『福祉の実践』~認知症について~


現場へのデビュー

私は今年の春から高齢者向けのデイサービスセンターで働いています。
私には「人生で一度は自分で事業を展開してみたい」という夢があり、まずはできることを増やそうと様々な仕事をしながらスキルアップを図ってきました。「自分がやりたいことは何だろう?」と模索し続け、仕事や人との不思議な御縁から「私が展開したいのは福祉関連の事業かもしれない」と感じるようになりました。
そこで、福祉についてより深く知る為に6カ月間コースの学校に通い3つの福祉系資格を取得し、この3月に学校を卒業しました。
その資格を活かして働ける職場を在学中に決め、さっそく現場で『福祉の実践』に挑戦しています。


学習の必要性

40代後半から新たな勉強を始めて多くの試験をクリアするのも、初めての現場で多様な業務を覚えるのもかなり大変でしたが、働き初めて4カ月程が過ぎた今は仕事の流れやある程度の技術が身につき、精神的にも体力的にも環境に順応できてきました。
介助を必要とする高齢者の方々と実際に関わり日々を過ごしていると、現場にいるからこそ見えてくる状況や考えさせられることが多々あります。
また、その考えは高齢者について学校で学んだ知識に基づいているので、福祉の仕事には現場で身につける技術と共に科学的根拠の学習も大切なのだと実感しています。
今回は認知症について少しお伝えしたいと思います。


認知症の症状

認知症とは脳の細胞が破壊されて減少し、脳の働きが低下して日常生活が正常に送れない状態をいいます。
その症状には脳機能の低下による『中核症状』と、『中核症状』が原因となってもたらされる『行動症状』『心理症状』を合わせた『周辺症状』というものがあります。

脳機能の低下による『中核症状』には以下のようなものがあります。
① 記憶障害
  酷い物忘れ、新しい記憶が抜け落ちるなど。
② 判断力低下
  正しい方を選べないなど。
③ 理解力低下
  新しいルールが飲み込めないなど。
④ 失語
言葉が出てこない、言葉の意味が分からず会話のつじつまが合わないなど。
⑤ 失行
服をうまく着ることができない、箸やハサミなどの使い方がわからないなど。
⑥ 失認
目の前に何があるか認識できずにぶつかる、時計の数字を認識できないなど。
見当識障害
  時間、場所、人物がわからないなど。
⑧ 実行機能障害
  慣れているはずの作業(料理や買い物など)が段取り良くできないなど。

『中核症状』が原因となってもたらされる『行動症状』には以下のようなものがあります。
① 多弁、多動
  お喋りが止まらない、じっとしていられないなど。
② 暴言、暴力
  急に怒りだす、攻撃的になるなど。
③ 排泄トラブル
  失禁、弄便(便を手にとったり手で拭ったりする)など。
④ 徘徊
  歩き回って帰られなくなるなど。
⑤ 食行動異常
  過食、拒食、異食(食べ物以外のものを食べる)など。

『中核症状』が原因となってもたらされる『心理症状』には以下のようなものがあります。
昼夜逆転
  夜になると興奮して大声を出すなど。
② 幻覚
  無い物が見えたり、聞こえない音が聞こえたりするなど。
③ 妄想
  悪口を言われている、裏切られているなどと思い込むなど。
  お金や物を盗まれたと思い込む『物盗られ妄想』など。
④ 不安、抑うつ
  できないことが多くなることで落ち込んだり不安を感じたりするなど。


認知症の種類

認知症になったら、全ての症状があらわれるという訳ではありません。
認知症には以下の4つの種類があり、それぞれ原因や特徴が異なるのであらわれる症状も異なります。

① アルツハイマー認知症
・最も多い認知症で女性に多い。
・記憶をつかさどる脳の海馬の委縮や、老化によってできる脳のシミ(老人斑)が増えるのが原因。
・初期は記憶障害がみられ、大脳の機能(脳のほとんどの機能)が低下し、いずれは寝たきりになる。

② レビー小体型認知症
・2番目に多い認知症
特異なタンパク質が脳の神経細胞にたまりレビー小体ができることで神経細胞が壊れ減少するのが原因。
・症状はレビー小体ができる部位によって異なり、脳の側頭葉の場合は物忘れ後頭葉の場合は幻視があらわれる。
パーキンソン病の症状のような手の震え、小刻み歩行、手足のこわばり、無表情の他に、便秘、失禁、立ちくらみなどがあらわれることもある。

③ 脳血管性型認知症
・男性に多い。
脳梗塞(脳の血管が詰まる)脳出血などによる脳血管障害により、酸素や栄養が脳に送られず脳細胞が死滅するのが原因。
物忘れ、手足の震え、麻痺などの症状があらわれる。
・脳細胞の死滅範囲やその部位によって症状が異なる。

④ 前頭側頭型認知症
・50~60代で発症する。
・高度な判断を行う脳の前頭葉と側頭葉の委縮が原因。
・他人に配慮することができず、状況を考えないで思い通りの行動をする性格変化行動異常(暴力、暴言、性的逸脱など)があらわれる。
・同じ行動を繰り返したり、物事に無関心になったりする。


様々な状態

認知症進行状況によってもあらわれる症状は異なり、日や時間帯によってあらわれ方が違う場合もあります。
何種類かの認知症併発している場合もあるので、適切な対応をするには洞察力が必要だと思います。
認知症の手前の状態で、日常生活は自立できている『軽度認知障害(MCI)』脳の傷病が原因認知症に似た症状があらわれる高次脳機能障害にも適切な理解と対応が必要なので、対象は高齢者に限った話ではありません。
認知症に関する知識や科学的な根拠は、適切な対応を考える際の助けになると思います。


暴言や暴力の理由

暴言や暴力、迷惑行為『前頭側頭型認知症によるものならば「あなたは間違っている!ルールは守って!」と訴えても効果はありません。
脳が障害され自分の行動や感情を上手くコントロールできず、なぜそれが良くない行動なのか認識できなくなっている状態なので、指摘される理由がわからず戸惑い混乱し、その不満がさらに大きな暴言や暴力、迷惑行為につながることもあります。
他の認知症でも、できていたことができなくなったもどかしさや自分の状況がわからない不安、理解してもらえない悔しさや怒りから段々と我慢ができなくなり、周りからの指摘を『攻撃』と感じて抵抗し、頑なな拒否感情暴言や暴力に発展してしまうこともあるのです。


メッセージ

私は学校で認知症の方は困っています。わからないことやできないことが多い毎日が不安で、一番困っているのは認知症である本人なんです。」と何度も教わりました。
「行動には必ず理由があるものです。」とも教わりました。
福祉の仕事をするなら、正しい判断ができない状態の人に頭ごなしに正しい事実を突きつけ指摘するのではなく、行動の理由を探りその人が置かれている状況困りごとを知った上で助けになろうとする優しさと思慮深さを持って欲しいというメッセージだったのだろうと思います。
現役で福祉の仕事をしている先生方の言葉は、現場にいる人間にだからこそ持てる感性が伝わる内容で私の胸に深く刺ささりました。

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優しさと強さ

過酷で辛い仕事経験談を話してくれた先生の「努力しても相手に伝わらず、どうにもならないこともあります。心も身体も痛みます。でも、まずは努力してみるという姿勢が大事ではないでしょうか。」という言葉が特に印象に残っています。
その先生の大きな優しさと心の強さこそが『福祉の精神』なのだろうと感じた私は尊敬の念を抱き、出逢えた御縁感謝しています。
自分の態度言動次第で結果が良くも悪くも変わってしまうことが日常には多いので、認知症の方や高齢者に限らず誰に対しても接する際のマナーを忘れないように心して『福祉の実践』を続けていこうと思います。

また近況報告と共にいろんなことをお伝えしていきますね (^-^)

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『福祉の実践』始めました

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福祉の学び

私には「人生で一度は自分で事業を展開してみたい」という夢があり、自分がしたいこと、できることは何だろうと模索しながらいろいろな仕事を経験してスキルを磨いてきました。
地域の経済団体に勤務していた頃、通勤途中に目の不自由な方と一緒になる機会があり、電車の乗降や歩行のお手伝いをしている内に「私が展開したいのは福祉に関連する事業なんじゃないか」と感じるようになりました。
それを実現させる為には、口先や理想だけではなく実際に助けを必要としている人と関わり『福祉の精神』を知ること、自分に向き合い自分がどこまでできるのかを知ることが大事だと考えた私は、福祉について勉強し『福祉系資格』を取得しようと決め、2020年9月から学校に通い始めました。

資格取得から実践へ

本来なら2年かけて学ぶ分厚い教科書6冊分を6ヶ月間で学び終え、3つの資格を取得するというコースだったので、平日の朝9時から夕方5時ぐらいまで1コマ1時間の授業を6時間びっしり受けた上に自主学習が欠かせないハードな内容でした。
人体の機能、老化による症状と予防策、人権や尊厳に関する法律、福祉制度、コミュニケーション術、医療的なケアとそれに関する法律などを必死に学び、目標だった3つの福祉系資格を取得して、今年の3月に晴れて卒業することができました。
学校でしっかり学んで知識を身につけた次は、現場での実践を通して現実的な技術を学ぶ番ということで、現在は在学中に決めた就職先で資格を活かした仕事をしています。


新たな職場

私が選んだ職場は高齢者向けのデイサービスセンターです。
デイサービスとは日帰りの通所介護のことで、利用者の方々に送迎、入浴、運動、昼食、レクリエーションなどのサービスを提供します。
様々な種類の福祉施設がある中で私がデイサービスセンターを選んだのは、私を育ててくれたおばあちゃんの影響です。
私の大好きなおばあちゃんは昨年の4月に103歳の寿命を全うし、病気で苦しむこともなく眠るように穏やかに旅立ちました。
新型コロナウィルスの影響で遠く離れた実家への往来もままならず、私は葬儀に参列することができませんでした。
大正生まれのおばあちゃんはご先祖様の伝統にならい、和服姿真面目な表情の写真を写真館で撮影し、自分の遺影として準備していたようでした。

楽しいデイサービス

おばあちゃんは近所のデイサービスセンターを週3回利用しており、大きなお風呂に入って美味しい昼食を食べ、みんなとゲームをして遊べるデイサービスが大のお気に入りでした。
休むことなく元気に通い、デイサービスに行かない日は「今日はデイサービスの日じゃないの?」とか「次にデイサービスに行けるのはいつ?」と母にたずねては心待ちにしていたそうです。
私は娘と実家に帰省した際にデイサービスセンターにご挨拶がてら見学に行かせてもらったことがあります。
おばあちゃんは職員の方々に親しく呼びかけられ、満面の笑みでお喋りに花を咲かせていました。
レクリエーションのゲームには私と娘も参加し、おばあちゃんと娘は90歳差の『ひいおばあちゃんと曾孫ペア』になって仲良くはしゃいでいました。

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おばあちゃんの笑顔

地元で100歳を超えている人は珍しかったようで、おばあちゃんの103歳のお誕生月にデイサービスセンターでお祝いのイベントを開き記念撮影をしてくれました。
おばあちゃんは嬉しくて仕方ない最高の笑顔で写っていました。
母は「笑っているおばあちゃんを思い出して欲しいから」と、おばあちゃんが準備した気難しそうな顔の写真ではなく笑顔の記念写真を選び、遺影として私たちのもとへ送ってくれました。
私は、最期におばあちゃんに会うことができなくて悲しかったのですが、おばあちゃんの笑顔の写真につられて穏やかに微笑むことができました。
朝のお供えをするとき、帰宅して「ただいま」と声をかけるとき、おばあちゃんの幸せそうな笑顔は私を癒して優しい気持ちにしてくれます。

私の選択

おばあちゃんの笑顔勇気も与えてくれます。
挫けそうなときには「芯が強く賢明で何でもこなす自慢のおばあちゃんに育ててもらえた私は、その逞しさを受け継いでいるんだから絶対に大丈夫!」と思わせてくれるのです。
もうおばあちゃんに会うことはできないけれど、今も励まされ守られていると強く感じます。
いつもおばあちゃんに親切に接し、心地よく過ごさせてくれたデイサービスセンターの方々に私は心から感謝しています。
私もそんな風に明るく親切に接し、一人でも多くの高齢者の方に笑って楽しんでもらうことができたら、おばあちゃんにとても良くしてもらったことへの恩返しに繋がるのではないかと考え、『福祉の精神』を知る為の挑戦の場として高齢者向けデイサービスセンターを選びました。

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最初の3カ月

勤務を開始して約3カ月が過ぎました。
私が勤務するデイサービスセンターには毎日30~40人の利用者の方々が来所します。
曜日によって利用者が違うので名前と顔、特徴を覚えるのがとにかく大変でした。
特に入浴時は洋服やメガネ等を身につけない為、印象が変わり目印もない状態になるので、顔と名前を一致させるのに苦戦しました。
業務の種類が多く覚える内容がたくさんあるのですが、日によって担当業務が違う為、一度教わった仕事でも担当しない日が何日も続くと細かい部分を忘れてしまいますし、とにかく忙しくてメモをとる時間がほとんどないので、仕事を一通り覚えるまでの困難さは、今まで経験した仕事の中で一番でした。

実践と成長

私は未経験からのスタートだったので、初めて行う介助の実践では緊張の繰り返しでした。
学校で生徒がモデルになって介助の練習をする実技の授業はありましたが、実際に身体に不自由のある高齢者に介助をするのとはかなり違いますし、緊張のあまり頭が真っ白になってしまうこともありました。
「怪我をさせてしまったらどうしよう・・・」という不安もあり、精神的な負担が大きかったです。
アワアワしながらもなんとか実践を繰り返し、約3カ月過ぎた今は自立自信を持って一通りの仕事ができるようになったので、これからは更に洞察力コミュニケーション能力を発揮して一歩踏み込んだサービス提供ができるように、次の段階へと前進したいと考えています。

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自分の強み

年齢と共に体力や記憶力は低下するので仕事を覚えるスピード持久力は若い頃のようにいきませんが「他人と比較されようが急かされようが、無理をして自分が体を壊してはできる介助もできなくなってしまい元も子もない。」マイペースで最初の約3カ月を歩んでこれたのは、今までの人生から得た揺るがない経験と知恵があったからなので、年齢を重ねてから新たな挑戦することってマイナスなことばかりじゃないと実感しました。
また、自分が実際に身体の老いを感じることで高齢者が不便に思っていることや不安な気持ち理解共感できるので親身な言動寄り添うことができ、それは高齢者に関わる福祉の仕事をしていく上でとても重要な強みになると思っています。

『辛さ』と『やり甲斐』

デイサービスセンターでは入浴介助が仕事の中心になります。
洗髪や洗体の介助、浴室での歩行介助の他に、車椅子利用の方をお風呂用の車椅子に移乗(乗換え)させリフトというブランコ状の機械を使用して入浴させる『リフト浴』という介助などがあります。
新型コロナウィルス感染予防対策の為、不織布のマスクをしたまま入浴介助を行い、『リフト浴』では自分も太ももまでお湯にしばらく浸かるので、脱水症状にならないようにポカリスエットと首に巻く冷却タオルが欠かせません。
入浴介助は長時間サウナの中で運動しているような状態ですから特にきついのですが、利用者の方々に「気持ち良かった、ありがとう。」という言葉をいただくと、私は辛さよりもやり甲斐を感じます。

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健康的な生活

朝は健康の為に40分程の道のりを歩いて通勤しているので、第二の心臓であるふくらはぎの『ヒラメ筋』がだいぶ鍛えられています。
1日中立ちっぱなし動きっぱなしの仕事で、スポーツジムでトレーニングしているのと同等の運動量なので、夜は寝落ちして気がつくと朝になっているということが多いです。
休日も次の日からの仕事に向け体力を温存すべく寝て過ごし、40代後半の身体にはだいぶ過酷な生活スタイルにも思えますが、考えようによっては身体を鍛えて体力をつける良い機会ですし、多くの仕事を覚えるのに必死に脳を働かせることは脳トレ認知症の予防になるので、ポジティブに頑張ろうと思います。
今の仕事で運動量が増え4キロ痩せたので、この調子でメタボリック症候群や糖尿病の予防にも取り組んでいきたいです。

今後の課題

まだほんの3カ月程ですが、現場に出て実際に助けが必要な方々と関わってみて、高齢者が抱える孤独感、不安、身体的な不便さによる悲しみや苛立ちなどに触れ、現実を知って自分なりに思うところがありました。
今後も更に視野を広げて利用者の方々の変化に気づき、高齢者の現状をもっとよく知ることで、高齢者の為の福祉に必要とされるサービスや課題は何かを現場の目線で考えていきたいと思います。

次回は近況と共に、気づいたことなどをご報告させていただきますね (*^-^*)

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『iPhone5』使ってます


長年の相棒

私は物持ちが良く、洋服やバッグなどのファッションアイテムも10年以上使用しているものが多いです。
8年前に使い始めた『iPhone5』もずっと機種変更することなく使い続けています。
女性でも片手だけで持って操作ができるコンパクトさが気に入っており、利用アプリも少なく、調べたいことをインターネット検索するぐらいなので『iPhone5』でも特に不便さは感じず、現時点では機種変更も考えていません。
せっかくの画期的な『持ち運び可能なコンピュータ』を、壊れたわけでもないのに古いという理由だけで眠らせてしまうのは何だかもったいないので、使える限りは使いたいと思っています。
また、新しいiPhoneにすると操作方法も多少違ってくるでしょうし、私は電子機器に強くないので多くの人にとっては便利な機能も複雑すぎて負担になるような気がして、機種変更に及び腰です。

バッテリー交換

『iPhone5』を使い始めて4年程のたった頃に1度だけバッテリー交換をしました。
正規店であるアップルストア以外でも安価でできるのですが、アップルストア以外でバッテリー交換をするとそれ以降はアップルストアで補償サービスが受けられなくなるということでどうしようか迷いました。
ですが、アップルストアの『iPhone5』の補償サービス自体がじきに終了するとのことだったので、私は安価『iCracked(アイクラックト)』という修理業者にバッテリー交換を依頼しました。
『iCracked(アイクラックト)』ではとても親切丁寧な対応をして頂き、お陰様で現在も私の『iPhone5』は問題なく稼働しています。
『iPhone5』のスマホケースを検索すると、少ないながらもある程度の種類は販売されているので、新しいものが溢れている昨今でも私のように長く『iPhone5』を使い続けている方が意外といるのかなと思いました。

迷惑メッセージ

今日の午前9時に、iPhoneのカレンダー機能についているお知らせメッセージが画面に表示されました。
内容は私が入力した予定ではなく、スパムメッセージ(迷惑メッセージ)でした。
今日のカレンダーに勝手に表示されたメッセージをタップして開いてみると「あなたのiPhoneは危険にさらされています」「あなたのiPhoneは誰からでも見られる状態になっています」などのメッセージがイベント予定として1時間おきに6件も設定されており、各メッセージには「ここをクリックしてください」と不審なURLがありました。
危険なのでそのURLはクリックはせずに、スパムメッセージ(迷惑メッセージ)を削除する方法をインターネットで検索し、いくつかの方法を見つけました。
ですが、紹介されている具体例には新しいバージョンのiPhone画面が掲載されており、私の『iPhone5』とはタップする項目表示場所が少し違うようでした。

私の場合

検索した紹介ページを見ながら「掲載画面と私の『iPhone5』の画面は表示が異なるけど、ここをタップすれば表示されるのかな?」とやってみたら探すべき項目が見つかり、スパムメッセージ(迷惑メッセージ)を削除することができました。
なので、『iPhone5』のカレンダーのスパムメッセージ(迷惑メッセージ)を私が削除した方法をご参考までにお伝えしたいと思います。

【削除の手順】
 ホーム画面の『設定』をタップして開く

 設定ページをスクロールして『カレンダー』をタップして開く


③ カレンダーのページの『アカウント』をタップして開く


④ 『iCloud』や『メールアドレス』の下に出ている『照会したカレンダー』(見慣れない不審なサーバ名が表示されていると思います)をタップして開く

⑤ 『アカウント』や『サーバ』などの項目が掲載された画面になったら、一番下までスクロールして赤字の『アカウントを削除』をタップする


以上の手順で、私はカレンダーに勝手にイベント予定として表示されているスパムメッセージ(迷惑メッセージ)を削除しました。
メッセージ画面や手順の行程画面を全てスクリーンショットで撮影しておけばわかりやすかったのだと思うのですが、削除作業に必死でその時は気がつかず、後から撮影した画面しか掲載できませんでした。
もし、またスパムメッセージ(迷惑メッセージ)が表示され、それを削除する機会があった際には画面を撮影してこのページに追加掲載したいと思います。

情報管理と自己責任

私は以前、iPhoneのカレンダーに入力してきた予定をうっかり消してしまったことがあります。
そのとき私は、予定や記録など大事な情報不意のアクシデントがあっても困らないように別に保管しておくバックアップの重要さを痛感しました。
私の場合は「過去の行動記録がなくなって不便だなぁ」ぐらいの痛手でしたが、iPhoneのカレンダー機能をフル活用して仕事などをしている方にとっては大変なことなので、今回のような件でも「入力した予定が消える危険を回避する為なら邪魔でもスパムメッセージ(迷惑メッセージ)をそのままにしておく」という選択をしている方もいるのかもしれないと、ふと思いました。
どんな経路で個人情報が流出し、スパムメッセージ(迷惑メッセージ)が表示されたのか不明ですが、便利になった分それぞれの状況や環境に合わせ自己責任で身を守ることが必要とされる時代になっているので、いろんな面で気をつけなくてはと思います。


#iPhone、カレンダー、スパムメッセージ削除

福祉系資格の取得と卒業


幸運な転機

私は2020年9月から『福祉系資格』を取得する為に学校に通い始めました。
私には「人生で一度は自分で事業を展開してみたい」という夢があります。
自分がしたいこと、できることは何だろうと模索しながらいろいろな仕事を経験してスキルを磨いていた頃、通勤途中に目の不自由な方と一緒になる機会が何度かありました。
電車の乗降や歩行のお手伝いをしている内に「私が展開したいのは福祉に関連する事業なんじゃないか」と感じるようになり、福祉系の仕事に挑戦してみたいと考えていると、幸運な転機に恵まれました。
障がいのある方々が社会と繋がりながら健康的な生活を送る為のスポーツ活動を推進し、スポーツイベントを開催して発表の場を作っている公益性の高い社会福祉事業所で働けることになったのです。


新たな気づき

その事業の最も大きなイベントは夏季と冬季の国内大会開催で、私は冬季大会の開催準備に携わり、大規模な大会運営ならではのPRパレードや日本全国から参加する選手団の代表を集めての現地説明会を行うなど、初めての業務に刺激を感じながら仕事をしていました。
ですが、いよいよ大会本番まであと数日というときに、新型コロナウイルスの影響により大会開催の中止が決定され、それに伴い事務所存続の話も立ち消えとなり、残念ながら私はその事業所を後にすることになりました。
福祉関係の仕事に実際に関わってみて初めて、福祉の仕事がいかに幅広く多様であるかということ、仕事によって必要な資格が違うということを知り、私は「福祉関係の仕事がしたい」と言いながらほとんど福祉について知らなかったのだと気づきました。


勉強の日々

口先や理想だけではなく、実際に助けを必要としている人と関わり『福祉の精神』を知った上で自分に向き合うことや、自分がどこまでできるのかを知る必要があると感じた私は、福祉について勉強し『福祉系資格』を取得しようと決め、2020年9月から学校に通うことにしました。
平日の朝9時から夕方5時ぐらいまで、1コマ1時間の授業を6時間びっしり受け、6ヶ月間で3つの資格を取得するコースで、本来なら2年かけて学ぶ分厚い教科書6冊分をその期間内で学び終えるというハードな学習内容でした。
筆記試験、実技試験、企業実習を立て続けに何度もこなしていくには自主学習が欠かせず、10日間の冬休みは年末年始のイベントも大掃除も全て返上し受験生並みにひたすら勉強をしていました。


価値観と尊厳

人体の機能、老化による症状と予防策、人権や尊厳に関する法律、福祉制度、コミュニケーション術、医療的なケアとそれに関する法律など学習課題は盛り沢山でどれも興味深く、生きる上で為になるものでした。
人間の尊厳に関する授業では「価値観は人それぞれで、全く同じ人はいない。その人の価値観を尊重することこそが、その人の尊厳を守ることである。」と何度も教わりました。
たとえ親切心でしている行為でも、それが相手にとって価値観にそぐわない行為であれば迷惑行為の押し付けとなってしまい余計なお世話でしかなくなるので、多くの可能性を考えられない狭い視野、相手を知ろうとせずに先入観で決めつけて、同年代の人間なら全員同じだろうと思い込む固定観念を持っていては相手の尊厳を守ることはできないと教わる度に、全くその通りだと深く頷いていました。


知って欲しいこと

「一人で静かに過ごしている人は寂しいに違いない、賑やかに遊んでいる人たちの仲間に入りたくて羨ましがっているはずだ。」とか「物がたまっている状態よりも、どんどん捨てて片付けた方がスッキリして心地良いに決まってる。」など、福祉のことに限らず『思い込みの落とし穴』は身近な日常にありがちなように思えます。
人間関係でもでも何でも、必要か不要かの線引きは人それぞれの価値観によって違うのです。
世の中には自分が思いつかないようないろんな考え方や受け止め方があり、自分の知り得るほんの数パターンだけではないのだということを知るだけでも、人間の柔軟性や思慮深さの成長は大きく変わると思うので、私はぜひとも子供から大人まで老若男女問わず多くの人に『人間の尊厳』について知って欲しいと強く感じました。

(人間の尊厳について、私なりに学んで理解したことを記事にして紹介していきたいと思っています。)


資格取得と卒業

医療的なケアは人の命にかかわる医療行為なので、筆記試験は9割以上正解で合格という厳しい基準でした。
筆記試験をクリアしないと実技試験を受けられず資格の取得ができないので、授業内容と教科書を参考に更に掘り下げて必死に勉強し、無事に筆記試験と実技試験に合格することができました。
そして私は目標だった3つの福祉系資格を取得して、この3月に学校を卒業しました。
今回の学生生活を振り返ると、あっという間だったと感じます。
まさか自分が40代後半で学生として新しい事を学ぶなんて考えもしていなかったので、なかなか難しくて量の多い学習と定期的に行われるテストをこなして、きちんと目標通り資格を取得できたことに驚いてもいます。
勉強にだけ専念できた6か月間の学生生活は、時間に追われてばかりでゆっくりする暇はありませんでしたが、本当に贅沢な時間だったと思います。


『人生のホリデイ』

私は30歳前後の頃、単身でオーストラリア1年程滞在し好きなことをして過ごし、その後ヨーロッパやアジアに何度か旅行をして『人生のホリデイ』満喫ました。
自分が働いて貯めたお金で誰に遠慮することなく、したいことを自由に楽しめた最高の時間
でした。
周りが口を揃えて反対する中、会社を辞めキャリアを捨てオーストラリアの動物園でボランティアとして飼育員のお手伝いをしたり、豪華な客船で地中海クルーズ旅行をしたりするなど大胆な選択をした私は、行く先々で出逢いチャンスに恵まれました。
そうして多くの貴重な経験をすることができた思い出は確実に私の自信となり、ずっと自分の意思や決断を信じる強さ前向きな発想を与え続けてくれています。
今回の学生生活も、自分が学びたいことに没頭することができたことを考えると、とても充実した2度目の『人生のホリデイ』だったといえ、新たな経験と知識は更に自信と強さを与えてくれる気がします。


スタートの春

私が通っていた学校にはキャリアコンサルタントの先生がおり、定期的な面談をしてもらえました。
私は卒業する前にその先生から情報やアドバイスをいただき、取得した資格を活かして働ける会社に就職を決めました。
学校でしっかり学んで知識を身につけた次は、現場での実践を通して現実的な技術を学ぶ番です。
現場で3年間の勤務実績を重ねると国家試験の受験資格が得られるので、それも考慮しながら仕事をしていくつもりです。
今まで以上に体力勝負になるので、授業で習った人体の機能や老化による症状と予防策を踏まえ、健康的な生活を心掛けたいと思います。
新たなスタートとなるこの春は、生活スタイルも大きく変化してとても慌ただしくなりそうですが、『自分の可能性』『福祉の精神』を知る為にもとにかく前進あるのみです。

春は様々な変化の季節、皆様にも嬉しい変化が訪れますように (*^-^*)

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『福祉』の勉強中

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『福祉』への興味

私は2020年9月から『福祉系資格』を取得の為に学校に通っています。
私には「人生で一度は自分で事業を展開してみたい」というがあり、企業で働いてスキルを磨きながら自分ができることやしたいことについて模索していました。
そんな日々の中、通勤途中に目の不自由な方と一緒になる機会が何度かあり、電車の乗降や歩行のお手伝いをしている内に「私が展開したいのは福祉に関連する事業なんじゃないか」と感じるようになりました。
それからしばらくして、障がいのある方々が社会と繋がりながら健康的な生活を送る為のスポーツ活動を推進し、スポーツイベントを開催して発表の場を作っている公益性の高い社会福祉事業所での仕事のお話しを偶然いただき、私はその事業所で働くことになりました。

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福祉の世界へ

冬季大会の開催に向け準備を続けていましたが、新型コロナウイルスの影響により大会まであと数日というところで開催は中止と決定され、それに伴い事務所継続の話も立ち消えとなりました。
せっかく関われた福祉関係の事業所を後にするのは残念でしたが、初めて携わる業務から多くを学び、大規模な大会運営ならではのイベントにも参加でき、とても貴重な経験になりました。
福祉関係の事業所で働いてみて、福祉の仕事は幅広く様々な職種があることや、仕事によって必要な資格が違うことを知り、私は「福祉関係の仕事がしたい」と言いながら、ほとんど福祉について知らないことに気づきました。
口先理想だけではなく、実際に助けを必要としている人と関わり『福祉の精神』を知った上で自分に向き合えば、目指すべき道がわかるはずと思った私は、福祉について勉強し『福祉系資格』を取得することを決めました。

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過酷な短期コース

そして現在、6か月間で3つ『福祉系資格』を取得するコースで、平日の朝9時から夕方5時ぐらいまで、1コマ1時間の授業を6時間びっしり受けています。
本来なら2年かけて学ぶ分厚い教科書6冊分6か月間で学び終えるコースで、学習期間が短く試験の範囲がやたら広いという過酷な条件の下、通学開始から2か月も経たない内に実技と筆記の試験が行われました。
必死に勉強してなんとか合格し、まずは1つ目『福祉系資格』を取得することができました。
福祉施設での数日間の実習では、私は業務の見学と施設利用者との交流をしたのですが、初めて足を踏み入れる世界だったのでとても緊張しました。
接客業の経験を活かし、多くの方々に思いやり親しみを持って接すると、相手に想いが伝わり自然と笑顔が広がっていき、人と心で繋がる大切さと醍醐味を感じました。

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自宅学習の日々

授業で学ぶ内容は、人体の機能、老化による症状と予防策、人権や尊厳に関する法律、福祉制度、コミュニケーション術、医療的なケアとそれに関する法律など盛り沢山で、毎日かなりのペースで進むので復習が追い付かず、週末は朝から晩まで勉強に追われていました。
1月初旬には2つ目『福祉系資格』であるケアコミュニケーション術の試験があったので、年末年始の10日間の冬休みは、大掃除もお正月行事も全て返上し、受験生並みにひたすら勉強に専念しました。
6か月間のコースで修了認定を受け、最終的に貰えるメインの資格があるのですが、その為には定期的に行われる筆記と実技の試験全て合格しなくてはなりません。
2年間の過程を6か月に凝縮して修了する訳ですから、しっかり知識技術を身につけなければ資格は与えられないのでしょう。

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医療的なケア

1月後半に行われた医療的なケアの筆記試験は、9割以上正解で合格という試験で、それに合格しないと2月末頃から行われる5日間の実技試験を受けることができません。
医療行為人の命にかかわるので、試験が特に厳しい基準なのは当然のことだと思います。
試験内容が難しく追試でやっと合格できる人もいれば、追試でも合格することができず、実技試験に参加できなくて修了証が貰えないので2月で辞めてしまう人もいるとのことでした。
医療的なケア人体の機能の分野は教科書のページ数も覚えることも多く、授業に追いついて勉強するのが大変でしたが、内容が深いので授業と教科書を参考にいろいろと掘り下げて勉強しました。
学んだ分だけ自身を助ける知識にもなるので、とてもやり甲斐を感じました。

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努力の結果

自身の健康管理も兼ねて意欲的に勉強に取り組んだところ、人体の機能老化による症状と予防策の分野だけで自宅学習のノートは10冊以上になっていました。
40代後半になると身体機能の低下をあれこれ実感するようになるので、自分の身をもって変化の原因を知り、その予防方法などをいくつか実行してみました。
長時間の筆記用具使用で親指の関節炎症を起こしながらも勉強を続けた甲斐あって、ケアコミュニケーション術の検定試験では高得点合格することができ、医療的なケアの筆記試験では満点合格することができました。
2つ目『福祉系資格』を取得できたことはもちろんですが、今回の試験の結果で今まで学んだことを確実に自分の中に知識として落とし込めていることがわかり、「やっぱり努力は自分の財産になるんだ!」と嬉しく思いました。

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観察力と想像力

私が毎日深夜まで必死に試験勉強している姿に影響されたのか、中学生の娘も私と同じくらい机に向かうようになり、親として良いお手本になれたような気がしました。
机に向かって何をしていたのかはわかりませんが、娘もこれを機に学びや努力の大切さに気づいて 勉強を頑張ってくれたらいいなと思いました。
先週は、援助が必要な人それぞれに合う個別援助の計画について学び、日毎に違う例題に基づき計画書を作成しました。
実際にそういう仕事の経験がなく、座学や数時間の実技授業でしか学んでいない私には、その人にとって何がベストなのかを資料から読み取るのが難しかったです。
教科書に答えがあるという訳でも、これといった正解がある訳でもなく、個々の観察力や想像力の質が求められるものだったので、覚える勉強よりもかなり頭を使ったような気がします。

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ラストスパート

金曜日はその評価試験があり、課題の計画書を作成し提出しました。
時間に余裕がなくて焦りましたが、無事に時間内に終わらせることができホッとしました。
大事な試験ということで力が入り、先々週の医療的なケアの筆記試験の後も、先週の計画書作成の評価試験の後も疲れ果て、帰宅後は夕食もとらずにベッドに入り朝まで眠り続けました。
2月からは援助の手順書を作成して実施をする授業があり、その実技試験が行われます。
福祉施設で数日間の実習がまたあり、その後は医療的なケアの実技へと入ります。
医療的なケア実技試験を受けられることにはなったものの、合格しないことには修了認定メインの資格が貰えないので、最後まで気が抜けません。
3月まで目まぐるしい日々が続きますが、6か月間の通学の目的が果たせるよう一つ一つしっかりやり抜こうと思います。

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人間は何歳になっても学び多き人生を歩めるものですね。
私が学んで感じたことなどを、いずれ皆様に是非お伝えしたいです。
だいぶ遅いご挨拶となりましたが、2021年もどうぞよろしくお願いいたします (*^-^*)

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『福祉系資格』の取得


社会への復帰

私は「人生で一度は自分で事業を展開してみたい」という夢を持っています。
ですが具体的な案は固まっておらず、今は企業で働き経験を重ねて学ぶ時期だと考えています。
結婚、出産を経て育児に専念する生活を長く送ってきたので、私が社会で働くことから離れていた約10年間で時代は大きく変わっており、今から5年前「そろそろ社会に復帰して仕事をしよう」と思った私は、竜宮城から帰ってきた浦島太郎のようでした。
将来的に自分で事業を展開する為に、いろんなことが自分でできるようになりたいと思い、過去に経験のない一般事務職での就職を考えましたが、時代にすっかり置いて行かれている状態ではかなり厳しいということに気がつき、私はまずパソコン教室に通ってワード・エクセルパワーポイントの講習を受け、3級以上の資格を取得しました。
もともと持っていた資格にパソコンの資格が加わったことで仕事の選択肢が広がり、とある経済団体で初めてのオフィスワークを経験させていただくことができました。


福祉への関心

規模の大きい職場だったので、仕事の内容も量も多く忙しい毎日でしたが、広報誌の数ページを一から編集して仕上げ、ホームページの編集やイベントの起案、集客、実施など多様な業務をこなす度に自分がスキルアップできていることを実感でき、とても充実したオフィスライフでした。
そんな日々の中、通勤時やプライベートで目の不自由な方を度々お見掛けすることがあり、電車の乗降や歩行のお手伝いをしている内に「私が展開したいのは福祉に関連する事業なんじゃないか」と感じるようになりました。
すぐに転職を考えた訳ではありませんでしたが、いずれは福祉関係の仕事に携わりたいと強く思い始め、具体的にどんな仕事があるのか、自分にもできる仕事は何かと考えていました。
そんな折、障がいのある方々が社会と繋がりながら健康的な生活を送る為のスポーツ活動を推進し、スポーツイベントを開催して発表の場を作っている公益性の高い社会福祉事業所での仕事のお話しをいただき、その事業所で働けることになりました。


貴重な経験

4年に1度の国内冬季大会の実行委員会事務局での経理事務とイベント補助が私の仕事で、大会周知パレードへの参加、有名アスリートを迎えての採火式(神宮にて聖火をいただく式典)の開催、各都道府県から参加団体の代表者を集めた競技場現地説明会の実施、参加選手や来賓等への大会関連のご案内など、スポーツの大会ならではの開催準備に関わり、新鮮で学びの多い日々でした。
大会を前に準備万全の状態だったのですが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、残念ながら開催日の数日前に大会中止が決定されてしまい、検討されていた事務局存続の話も流れてしまったようで、私は今年の4月でその事業所を後にすることとなりました。
大会の急遽中止に伴い、多方面へのお知らせやお詫び、キャンセル料の精算、返金等の後処理に追われ慌ただしい状況になりましたが、人命を第一に考えた大会中止の決定は英断だったと私は思いましたし、大会中止による独特な事務処理もなかなかできない貴重な経験と思いました。

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『福祉の精神』

次はどんな仕事をしようかと考え始めた頃は、新型コロナウイルス猛威を振るっている真っ只中で、テレワークが推奨されたり学校のお休みが続いていたりで世の中が混乱した状況でした。
需要が高まる業種と衰退する業種の明暗が分かれたりもしていたので、私は自分の今後のことは少し様子を見てから決めることにしました。
福祉関係の事業所で働いてみて、福祉の仕事といっても幅広く様々な職種があることや、仕事によって必要な資格が違うことを知り、私は「福祉関係の仕事がしたい」と言いながらも福祉についてほとんど知らないことに気づきました。
そこで、まずは福祉について勉強して『福祉系資格』を取得し、福祉施設で助けを必要としている人と実際に関わることで『福祉の精神』を知ることができるのではないかと考えました。
口先や理想だけではなく、本物の福祉の心を持って自分に向き合うことができれば、きっと自分が目指すべきものが見えてくるはずだと思った私は、さっそく情報を収集して資格取得に向かい動き始めました。


久しぶりの学生生活

そして9月から学校に通い始め、平日の朝9時から夕方5時ぐらいまで、1コマ1時間の授業を6時間びっしり受けています。
分野別の分厚い教科書6冊を使い6か月間で3つの『福祉系資格』を取得するコースで、1クラスの生徒は約30人です。
座学実技の授業があり、資格取得試験では筆記試験実技試験が連日で実施されます。
通学開始から2か月以内に1つ目の資格取得試験があるのですが、学習期間が短い割に試験の範囲が広く、分野の違う教科書4冊の中からランダムに問題が出されるので、講師陣も自分が教える担当のページ数が多いと「はい、ここからここまでは各自で読んでおいて。」という具合で、飛ばされたページは独学あるのみという過酷な授業もありました。
人体の機能、老化による症状と予防策、人権や尊厳の法律、福祉制度、コミュニケーション術など、覚える内容が盛りだくさんで、学生時代のテスト勉強と同じ勢いで深夜まで机に向かっていました。


波乱の試験

実技の試験で、私は順番が1番になってしまい、学校についてすぐアワアワしながら臨むハメになりましたが、何とか大きなミスもなく合格できました。
筆記試験は6割正解で合格となるので、あれだけ勉強したんだからそれなりの点数が取れるんじゃないかと思いながら臨みました。
広い試験範囲の全てを覚えるのは困難だった為、講師が授業中に話したポイントを重点的に覚えたのですが、想像していた問題の内容とは違い、早い段階からショックで震えていました。
67問中の60問以上が5つの文の中から正しいものや誤ったものを選択するタイプのテストで、選択問題なら楽だと思いきや、全ての文を読むだけでも結構な時間が取られる上に引っ掛けの文が多く、最後の問題まで行きつくだけで必死でした。
試験に向けて、お酒を飲まずにひたすら勉強をしてきたので、試験が終われば肩の荷が下りて美味しくお酒が飲めるとワクワクしていたのに、試験の結果を聞くまではそれどころではありませんでした。


選ぶべき道

結局、合格することができたのですが7割しか正解できず、3月に受ける9割正解が必須の試験不安を感じ、勉強の仕方を変えなくてはと思いました。
今回の試験勉強では特に人体の仕組みや衰えについて興味を持ち、熱心に教科書を読み、インターネットでも関連情報を集め、その分野だけでマイノート3冊作りました。
自分にも思い当たる症状や将来的に心配な症状について学んでまとめたそのノートを、今後の人生に役立てていこうと思っています。
特に糖尿病の怖さや内臓の下垂、血流については、講師陣の話や自分で調べた知識を踏まえ、最近は夜の糖質摂取量を見直し、授業中や食事中は常に姿勢を正しく保って背中や脇腹の筋肉を意識し、第二の心臓といわれる下肢の筋肉(ヒラメ筋)を鍛える為になるべく歩くように心掛けて生活をしています。
このタイミングで自分の健康について改めて考える機会が持てたのも『福祉系資格』の取得を目指したからだと思うと、今私が進んでいるこの道はやはり選ぶべき道だったに違いないと感じます。


福祉施設での実習

試験の次は福祉施設での数日間の実習があり、キャリアコンサルタントの先生が生徒それぞれに合いそうな実習先をセッティングしてくれました。
私の実習先は設立されて間もない新しい施設で、自宅から徒歩40分くらいの場所にあり、普通ならバスを利用するのですが、第二の心臓を鍛える為に私は毎日歩いて通いました。
お天気にも恵まれ、青空と綺麗な山の紅葉を眺めながらの気持ちの良いウォーキングでした。
1つ目の資格は取得したものの、未経験者の私に福祉施設での実習を終えられるのかと心配でしたが、職場はフレッシュな雰囲気で溢れ、職員の方々も実習生の私を快く受け入れてくれました。
実習先によって実習内容は異なり、私の場合は業務の見学施設利用者との交流がメインだったのですが、過去に接客業をしていた経験を活かし多くの方々と明るく接し、無事に実習を終えることができました。
思いやり親しみを持って接することで相手に想いが伝わり自然と笑顔が広がる様子に、人と心で繋がる大切さ醍醐味を感じました。


新たな前進

今回の実習で、私は職員の方々の業務をほとんど見学しているだけでしたが、福祉施設の現場には笑顔だけではこなせない大変な仕事も多く、私もいずれ働くようになれば辛いこともたくさん経験するのだと思います。
実際にその立場になってみないと自分がその大変な仕事をこなせるのか想像もつかず不安ですが、困難を乗り越えてでも人を支えようとする気持ちこそが真の『福祉の精神』であり、福祉に関わる人間が持つべき心の強さだと思うので、私は自分の資質を確かめ、自分にできること本当に目指すべきものを知る良い機会と捉えています。
なので、勉強に励み3月までに3つの『福祉系資格』を取得して福祉施設での仕事に挑戦し、更に国家資格の取得も視野に入れながら頑張ってみようと思います。
2020年の書き初めで書いた言葉の通り、私は新たに見つけた修行の道『前進』していきます。

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※ そんな訳でいろいろとあった為、しばらくブログ記事も掲載できていませんでしたが、今後は学校で学び感じたことなどにも触れながら、またいろいろとお伝えしていきたいと思います (^-^)

思考範囲の大切さ


危険な決めつけ

思考範囲経験や知識の引き出しの多さは生き力に繋がりますが、パターン化された生活を繰り返す日々を送っていると、せっかくの広い視野が自分を取り巻く小さな世界の中で感化され、思考の幅が狭くなってしまいがちです。
何か一つの事柄について「考えられるのはこれしかないだろう」と自分が思いつくこと以外は絶対にないと思い込んでしまうと、せっかくの善意からの言動が良くない方向へ進んでしまうことも多々あります。
例えば「健康面で心配だから痩せた方がいい」というアドバイスは至極当然で好意的な気遣いに聞こえます。
太った原因が惰性的な不摂生だったとしたら、それは生活習慣に喝を入れて正しく導くアドバイスになるのでしょうが、ポイントは太る原因が不摂生だけとは限らないということです。


様々な理由

太る原因には薬の副作用や、個々に差が出る年齢的な変化、家系的な体質の他に、ストレスで精神的に追い詰められ、飲食でなんとか精神状態を保っているというケースも考えられます。
私が思いつくのはこれらのことですが、考えられる原因は他にもあると思います。
何パターンもの原因が考えられるのに、一方的に「自己摂生ができてないのはダメ!」と強めの調子で「痩せた方がいい!」と言って、実は相手には病気など特別な理由があったとなると、そのアドバイス無神経な発言になってしまうのが心配です。
特別な理由があるならそれを明かせば終わる話とも思われますが、自分の身体に関することを他人に話したくない人もいるので、思うほど簡単ではないのです。


複数の想定と必要性

何らかの特別な理由を話すことになった場合「余計な健康アドバイスさえなければ個人的なことを話す必要なんてなかったのに・・・」迷惑に思う人もいるでしょうし、理由を打ち明けたくなくて黙っていた場合、事情を知らない相手から何度も「痩せた方がいい」と繰り返され嫌な気持ちになる人もいるでしょう。
太った原因がストレスで、アドバイスをしてるその人がストレスの種だった場合は「実はあなたがストレスで・・・」とは言えず、更なるストレスで苛立つのではないでしょうか。
このように、他の想定を考えずに「身体のことぐらい誰にでも話すのが普通」と決めつけて発言してしまうと、せっかくの善意裏腹な結果に繋がる恐れがあります。
個人的な事柄はハラスメントになるので触れないのが無難ですが、口にする際にはまずいろんなケースを想定して考えてみることが必要じゃないかと思います。


単純ではない現実

先日、インターネットで「ひとり親なのは自己責任」という言葉を目にしました。
ひとり親になる経緯はドラマによくあるような話だけではなく人それぞれなのに、何を持ってそんなことを言うのだろうと私は驚きました。
死別した人だっているでしょうし、子供を暴行性暴力、その他の悪影響から守るために決別した人もいるでしょう。
幼い子供が障害児と診断された途端に世間体のためお金だけ渡して縁を切る親、借金を残して無責任に消える親、犯罪者として逮捕される親、子供に犯罪を強いる親、激情して子供の幼稚園や小学校で暴れる親、いろんな酷い親が実在します。
全ての人が何でもオープンに話す訳ではありませんから、語られず誰の耳にも入らない事実もあると考えるのが妥当なのに、自分が知り得ない話は現実ではないという狭い思考範囲で他人のことを悪く決めつけるのは乱暴な行為だと思います。


『社会的ないじめ』

発信されて誰かに伝わる話だけが真実ならば、情報を操作してバラまく人の作り話が真実で、沈黙を貫く人には真実など一つもないということになり、それは非常に愚かな解釈だと思います。
情報の見極めができないでいると、誰かの悪意に利用され、知らないうちに自分も共犯となることもあるので、何でもむやみに信用するのは危険です。
ひとり親を自分の勝手なイメージ憶測して言いふらす人、それを鵜呑みにしてしたり顔見下す人も実在します。
どんな成り行きであれ、それぞれの事情を抱えながら、ただでさえ大変な育児を一人でやり繰りしている世の中のひとり親を『自己責任』という言葉で否定して『ひとり親であること=ダメなこと』という偏見差別するのは『社会的ないじめ』に思え、残念な気持ちになりました。


思考範囲の大切さ

知識経験値は人によって違い、知っているから偉いとか知らないから不幸という訳ではありません。
ただ大事なのは「こうとしか考えられないだろう!」狭い思考範囲で決めつける前に「自分の中で思い浮かぶのはこれぐらいだけど、他にもいろんなケースや考え方があるかもしれない・・・」という気持ちで見つめ直すことだと思います。
思考範囲考え方の傾向自分を取り巻く環境に大きく左右されがちで、特に差別偏見など、悪い影響ほど容易く伝染するものです。
偏見を持たず、実際に自分が接した印象やそのときの様子をもとに相手を理解できていた人でも、他人の噂話が大好きで悪口で盛り上がるためなら事実なんかどうでもいいという人の側にいると、よほど芯の強い人間でない限り惑わされてしまします。


悪い影響

公正な判断ができていた人でも、噂話悪口に参加はしなくとも、周りから伝わる無責任な情報を多く耳にするうちに、自然とその情報で他人のことを知ったような感覚になり、怖いことに自分のそんなマイナスの変化に気づかないまま、それがいつしか自分の『他人を知る術』として定着してしまいます。
情報通で、常に情報の中心でいたい人たちというのは、誰かが傷つくことや誰かに迷惑をかけることをまるで気にせず、平気で話を作り情報操作をします。
そして「あたなにだけ特別に・・・」という魔法のワードと一緒に誰かの情報を提供することで相手に心を開かせ、他の人やその人自身の新たな情報を引き出し、今度はその情報を持って別の人のところへ行くという行動をひたすら繰り返すのです。

『劣等感』という呪縛

ですから私は『情報通』な人間ほど信用せず、近づいてこられたら天気や食べ物のどうでもいい会話で切り返して、なるべく関わらないようにします。
噂話や情報の中心にいる人間が唯一悪く言わないのは自分自身のことだけで、周りの人間のことは一番仲の良い噂仲間や自分に目をかけてくれている上司先輩のことでさえも必ず悪く言うので、そういう人間に特別扱いされて真に受けるのは間違いです。
誰かの悪口を言うことで結ばれた関係性は負の財産にしかなりません。
噂話悪口でしか他人とコミュニケーションがとれない人は、心に劣等感を抱えているから、他人を貶めて嘲笑うことで自分が優位に立とうとするのでしょうが、そんな行為は自分をどんどん醜くするだけで、結局は自分の首を絞めることになります。


与えられたギフト

誰にでも必ず天性の魅力があると私は思っています。
自分の魅力に気づいて自分自身を肯定することができない限り、ずっと負のスパイラルに捉われ続け、どんなに充実しているように見せても心が貧しいまま歳を重ねることになってしまうので、天性の魅力という与えられたギフトを良い方向へ活かして欲しいと思います。
周りの目は意外と鋭く厳しいので、他人の評判が落ちるよう吹聴する人、上や外部への善人アピールばかりで自分より下の立場の人には横暴な人は、自分では上手く立ち回って高評価されているつもりでも、実際は軽蔑されているものす。
誰かと出会うほどに愛想笑いの下で実は自分を軽蔑している人間が増える人生なんて虚しいので、自分に与えられた魅力を味方につけて自身の歪んだ心に打ち勝って欲しいと思います。


負の落とし穴

劣等感というのは誰かと比べて優劣をつけ羨ましがるから生まれる感情なので、まずは誰かと比べるのをやめる穏やかな気持ちになれます。
他人と比べたところで、自分の寿命経済環境、その他の事柄が変わる訳でもないのに、一体なぜ他人と比べる必要があるのかと私は思います。
もし、つい誰かと比べてしまったときは最後に「比べたところでどうなる訳でもないのに、バカバカしい!!」と、笑い飛ばして無かったことにするのが効果的です。
『他人と比べる』以外にも負の落とし穴は日常の至る所に存在します。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で何かと大変なこの時期は特に、思い通りにいかず気分が滅入ることも多いかもしれません。
だからそんなときこそ、うっかり負の落とし穴にはまり心が捉われてしまわないように、私はなるべく笑って生きていこうと思います。