自分を守れるのは自分だよ
心を強くするエッセイ『おしゃべりは続く』というサイトを作成し、こちらでその記事をご紹介したところ、多くの方々にご注目と応援をいただき、とても感謝しております。
n-a-creation.hatenadiary.jp悩み多きだるまさんと笑顔で毒を吐くこけしちゃんの会話型エッセイを読んでクスッと笑ってもらえたり、たくましい心で前向きに人生を歩みたい人の参考になればと思って作成しました。
今回もそのサイトから最新の記事をご紹介しますので、ぜひご覧ください (*^▽^*)
自分を守れるのは自分だよ
最近は風邪やらいろんな病気が流行ってるけど、だるまさんは大丈夫?
うん、お陰様で今のところは何とか大丈夫。
でも、周りにはダウンしてる人も多くてさ。
自分の具合の悪さに逆ギレしてる人もいて怖いよ。
あらあら、それは困るわね。
その人は忙しさとストレスでだいぶ追い込まれているのかもしれないわね。お気の毒に。
あんまりわかりやすくキレられると、差し入れとかしたくても怖くて声を掛けづらくてさ。
「うるせー、あっち行け!」とか言われそうで。
健康維持にはビタミンの摂取が重要ってことだね。緑黄色野菜は特に大事だよね。
あと、予防なら早め早めの対策がポイントね。
少しでも具合が悪いと思ったら、栄養と睡眠をなるべく多くとるようにしたり。
本格的に悪化する前に薬や栄養ドリンクを飲むのも一つだよね。自然由来のものがいいという人には、漢方や生姜湯なんかもあるね。
具合が悪いからって逆ギレしてるとストレスで免疫力が低下するし、怒りは大量のパワーを消耗するから余計に弱るだけで何も良いことが無いわ。
栄養付けて穏やかに過ごして、早く元気になって欲しいものだよ。
結局、自分を守れるのは自分だけだから、様々な局面での心身の自己管理と環境設定はとても大切ね。
様々な局面?
病気の他にも何かあるの?
快適で何の不自由もない生活って素敵だけど、それが当たり前になってしまうと、何かが起こって環境が変わったときに受けるダメージが大きすぎてしんどかったりするわ。
そして「こんなんじゃ、何かあったときに生きていけない!」って思って、それからは自分を甘やかすのを止めて、日本では水道水で生活することにしたの。
特別な水で飽和状態になった身体を当たり前の環境に戻すことにした訳だね。
美味しいと感じるかマズいと感じるかは人それぞれだけど、日本の水道水は安全だもんね。
それと、たいしたことのない距離でもタクシーを利用していた生活を、なるべく歩く生活に変えたわ。
歩くのは有酸素運動で健康に良いし『第2の心臓』といわれるふくらはぎの筋力アップにもなるから好都合だね。
室温調節も冷暖房に頼る前にまず衣服で調節して、自分に過保護な快適生活をあまりしないようにしたわ。お洒落な見た目より実用性を重視するようにもなったし。
海外でお腹を壊したことをきっかけに、少しずつ生活環境を変えたんだね。
だからその後、大きな災害に遭って急に不便な生活を強いられることになったんだけど、サバイバルなスイッチが既に入っていた私は、なんとかたくましく適応することができたわ。
運命的な変化のタイミングだね。
まるで何かに導かれて、前もって準備ができたように感じるよね。
私もそう思うの。守るべき大事な存在があれば特に、何があっても潰れない強い心と身体が必要だから、少しでも自分を鍛えておけて良かったと思うわ。
運の強さが伝わってくるよ。
凄いね、こけしちゃん!
あと、食生活の環境も緊急時の適応力や幸福感に大きく影響すると思うのよね。
食生活が緊急時の適応力と幸福感に?
学生時代、修学旅行の行く先々で「こんなのマズくて食べられない」って食事に不満そうにしている人がいたの。
その人の家では、いつもこだわりの素晴らしい料理が食卓に並んでいたのかなぁ。
お料理上手なお母さんがいて幸せだね。
うーん。私は逆に、思い出となるせっかくの修学旅行なのに食事に不満で嫌な気持ちになっているその人を、損してて可哀想だなって思ったの。
そっか、他の皆にとっては楽しいひとときなのに、その人にとっては満たされない残念な時間になってしまっているもんね。
手の込んだグルメな食事が当たり前の生活も幸せだと思うけど、私はその時その時の環境を満喫して楽しむことができる方が嬉しいかな。
言葉が通じなくても一緒に食事をすることで共感したり親しくなれたり、そんなコミュニケーションもあるもんね。『食べる喜び』はきっと全世界共通だから、柔軟な味覚が持てたら最高だろうね。
それに、災害やアクシデントが起こって通常通りの生活ができないとき、限られた食糧を美味しいと思って食べられる方が頑張って生きる気力に繋がるわ。
高級なものでもリーズナブルなものでも、それぞれの味とコストパフォーマンスに納得して満足できることが一番なのかもしれないね。それは、住まいや物にも言えることだよね。