左の肩と腕
昨年末に雪道で転倒し左の肩と腕を強打してしまい、打撲の痛みと腱が捻じれたようなツッパリ感があり、ある方向に左腕を動かすと鋭い痛みが走って辛い状態でした。
転倒を何とか回避しようと抵抗してバランスを立て直そうとした際に、左の肩と腕をおかしな方向にひねったのだと思います。
特に『夜間痛』が酷く、痛みで熟睡できず睡眠不足になり体力的にもしんどい日々が続いていました。
先日、家事をしていたらビックリするハプニングがあり、慌てて反射的に振り返った際にまた左の肩と腕をおかしな方向にひねってしまいました。
結構な勢いでひねったので物凄い痛みが走り「痛い!!」と叫び、動かすことができずダラリとなった左腕をかばいながらその場にうずくまりました
嬉しい『ミラクル』
しばらくすると徐々に左腕が動かせるようになり、感覚がしっかり戻ってから無理のない程度に少しずつ可動域を確認してみると以前よりも動かせるようになっていました。
「あれっ、どういうこと?!」と不思議に思い、今度はいろんな重さの物を試しに持ってみると、重めの物を持っても痛みが出なくなっていました。
もしかしたら、前に転倒を回避しようとしてひねってしまった腱が、今回またおかしな方向にひねられたことで元の状態に戻ったのかなと思い、独りで「えぇっ、これってミラクルじゃない?!もはやミラクルを超えてミラコォーじゃない?!」とよくわからないことを言いながら喜びました。
『肩固定ベルト』
ですがその数日後、手から落としそうになった物をキャッチしようとして、またもや慌てて反射的に左の肩と腕を動かしたら少しだけおかしな方向にひねってしまい、痛みがちょっと戻ってしまいました。
また左の肩と腕を同じようにひねったら、この痛みは消えるのだろうかと考えながら「私の肩と腕って、一体どんなシステムですか?」と首を傾げました。
寝ているときの『夜間痛』は相変わらずだったので、インターネットで調べて見つけた『肩固定ベルト』というものを購入してみました。
それが先週末に手元に届き、さっそく着用して就寝したところ痛みが軽減されだいぶ心地よく眠れるようになりました。
思い出深いアイテム
私は寝相が悪いので夜間にベルトがずれていたり、数時間が経つと締め付けがきつく感じられて少しベルトを緩める必要があったりしますが、以前のような眠れない程の痛みがなくなったのでとても助かっています。
寝ていると自然に肩が後方に沈む姿勢になるのが『夜間痛』の原因らしいので、今は亡き愛しい愛しい老猫ちゃんたちが使っていた低反発枕を引っ張り出して、左の肩と腕を乗せて寝ています。
偶然にも思い出深いアイテムを利用することとなり、何だか愛する老猫ちゃんたちが私の肩の治療を応援して守ってくれているような気持ちになりました。
バレンタインデー
今年も『バレンタインデー』が近づいてきました。
私は毎年、娘氏にチョコレート菓子をプレゼントするだけです。
娘氏がお友達と交換する用にはデパ地下で映えそうなチョコレート菓子を買って済ませていたのですが、高校生になってから娘氏が「これからは手作りにする!」と言い出し、昨年は『トゥンカロン』という、マカロンに大量のクリームがサンドされたお菓子を作りました。
とはいっても、すべてを手作りという訳ではなく『オレオ』というクッキーをアレンジして作るアイデアレシピのお菓子でした。
オーブンを使わずに簡単に作れる映えそうなお菓子の選択に『娘氏ったら、なかなかセンスいいんじゃない★』と感心しながら、作業をさりげなく見守り、必要に応じて手伝いました。
予想的中
いよいよ仕上げにクリームをサンドする際に、限られた数しかないクッキーが数枚割れてしまい「クッキーが足りなくて、必要な数が作れない!どうしよう!」と娘氏が困り顔で言ってきました。
途方に暮れている娘氏に「大丈夫よ!」と言い、チョコレートのデコペンを接着剤にして割れたクッキーを修正しクリームの上にそっとのせて、ヒビ割れが見えないように盛り盛りのデコレーションをして完成させました。
それを見て「ママ、ありがとう❤」と安心した笑顔で感謝し、力尽きて就寝する娘氏。
「オイ!ちょっ、待てよ!」
汚れた調理器具と共にキッチンに残された私は「予想はしてましたけどね・・・」と、せっせと後片付けをしました。
親としての余裕
普段は私を7割がた無視する反抗期な娘氏ですが、どんなに尖っても悩んだり困ったりしたときは真っ先に私を頼りにしてきます。
親は子供に頼られ支えてあげられるうちが華だと私は思っているので、娘氏の反抗期もそれなりに楽しんでいます。
世の中には反抗期がない仲良し親子もたくさんいて、それはそれで素敵な関係ですし、素直なお子様に育っているのは素晴らしいことだと思います。
私の場合は、くるべき時期にくるべき成長過程がきてくれた方が安心できるタイプなので、今は手のひらの上で娘氏を遊ばせながら反抗期を見守っているといったところです。
私も反抗期が長かったので、娘氏の態度に「どうしてなの?!」と悩むこともなく、ただただDNAの強い繋がりを感じています。
更なるミッション
そんな訳で、今年もバレンタインデーのチョコレート菓子作りをする娘氏の側で、お節介な雰囲気を醸し出すことなく、さりげない自然体を装いながらお手伝いの為に待機中の私です。
何を作るのか(どれくらいの調理器具を汚す予定なのか)をきいたところ、今回もオーブンは使わないお手軽なレシピのようでホッとしたのも束の間、明日は『生チョコ』を作ると言われ「何で今日作らないの? バレンタインデーの前日の明日に配っちゃダメなの?」と叫びたい気持ちでいっぱいです。
どうやら私には明日、仕事から帰ってからもお菓子作りの手伝いと後片付けというミッションが与えられるようです (+_+)