてしまうのは何だかもったいないので、使える限りは使いたいと思っています。
また、新しいiPhoneにすると操作方法も多少違ってくるでしょうし、私は電子機器に強くないので多くの人にとっては便利な機能も複雑すぎて負担になるような気がして、機種変更に及び腰です。

バッテリー交換

『iPhone5』を使い始めて4年程のたった頃に1度だけバッテリー交換をしました。
正規店であるアップルストア以外でも安価でできるのですが、アップルストア以外でバッテリー交換をするとそれ以降はアップルストアで補償サービスが受けられなくなるということでどうしようか迷いました。
ですが、アップルストアの『iPhone5』の補償サービス自体がじきに終了するとのことだったので、私は安価『iCracked(アイクラックト)』という修理業者にバッテリー交換を依頼しました。
『iCracked(アイクラックト)』ではとても親切丁寧な対応をして頂き、お陰様で現在も私の『iPhone5』は問題なく稼働しています。
『iPhone5』のスマホケースを検索すると、少ないながらもある程度の種類は販売されているので、新しいものが溢れている昨今でも私のように長く『iPhone5』を使い続けている方が意外といるのかなと思いました。

迷惑メッセージ

今日の午前9時に、iPhoneのカレンダー機能についているお知らせメッセージが画面に表示されました。
内容は私が入力した予定ではなく、スパムメッセージ(迷惑メッセージ)でした。
今日のカレンダーに勝手に表示されたメッセージをタップして開いてみると「あなたのiPhoneは危険にさらされています」「あなたのiPhoneは誰からでも見られる状態になっています」などのメッセージがイベント予定として1時間おきに6件も設定されており、各メッセージには「ここをクリックしてください」と不審なURLがありました。
危険なのでそのURLはクリックはせずに、スパムメッセージ(迷惑メッセージ)を削除する方法をインターネットで検索し、いくつかの方法を見つけました。
ですが、紹介されている具体例には新しいバージョンのiPhone画面が掲載されており、私の『iPhone5』とはタップする項目表示場所が少し違うようでした。

私の場合

検索した紹介ページを見ながら「掲載画面と私の『iPhone5』の画面は表示が異なるけど、ここをタップすれば表示されるのかな?」とやってみたら探すべき項目が見つかり、スパムメッセージ(迷惑メッセージ)を削除することができました。
なので、『iPhone5』のカレンダーのスパムメッセージ(迷惑メッセージ)を私が削除した方法をご参考までにお伝えしたいと思います。

【削除の手順】
 ホーム画面の『設定』をタップして開く

 設定ページをスクロールして『カレンダー』をタップして開く


③ カレンダーのページの『アカウント』をタップして開く


④ 『iCloud』や『メールアドレス』の下に出ている『照会したカレンダー』(見慣れない不審なサーバ名が表示されていると思います)をタップして開く

⑤ 『アカウント』や『サーバ』などの項目が掲載された画面になったら、一番下までスクロールして赤字の『アカウントを削除』をタップする


以上の手順で、私はカレンダーに勝手にイベント予定として表示されているスパムメッセージ(迷惑メッセージ)を削除しました。
メッセージ画面や手順の行程画面を全てスクリーンショットで撮影しておけばわかりやすかったのだと思うのですが、削除作業に必死でその時は気がつかず、後から撮影した画面しか掲載できませんでした。
もし、またスパムメッセージ(迷惑メッセージ)が表示され、それを削除する機会があった際には画面を撮影してこのページに追加掲載したいと思います。

情報管理と自己責任

私は以前、iPhoneのカレンダーに入力してきた予定をうっかり消してしまったことがあります。
そのとき私は、予定や記録など大事な情報不意のアクシデントがあっても困らないように別に保管しておくバックアップの重要さを痛感しました。
私の場合は「過去の行動記録がなくなって不便だなぁ」ぐらいの痛手でしたが、iPhoneのカレンダー機能をフル活用して仕事などをしている方にとっては大変なことなので、今回のような件でも「入力した予定が消える危険を回避する為なら邪魔でもスパムメッセージ(迷惑メッセージ)をそのままにしておく」という選択をしている方もいるのかもしれないと、ふと思いました。
どんな経路で個人情報が流出し、スパムメッセージ(迷惑メッセージ)が表示されたのか不明ですが、便利になった分それぞれの状況や環境に合わせ自己責任で身を守ることが必要とされる時代になっているので、いろんな面で気をつけなくてはと思います。


#iPhone、カレンダー、スパムメッセージ削除

福祉系資格の取得と卒業


幸運な転機

私は2020年9月から『福祉系資格』を取得する為に学校に通い始めました。
私には「人生で一度は自分で事業を展開してみたい」という夢があります。
自分がしたいこと、できることは何だろうと模索しながらいろいろな仕事を経験してスキルを磨いていた頃、通勤途中に目の不自由な方と一緒になる機会が何度かありました。
電車の乗降や歩行のお手伝いをしている内に「私が展開したいのは福祉に関連する事業なんじゃないか」と感じるようになり、福祉系の仕事に挑戦してみたいと考えていると、幸運な転機に恵まれました。
障がいのある方々が社会と繋がりながら健康的な生活を送る為のスポーツ活動を推進し、スポーツイベントを開催して発表の場を作っている公益性の高い社会福祉事業所で働けることになったのです。


新たな気づき

その事業の最も大きなイベントは夏季と冬季の国内大会開催で、私は冬季大会の開催準備に携わり、大規模な大会運営ならではのPRパレードや日本全国から参加する選手団の代表を集めての現地説明会を行うなど、初めての業務に刺激を感じながら仕事をしていました。
ですが、いよいよ大会本番まであと数日というときに、新型コロナウイルスの影響により大会開催の中止が決定され、それに伴い事務所存続の話も立ち消えとなり、残念ながら私はその事業所を後にすることになりました。
福祉関係の仕事に実際に関わってみて初めて、福祉の仕事がいかに幅広く多様であるかということ、仕事によって必要な資格が違うということを知り、私は「福祉関係の仕事がしたい」と言いながらほとんど福祉について知らなかったのだと気づきました。


勉強の日々

口先や理想だけではなく、実際に助けを必要としている人と関わり『福祉の精神』を知った上で自分に向き合うことや、自分がどこまでできるのかを知る必要があると感じた私は、福祉について勉強し『福祉系資格』を取得しようと決め、2020年9月から学校に通うことにしました。
平日の朝9時から夕方5時ぐらいまで、1コマ1時間の授業を6時間びっしり受け、6ヶ月間で3つの資格を取得するコースで、本来なら2年かけて学ぶ分厚い教科書6冊分をその期間内で学び終えるというハードな学習内容でした。
筆記試験、実技試験、企業実習を立て続けに何度もこなしていくには自主学習が欠かせず、10日間の冬休みは年末年始のイベントも大掃除も全て返上し受験生並みにひたすら勉強をしていました。


価値観と尊厳

人体の機能、老化による症状と予防策、人権や尊厳に関する法律、福祉制度、コミュニケーション術、医療的なケアとそれに関する法律など学習課題は盛り沢山でどれも興味深く、生きる上で為になるものでした。
人間の尊厳に関する授業では「価値観は人それぞれで、全く同じ人はいない。その人の価値観を尊重することこそが、その人の尊厳を守ることである。」と何度も教わりました。
たとえ親切心でしている行為でも、それが相手にとって価値観にそぐわない行為であれば迷惑行為の押し付けとなってしまい余計なお世話でしかなくなるので、多くの可能性を考えられない狭い視野、相手を知ろうとせずに先入観で決めつけて、同年代の人間なら全員同じだろうと思い込む固定観念を持っていては相手の尊厳を守ることはできないと教わる度に、全くその通りだと深く頷いていました。


知って欲しいこと

「一人で静かに過ごしている人は寂しいに違いない、賑やかに遊んでいる人たちの仲間に入りたくて羨ましがっているはずだ。」とか「物がたまっている状態よりも、どんどん捨てて片付けた方がスッキリして心地良いに決まってる。」など、福祉のことに限らず『思い込みの落とし穴』は身近な日常にありがちなように思えます。
人間関係でもでも何でも、必要か不要かの線引きは人それぞれの価値観によって違うのです。
世の中には自分が思いつかないようないろんな考え方や受け止め方があり、自分の知り得るほんの数パターンだけではないのだということを知るだけでも、人間の柔軟性や思慮深さの成長は大きく変わると思うので、私はぜひとも子供から大人まで老若男女問わず多くの人に『人間の尊厳』について知って欲しいと強く感じました。

(人間の尊厳について、私なりに学んで理解したことを記事にして紹介していきたいと思っています。)


資格取得と卒業

医療的なケアは人の命にかかわる医療行為なので、筆記試験は9割以上正解で合格という厳しい基準でした。
筆記試験をクリアしないと実技試験を受けられず資格の取得ができないので、授業内容と教科書を参考に更に掘り下げて必死に勉強し、無事に筆記試験と実技試験に合格することができました。
そして私は目標だった3つの福祉系資格を取得して、この3月に学校を卒業しました。
今回の学生生活を振り返ると、あっという間だったと感じます。
まさか自分が40代後半で学生として新しい事を学ぶなんて考えもしていなかったので、なかなか難しくて量の多い学習と定期的に行われるテストをこなして、きちんと目標通り資格を取得できたことに驚いてもいます。
勉強にだけ専念できた6か月間の学生生活は、時間に追われてばかりでゆっくりする暇はありませんでしたが、本当に贅沢な時間だったと思います。


『人生のホリデイ』

私は30歳前後の頃、単身でオーストラリア1年程滞在し好きなことをして過ごし、その後ヨーロッパやアジアに何度か旅行をして『人生のホリデイ』満喫ました。
自分が働いて貯めたお金で誰に遠慮することなく、したいことを自由に楽しめた最高の時間
でした。
周りが口を揃えて反対する中、会社を辞めキャリアを捨てオーストラリアの動物園でボランティアとして飼育員のお手伝いをしたり、豪華な客船で地中海クルーズ旅行をしたりするなど大胆な選択をした私は、行く先々で出逢いチャンスに恵まれました。
そうして多くの貴重な経験をすることができた思い出は確実に私の自信となり、ずっと自分の意思や決断を信じる強さ前向きな発想を与え続けてくれています。
今回の学生生活も、自分が学びたいことに没頭することができたことを考えると、とても充実した2度目の『人生のホリデイ』だったといえ、新たな経験と知識は更に自信と強さを与えてくれる気がします。


スタートの春

私が通っていた学校にはキャリアコンサルタントの先生がおり、定期的な面談をしてもらえました。
私は卒業する前にその先生から情報やアドバイスをいただき、取得した資格を活かして働ける会社に就職を決めました。
学校でしっかり学んで知識を身につけた次は、現場での実践を通して現実的な技術を学ぶ番です。
現場で3年間の勤務実績を重ねると国家試験の受験資格が得られるので、それも考慮しながら仕事をしていくつもりです。
今まで以上に体力勝負になるので、授業で習った人体の機能や老化による症状と予防策を踏まえ、健康的な生活を心掛けたいと思います。
新たなスタートとなるこの春は、生活スタイルも大きく変化してとても慌ただしくなりそうですが、『自分の可能性』『福祉の精神』を知る為にもとにかく前進あるのみです。

春は様々な変化の季節、皆様にも嬉しい変化が訪れますように (*^-^*)

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『福祉』の勉強中

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『福祉』への興味

私は2020年9月から『福祉系資格』を取得の為に学校に通っています。
私には「人生で一度は自分で事業を展開してみたい」というがあり、企業で働いてスキルを磨きながら自分ができることやしたいことについて模索していました。
そんな日々の中、通勤途中に目の不自由な方と一緒になる機会が何度かあり、電車の乗降や歩行のお手伝いをしている内に「私が展開したいのは福祉に関連する事業なんじゃないか」と感じるようになりました。
それからしばらくして、障がいのある方々が社会と繋がりながら健康的な生活を送る為のスポーツ活動を推進し、スポーツイベントを開催して発表の場を作っている公益性の高い社会福祉事業所での仕事のお話しを偶然いただき、私はその事業所で働くことになりました。

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福祉の世界へ

冬季大会の開催に向け準備を続けていましたが、新型コロナウイルスの影響により大会まであと数日というところで開催は中止と決定され、それに伴い事務所継続の話も立ち消えとなりました。
せっかく関われた福祉関係の事業所を後にするのは残念でしたが、初めて携わる業務から多くを学び、大規模な大会運営ならではのイベントにも参加でき、とても貴重な経験になりました。
福祉関係の事業所で働いてみて、福祉の仕事は幅広く様々な職種があることや、仕事によって必要な資格が違うことを知り、私は「福祉関係の仕事がしたい」と言いながら、ほとんど福祉について知らないことに気づきました。
口先理想だけではなく、実際に助けを必要としている人と関わり『福祉の精神』を知った上で自分に向き合えば、目指すべき道がわかるはずと思った私は、福祉について勉強し『福祉系資格』を取得することを決めました。

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過酷な短期コース

そして現在、6か月間で3つ『福祉系資格』を取得するコースで、平日の朝9時から夕方5時ぐらいまで、1コマ1時間の授業を6時間びっしり受けています。
本来なら2年かけて学ぶ分厚い教科書6冊分6か月間で学び終えるコースで、学習期間が短く試験の範囲がやたら広いという過酷な条件の下、通学開始から2か月も経たない内に実技と筆記の試験が行われました。
必死に勉強してなんとか合格し、まずは1つ目『福祉系資格』を取得することができました。
福祉施設での数日間の実習では、私は業務の見学と施設利用者との交流をしたのですが、初めて足を踏み入れる世界だったのでとても緊張しました。
接客業の経験を活かし、多くの方々に思いやり親しみを持って接すると、相手に想いが伝わり自然と笑顔が広がっていき、人と心で繋がる大切さと醍醐味を感じました。

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自宅学習の日々

授業で学ぶ内容は、人体の機能、老化による症状と予防策、人権や尊厳に関する法律、福祉制度、コミュニケーション術、医療的なケアとそれに関する法律など盛り沢山で、毎日かなりのペースで進むので復習が追い付かず、週末は朝から晩まで勉強に追われていました。
1月初旬には2つ目『福祉系資格』であるケアコミュニケーション術の試験があったので、年末年始の10日間の冬休みは、大掃除もお正月行事も全て返上し、受験生並みにひたすら勉強に専念しました。
6か月間のコースで修了認定を受け、最終的に貰えるメインの資格があるのですが、その為には定期的に行われる筆記と実技の試験全て合格しなくてはなりません。
2年間の過程を6か月に凝縮して修了する訳ですから、しっかり知識技術を身につけなければ資格は与えられないのでしょう。

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医療的なケア

1月後半に行われた医療的なケアの筆記試験は、9割以上正解で合格という試験で、それに合格しないと2月末頃から行われる5日間の実技試験を受けることができません。
医療行為人の命にかかわるので、試験が特に厳しい基準なのは当然のことだと思います。
試験内容が難しく追試でやっと合格できる人もいれば、追試でも合格することができず、実技試験に参加できなくて修了証が貰えないので2月で辞めてしまう人もいるとのことでした。
医療的なケア人体の機能の分野は教科書のページ数も覚えることも多く、授業に追いついて勉強するのが大変でしたが、内容が深いので授業と教科書を参考にいろいろと掘り下げて勉強しました。
学んだ分だけ自身を助ける知識にもなるので、とてもやり甲斐を感じました。

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努力の結果

自身の健康管理も兼ねて意欲的に勉強に取り組んだところ、人体の機能老化による症状と予防策の分野だけで自宅学習のノートは10冊以上になっていました。
40代後半になると身体機能の低下をあれこれ実感するようになるので、自分の身をもって変化の原因を知り、その予防方法などをいくつか実行してみました。
長時間の筆記用具使用で親指の関節炎症を起こしながらも勉強を続けた甲斐あって、ケアコミュニケーション術の検定試験では高得点合格することができ、医療的なケアの筆記試験では満点合格することができました。
2つ目『福祉系資格』を取得できたことはもちろんですが、今回の試験の結果で今まで学んだことを確実に自分の中に知識として落とし込めていることがわかり、「やっぱり努力は自分の財産になるんだ!」と嬉しく思いました。

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観察力と想像力

私が毎日深夜まで必死に試験勉強している姿に影響されたのか、中学生の娘も私と同じくらい机に向かうようになり、親として良いお手本になれたような気がしました。
机に向かって何をしていたのかはわかりませんが、娘もこれを機に学びや努力の大切さに気づいて 勉強を頑張ってくれたらいいなと思いました。
先週は、援助が必要な人それぞれに合う個別援助の計画について学び、日毎に違う例題に基づき計画書を作成しました。
実際にそういう仕事の経験がなく、座学や数時間の実技授業でしか学んでいない私には、その人にとって何がベストなのかを資料から読み取るのが難しかったです。
教科書に答えがあるという訳でも、これといった正解がある訳でもなく、個々の観察力や想像力の質が求められるものだったので、覚える勉強よりもかなり頭を使ったような気がします。

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ラストスパート

金曜日はその評価試験があり、課題の計画書を作成し提出しました。
時間に余裕がなくて焦りましたが、無事に時間内に終わらせることができホッとしました。
大事な試験ということで力が入り、先々週の医療的なケアの筆記試験の後も、先週の計画書作成の評価試験の後も疲れ果て、帰宅後は夕食もとらずにベッドに入り朝まで眠り続けました。
2月からは援助の手順書を作成して実施をする授業があり、その実技試験が行われます。
福祉施設で数日間の実習がまたあり、その後は医療的なケアの実技へと入ります。
医療的なケア実技試験を受けられることにはなったものの、合格しないことには修了認定メインの資格が貰えないので、最後まで気が抜けません。
3月まで目まぐるしい日々が続きますが、6か月間の通学の目的が果たせるよう一つ一つしっかりやり抜こうと思います。

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人間は何歳になっても学び多き人生を歩めるものですね。
私が学んで感じたことなどを、いずれ皆様に是非お伝えしたいです。
だいぶ遅いご挨拶となりましたが、2021年もどうぞよろしくお願いいたします (*^-^*)

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