ブログを始めた頃の記事を、現在の書式スタイルに編集して掲載し、皆様にぜひご覧頂きたいと思いました。
どうぞよろしくお願いいたします(^^)/
Vol.3『私のキャッチコピー』
『感性第一で生きてます!!
知識はなくても楽しみ上手。
ワインもアートもファッションも自分なりに満喫してます★』
ユルい楽しみ
私はワイン、アート、ファッションに興味があり、それらをユルい感じで楽しみながら生きています。
ワインとの付き合いは、31歳のお誕生会をしてもらった際に友人がシャンパンの次に開けてくれたブルゴーニュワインとの出会いから始まりました。
それまではボトルに入ったお酒と言えばシャンパンかビールしか飲めなかったのですが、程よい酸味のある軽めのピノ・ノワールが気に入り、ワインを楽しむようになりました。
私のワイン生活
ワインの味の違いや自分の好みがわかってくると新たなワインと出逢うのが嬉しくなり、すっかりワインに夢中になりました。
ワイン教室やグラス教室に通うことでワイン友達やソムリエの知り合いも増え、私のワイン生活はますます盛り上がりました。
ワインセラーにお気に入りのワインを常備し、季節や料理によって飲むワインを変えたりしながら、いろんなワインを楽しみました。
私なりの選択
ソムリエやアドバイザーの資格は飲食業や酒類取扱い業の従事者ではないので取得できませんが、ワインエキスパートの資格は一般の人間でも挑戦できるということで、ソムリエの知人たちに資格取得を勧められましたが、私はどうしてもその気になれませんでした。
「好き」という感覚だけでワインを味わうことのユルい心地よさに満足していて、難しい試験をクリアする為に論理的な思考や知識を頭に詰め込むことで、ワインとの付き合いを左脳的でロジカルなものにしたくないと思ったからです。
多様性
私はただ単純にワインが好きなだけでアカデミックな専門知識はありませんが、ワインのことが話題ならかなりのテンションのままいくらでも話せる、そんな自分が気に入っています。
だからといって自分と逆のタイプの人を否定したりする気はなく、ワインの知識がある人のことは勉強家で凄いと思っており、それぞれ自分の選択に納得しているなら、いろいろな解釈やパターンがあっていいと思っています。
人は皆それぞれなので、意見が一致しないからといって、激しい主張で戦う必要はないと思うのです。
アートへの興味
私は近代印象派のアートが好きで、一番好きなのはゴッホの作品です。
スイスの美術館で初めてゴッホの昼の風景画を目にした瞬間、私はその明るい色合いと独特な描写に心を奪われました。
美術に関する知識などなく、作者名も確認せずにただ目にしただけの『ライ麦畑の風景画』は凄まじいインパクトで、現在も私を魅了し続けています。
私は、大好きなゴッホの作品のポスターを集めてパネルに入れ、自宅の壁に飾りました。
より多くのパネルを飾りたくて、広いマンションに引っ越しをしたりもしました。
ゴッホの風景画を眺めながらのんびりとワインを飲むのが、私の至福のひとときです。
私流のファッション
私はコーディネイトを楽しむのが好きで、あまり流行りに影響されないデザインの物を選び物持ちも良いので、10年以上使用し続けているものがたくさんあります。
私の趣味は娘の洋服を作ることで、自分でデザインを考えたら型紙を使わずに勘を頼りにハサミを入れ、しつけ縫いをせずにまち針をうった状態でダイレクトに縫うという、非常にザックリとした方法で作っているのですが、いつもデザイン性のあるそこそこちゃんとした洋服に仕上がります。
洋服作りは私にとってアートの一つであり、娘がモデルとして私のアート作品を気に入って着てくれるのもとても嬉しいです。
肩書き
現在、私にはカッコよく自分を修飾できる肩書きはありませんが、それでも日々楽しみながら、いろんなことに幸せを感じて生きています。
学歴やキャリア重視の現代社会ではアカデミックな知識だけが重要視されていますが、肩の力を抜いて感性豊かに生きるのもアリでいいと私は思っています。
きっと人間にとって本当に重要なのは幸福感を持てるかどうかで、それぞれが満足できているのなら、がむしゃらに頑張る人がいたり、のんびりマイペースな人がいたり、マニュアルに忠実な人がいたり、応用力にたけている人がいたりと、いろいろな人がいていいし、対立する必要なんてないと思います。
私は自分の弱みも強みに変えながら、自分が納得でき、自信をもって肯定できるような笑顔の多い人生を歩みたいです。
Vol.4『新たな一歩』
変化
今年の春から習い事を始めて、一人で外に忙しく出掛けるようになりました。
2011年の東日本大震災で被災し、親戚も知り合いもいない土地に自主避難してからは、今でいうところの『ワンオペレーション育児』な環境になり、娘中心の生活をするだけで体力的にも精神的にもクタクタになってしまい、ワイン会、スポーツクラブ、フラダンス、英会話と精力的に活動していた以前とは打って変わって、お出掛けは娘のイベントや習い事のみになっていきました。
自己防衛対策
安全な場所に避難しても、震災の大きな恐怖と、将来設計までしていた平和で順調な生活が突然ガラリと変わってしまったことによるショックとダメージは想像以上に大きく、長い間、私の心を沈ませました。
一人の時間に出掛けようという気にはなれず、家でお気に入りの海外ドラマを見ながら娘の洋服を作ったり、家庭学習の教材やプリントを作るのに熱中することで、なるべく余計なことを考えないようにしました。
新しい場所で人々と知り合い、その度に震災のことを話すのも、その時のことを思い出すのも精神的に辛かったので、なるべく人との付き合いを避けるようにしていました。
VS『冬』
春や夏は日も長く、それなりに気持ちを明るく保てていましたが、どんどん夜が長くなり寒さが増してくる冬は、どうしても気が滅入りやすくなるので、一人で過ごす時間はお笑いのDVDや録画したバラエティー番組を途切れることなく見続け、とにかく笑うことで自分の脳に「私は楽しいんだ!」と思い込ませながら生活していました。
「きっと鬱というのは些細なきっかけで誰でも簡単になり得るものなのだろう」と思いながら、暗い気持ちに飲み込まれないよう気を張って、なんとか厳しい冬をやり過ごしていました。
嬉しい進歩
避難生活を始めてから5年が過ぎると気持ちも生活のスタイルも安定し、雪道で滑って転ばない歩き方もマスターして、長く寒い冬も上手に楽しめるようになりました。
娘が段々と自分のことを自分でできるようになってきたので、そろそろ私も新しい一歩を踏み出してもいい時期かなと思い、外に出て自分の為の勉強を始めることにしました。
私はいろんなことに興味があり、学ぶことが好きなので、外に自分の居場所を見つけ、新しい知識を得られている日々が、嬉しくて仕方ありませんでした。
たくさんの先生
秋からは創業の為のスクールや起業に関連する講習会に頻繁に参加し、様々な人と出会いました。
5年ぶりに、自分の為だけに外の世界に目を向け、個人としての時間を過ごすようになってから、様々な分野の素敵な先生方に出会い、とても大きな影響を受けています。
講師としてではなく、同じ学ぶ立場として出会った人たちも、私が知らない知識を持っていて、それぞれの考え方や行動の仕方から学べることが多いので、私にとっては出会う全ての人たちが先生です。
なので、私には今、本当にたくさんの先生がいることになり、それはとてもラッキーなことだと思います。
ワクワクな展開
きっと人間は自分の考え方や気持ち一つで、何気ない日常からでも多くを得ることができ、また失ってしまったりもするのだと思います。
私は、そういった日々からの学びを大切にし、いろんな分野に興味を持ち、知識を吸収しながら生きていきたいです。
プラスの方向にどんどん進んでいきそうな自分の生活の新たな変化に、今とてもワクワクしています。
よろしければ、娘氏のブログもどうぞご覧ください★