医療通訳英語セミナーに参加して

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通訳への好奇心

とある国際団体が主催する医療通訳英語セミナー」に参加しました。
医療関係者がメインでしたが、その他に医療通訳ボランティア興味がある人も参加可能とのことだったので、どんなものなのか知りたいという好奇心で参加を申し込み、張り切って当日を迎えました。
私と同じような参加者もちらほらといて少しだけ安心しつつも、しばらく英語で話していなかったことと、医療通訳ということで専門用語がとても難しそうで緊張していました。

内容の濃いセミナー

広い会場には60人ほどの参加者がおり、東京から来た講師の先生がとてもテンポよくわかりやすい講義をしてくれました。
今回は実際に外国人ボランティアの方を招いてのロールプレイングも実施したので、実際の緊迫感や難しさも体験でき、とても濃い内容でした。
外国人は日本人と違ってプラスの感情もマイナスの感情もストレートに表現するので、こちらはただでさえ圧倒されるのに、体調が悪い時の外国人は日本人に比べてあからさまに不機嫌なことが多いらしく、患者役の外国人ボランティアの熱演たじろぎました。

テーマ以外の観察学習

その講師の先生は海外での実務経験が長く、講義の進め方や視点がインターナショナルな感じでとても興味深く面白かったです。
こういうセミナーに参加すると、そのテーマに関する知識だけではなく、人によって違う講義の展開方法と仕切り方がいろいろ見られて、場の作り方の勉強になりました。

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医療通訳のルール

医療に関する通訳にはいろんなルールがあり、特に守秘義務がとても重視されるとのことでした。
また、機械的に言われた通りの内容を適切に通訳する為に患者に感情移入することなく、常に冷静でいることが大事となるそうです。
患者が医師に容体を話す際には、言葉が通じるからという理由から患者が必要以上に通訳に頼らない様に、わざと患者の後ろに立ったりして視線を合わせないようにするのだそうです。

必要なスタイル

弱っている人や困っている人を見たら放っておけなくて、つい声を掛けてしまう優しい人だからこそボランティア活動として医療通訳をするのに、優しい人の普段通りのスタイルでは医療通訳のルールにのっとった人助けができないから、医療通訳をする際はクールで機械的な人間を演じなくてはならないとのことで、とても矛盾を感じる難しいシチュエーションだなと思いました。
心優しいボランティアの人たちが医療通訳に必要とされるスタイルに慣れるまで、きっと大変だろうなと思いました。

現実の認識

医療通訳命にかかわる重要なミッションになるので、完璧な英語のスキルが必要不可欠になると知りました。
医療通訳をする際に大事なのは「ボランティア精神」ではなく「正確な英語スキル」「冷静さ」だと知って、私にはどちらにおいても到底お役には立てそうもない痛感しました。

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通訳の違い

通訳というものを知るために参加した初めてのセミナーがこの専門的な講習だったことで、張り詰めた空気の中で敷居の高さに戸惑う状況になってしまいましたが、結果として医療専門用語の重要性や、医療通訳と他の類の通訳の違いをきちんと認識することができ、また知識を一つ増やすことができて良かったです。
違いを知り比較することで、自分が携わるなら観光案内イベント案内などのカジュアルでフレンドリーな通訳ボランティアが合っていそうな気がしました。

今後の課題

医療英語を知らないと、海外で自分の体調に異変が起きた時に病院で助けを求めるにも、容体を正確に伝えて対処してもらうことができず生命の危険に繋がることがよくわかったので、今後の娘の英語学習には身を守る為の言葉として、身体の状態を表す英語早めに取り入れていこうと思いました。

目的と結果

主催した機関が求めるものは優秀な医療通訳の人材確保と日本の医療従事者の通訳スキルの向上がメインで、私は何人分かの空いた参加枠に特別にお邪魔させて頂いたようなものだったのですが、私としては今回の体験から多くを学ぶことができたので、セミナーに参加させて頂けたことにとても感謝しています。

「学び」と「生き力」の大切さ

人間、時には思い切って飛び込んでみることも必要で、またそれは場数を踏んで度胸をつけるという「生き力」のレベルアップにも繋がるということを学べた貴重な体験でした。
そして、人間は生きている限りいくらでも学べるということも実感できました。
今後も、体当たりで学んでいる自分の背中を実際に見せることで「学び」と「生き力」の大切さ娘に伝えていこうと考えています。


私の勝負

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突然の増量キャンペーン

ある朝、職場に行くと大量の用紙が私のデスクの上に置かれていました。
「ん?何だコレは???」と思っていると、全て私が処理すべき仕事だと説明されました。
今年の1月から仕事を始めたので、今までは任せられる仕事も徐々に様子を見ながらという感じで、それほどの量ではなかったのですが、「それなりに仕事を任せられるようになった」という上司からの嬉しい判断と、私が扱うべき案件の量が増える時期が重なり、仕事量の増加予告なしに突然やってきました。

オフィスワークの忙しさ

私は学びの為に仕事を始め、その学びを楽しんでいるので、忙しさは全く苦にならず「よし、やるぞ!」張り切って取り掛かりました。
そして黙々と仕事をこなし、「さて、そろそろ一段落着くかな・・・」というところに、同じ種類の仕事がなかなかの量で追加され、その後も追加は同様に続き、その合間に他のイレギュラーな仕事も入り、気が付けば大量の処理すべき案件に埋もれていました。
それでも私は「おぉー、これがオフィスワークの忙しさというものか!」と、初の経験に感動する余裕がありました。

戦闘スイッチ

何日かして、こなすべき全ての処理が終わり「これで一息つける」と思っていると、また新たに同じ様な案件が次から次へと私のデスクに届き始めました。
そこで私は初めて、こういった状況が年度の変わり目を挟んで5月ぐらいまで続くだろうということに気がつきました。
ということは、今後はしばらく時間との戦いの日々となり、どんどん仕事をこなしていかないと溜まっていく仕事の量に飲み込まれて身動きがとれなくなってしまうとうことを理解した瞬間、自分の中で自動的に戦闘モードのスイッチが入りました。

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私のメリハリ

私は日頃、自分がさほどこだわっていないことでは、人と対立せずに譲るスタイルのんびり静かに生きています。
自分が一歩引くことで誰かが幸せになって、それでその場や人が和やかな雰囲気になるのなら「陰が薄い」とか「気が弱い人間だ」とか「できない人間だ」とか、低い評価をされても構わないと思っています。
なので、そんな私の姿しか周りのほとんどの人は知りませんが、実は私は自分が譲れない事柄や、受けると決めた勝負に関しては遠慮なく徹底的に勝ちに行くタイプたったりします。(そもそも譲れない部分や勝負をしようとする事柄自体、そんなに多くはありませんが・・・)

自分の力との勝負

今回、職場で一気に増えた仕事を、期限に遅れることなく速やかにこなすというミッションは、私にとって「仕事」との、そして「自分の力量」との勝負だと思いました。
「自分が望み、与えられた場所で職務に就く以上、仕事の量なんかに負けてはいられない」と、抽象的な敵に対し熱く闘志を燃やしています。
でも、日々その仕事をこなす為の勤務時間は決まっているので、あくまでも残業に頼らずに時間内で効率よく仕事の順番を割り振って処理することが私の目標で、その課題は「合理的に生きる」がモットーの私にしてみれば絶対にクリアしたい課題なのです。

人生のパズル

私はいつも娘に、「世の中のことはほとんどがパズルと一緒。時間の配分もパズル、人と人との事柄もパズル、会話も考え方も人生設計も全て、並べ方や組み立て方を工夫すればどうにでもできるもの。だから、臨機応変にいろんなピースを並べたり組み立てたりできるような、フレキシブルで応用力のある人間になりなさい。」と教えています。
今回の「自分との勝負」は、私が娘に説くだけの実力を本当に持ち合わせているのかを試す良い機会だとも思いながら、「絶対にこなしてやるぜ!!負けてたまるか!!」と、社会人としても娘のお手本としてもビシッと決めるべく、気合を入れて挑んでいます。

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心地良い緊張感

多分、今はまだ繁忙期の序盤で、今後はもっと容赦のない大変な時期がやってくるのだと思います。
経験したことがないので、それがどれほどのものなのか全く想像もつきませんが、基本的に難題も嫌いではありません
育児に専念してきた今までは、母親としてなるべく穏やかに子供を見守り、正しく導いていこうと心掛けていたので「闘志」とは縁遠く生きてきましたが、人間に適度なストレスが必要なのと同様、人生には適度な「闘志」も必要なのかもしれないと思いつつ、ちょっぴり心地よい緊張感を感じている今日この頃です。

エクセル表の夢

でも、この一週間ずっと夢に作成中のエクセル表が出てきてうなされているのは、さすがに心地良いことだとはいえません。
その夢で夜中に目が覚めると「あぁー、こんなことなら早く職場に行ってあの仕事を片付けてしまいたい!」と思い、次の日にする仕事の優先順位を頭の中で組み立てながら、焦りとイライラでしばらく眠れない時間を過ごし、そしてようやく再び眠りについた頃には朝がきて、今度は眠くて起きられず、時間ギリギリで出勤準備が慌ただしくなるという、何とも情けない状況だったりします。
そんなときはお気に入りの洋楽のMVに勢いをもらって気持ちをアゲて頑張ります。
音楽の力に感謝です。

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ワーカーズ・ハイ

大量の仕事をただひたすら処理し続けていたら、最初のうちはキツイと感じましたが、あるところまできた時点でその忙しさに対する焦りがフッと消え、むしろその溺れそうな忙しさ楽しく思え、笑えてきました
これは、長距離走者が苦しさの限界を越えると感じるという脳内麻薬による快楽ランナーズ・ハイ」ならぬ「ワーカーズ・ハイ」なるものではないかと思いました。
「あー、もう苦しいの通り越して逆に楽しい!なんか楽しい!こうなったらどこまでも走ってやるぜ!」労働バージョンとでもいいましょうか・・・不思議な感覚です。

ライターズ・ハイ

私は、勉強をしているときにもこういうことがありがちで、新しい知識を頭にインプットし続けていると、いっぱいいっぱいになりしんどいのですが、ある時点を越えるとアドレナリンが溢れだし、勉強するのが楽しくなり、その状態が何時間か続きます。
また、文章を書いているとき、応募用の長いエッセイの為に自分の記憶や思考からエピソードを絞り出すのに頭を使い続けていると疲れてくるのですが、ある時点を超えると疲労感がなくなり、ただただ書くのが楽しくてアイディアが次々と湧いてスラスラ書ける「ライターズ・ハイ」も経験しています。
脳の力ってすごいなぁと思います。

今後の目標

そういえば、私が今の職に就いたばかりの頃、私の先輩社員は仕事が忙し過ぎて、夕方くらいになるといつも笑っていたのを思い出し、「なるほど、こういうことだったんだな・・・」と理解しました。
新しい部署で、新人の私の面倒をみながら、次々と回ってくる仕事に追われる日々は今も続いていて、その仕事の量は私の5倍以上ではないかと思われます。
私はなんとか忙しい先輩のお役に立ちたいと思うのですが、自分の仕事との戦いに精一杯で何もできず、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
この際、ワーカーズ・ハイでも何でも上手く利用して、早く仕事をどんどん覚えてどんどんこなして、なんとか先輩の仕事を少しでも減らせるような一員になるのが私の目標です。

『仕事め、かかってこい!忙しくても必ずこなしてやるぜ!!私は絶対に負けないぞ!!!とぉっ★(キメのジャンプ)』

トリプルなお祝い

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『弥生3月』お気に入りの月

我が家の今年の3月3日は、雛祭り愛猫の20歳のお誕生日成人式(猫ですが・・・)のお祝いでした。
3月は私と娘と猫のお誕生月なので、お祝いラッシュで毎年嬉しい忙しさが続くのですが、今年は長生きしてくれている愛猫の節目の年も重なり、とてもおめでたい限りです。
私は昔から、女子として弥生の桃の節句の3月に生まれたことを幸せに思っていました。
なので、3月生まれの愛猫と娘が私の大事な『子供』として、私の元に来てくれたことに特別なものを感じていました。

お雛様と私

私は三姉妹の末っ子で、私が生まれたときに祖父母が大きくて立派な七段飾りのお雛様を私たち三姉妹にプレゼントしてくれました。
3月生まれの私のお誕生会はいつも、お雛様が飾ってある華やかな部屋で祖父母やお友達を招待して20人ぐらいで賑やかに行われていたので、三姉妹の中でも私が一番お雛様に親しみを持ち身近に感じていたような気がします。
当時、人を家に招くのが好きだった母のお陰で、毎年とても素敵なお雛祭り兼お誕生会を過ごせていたことに感謝しています。

猫×お雛様=ホラー(予想)

家には猫が2匹いたので、娘の為のお雛様はケース入りのものを購入することが必然的に決まっていました。
実家にある私のお雛様と同じタイプにしたら、猫が飾ってあるものを次々と落とし、段の上で遊んだり寝そべったり、やりたい放題することが予想され、その上、雛人形の首をくわえてどこかにやってしまい、朝起きたらお雛様の体だけが飾ってあり、猫の歯形がついているお雛様の頭が床に転がっているというような、ホラーちっくな事件確実に起きそうだったからです。

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特別なお雛様

私は自分が、自分のお雛様に深い御縁を感じていたからか、娘の為に購入する雛人形選びにも随分と熱が入りました。
9月ぐらいから雛人形の展示会や各販売店の新作フェアなどに足を運び、顔立ちやケースの色合いと造りなどにとてもこだわり、選びに選んで決めました。
結果、丸顔で優しい顔立ちの納得のいくお雛様に出会えました。
先週末、娘のお雛様を出して1年振りのご挨拶をしたのですが、母親の私もそのお雛様にとても愛着があり、なんだか娘の顔立ちが年々お雛様に似てきているように思えています。

小さな悩み

大事なお雛様なので、低いところより高い所に保管しておく方が何となく良いような気がして、天井に近い位置に保管しているので、お雛様を出すときはいつも脚立に上り、腰を痛めないように気を付けながら恐る恐る下ろしています。
年々体力に自信がなくなってきているので、今年の片付けのときはもう少し出しやすい低めの場所に保管すべきか、やはり高い所に保管し続けるべきか悩んでいます。
30代で母親になったので、娘が年々すくすくと成長していくのに対し、私は年々衰えていくので、当たり前とはいえ困ったものです。

好評なマッサージ

愛猫のお誕生祝いは、毎年お刺身をあげていたのですが、老体生ものはあまり良くないようなので、高めの缶詰をあげて地味な感じに過ぎました。
成人式のプレゼントとして、じっくりと時間をかけてマッサージをし、顔全体を両手で包み込むように、鼻先から頭の向かって撫でると、ウットリした顔激しく大きめにゴロゴロと喉を鳴らしていました。
お腹をカキカキと撫でると徐々に脚がピーンと伸び脇の下をカキカキと撫でる両手がピーンと伸び、やたらと姿勢の良い面白い格好幸せそうにマッサージを楽しんでくれていたので、良かったと思いました。

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魅惑のデパ地下グルメ

雛祭りのお祝いは、娘の希望でデパ地下のお弁当などを仕事帰りに買いました。
私が仕事を始めてから、職場の近くのデパートで一度お弁当を買って帰ったところ、豪華さが気に入ったようで、それ以来、我が家では週に一度『デパ地下お弁当デー』が設けられており、いろんなお店のお弁当やお惣菜を賞味しています。
昨日は和菓子店舗のコーナーに長い行列ができていて、何かと思ってちょっと覗いてみると桜餅と苺大福が大人気のようでした。
お弁当やお惣菜の店舗ではちらし寿司のパックがどんどん売れていましたが、娘が給食でちらし寿司を食べたと言っていたので、他のお弁当とお惣菜とどっさり買って帰りました。

桃の節句ロゼワイン

雛祭りは昨日でしたが、今晩は桃の節句にちなんでロゼワインでも開けようかと思います。
最近やたらと気に入っている、沖縄の『チラガー』という、豚の顔の皮をスモークしたおつまみがあるのですが、桜のチップでスモークされているので、桃と桜つながりで何気に合うのではと思いつつ。
来週は娘のお誕生日なので、頑張って生んだ私ご褒美にシャンパを頂くつもりです。
その5日後は私の誕生日なので、ちょっと高めのワインでも開けようかと思っています。

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イベント万歳!

『3月はお祝いで酒が飲めるぞー♪飲める飲める飲めるぞー♫酒が飲めるぞー♬』といった感じで、今年も楽しく忙しい1か月になりそうです。
(若い世代の人はこの歌、知らないと思いますが・・・(^^;))
特に理由が無くても、日頃、飲みたいときに普通に飲んでいますが、イベントとして飲むお酒はまた格別です。
「イベントなんだし・・・」と自分に言い聞かせると、高めのお酒も躊躇なく開けられるというものです。

『レッドアイ』のススメ

最近はレッドアイがとても気に入っています。
ビールをトマトジュースで割っただけの、自分で簡単に作れるカクテルです。
トマトのリコピン成分は美容に良いといわれていて、トマトジュースを加えることで摂取するビールの量も減り(トマトジュースはけっこうお腹いっぱいになりますから)、酔い過ぎの防止にもなるので次の朝にも悪影響にならずイイ感じです。
私のお気に入りのおつまみ『チラガー』との相性もなかなかです。

アルコールと健康管理

ちなみに、肝機能の健康管理をしながら飲酒をしたいという方は、摂取量を控えても毎日アルコールを飲むのでは意味がなく、アルコールを全く摂取しない休肝を作ることが大事らしいので、レッドアイといえども毎日は飲まない方が良いようです。
どうぞお気を付け下さいませ。
私もこのお祝い続きの3月を、内臓が病まないよう適度に楽しみたいと思います。

『ブルゾンちえみ』さんに魅せられて

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衝撃的なインパク

先日、アメトーークという番組の企画プレゼン大会という回でブルゾンちえみさんを初めて知りました。
個性溢れる容姿のインパクと、2人の男性『with B』を引き連れ、デキる女目線の素敵なアクションが、私のストライクゾーンど真ん中にバシッと決まりました。
ブルゾンちえみさんは私にとって、同性としてかなり共感できる愛すべき女性です。
私も「あ〜、女に生まれて良かったぁ!」と思いながら生きてます。

海外ドラマ好き

ブルゾンちえみさんの企画プレゼンは『外国にかぶれてる芸人』で、海外ドラマが好きとのことでしたが、私も大好きでした。
韓流ブームが巻き起こり、世間が『海外ドラマといえば韓国ドラマ』という状態になっているときも、私は絶対的にアメリカンドラマ推しでした。
ブルゾンちえみさんが好きなゴシップガールももちろん見てました。
若い世代のストーリーなのですが、私はファッションが大好きなのでゴシップガールは最高に刺激的でした。
『アグリーベティ』も大好きで、このドラマはたまに娘にもファッションの勉強として見せていました。

アメリカンなライト感覚

『glee』『OC』『ベロニカマーズ』なんかも見てました。
『新・ビバリーヒルズ青春白書は、昔のビバリーヒルズ青春白書を懐かしむ流れで見てました。
ドラマの主要登場人物と同世代の人が見るとかなりシリアスなストーリーでも、十分大人なお年頃の私にとってそれらのドラマは、自分と重なる部分がない分とても気軽に見られたことと、アメリカンドラマならではのテンポの良さカジュアルでライトな感覚が、育児で煮詰まっているときも私を気分転換させてくれました。

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感情移入と体力消耗

『Sex and the City』なども好きで見ていましたが、年代が近いと自分と重なる部分があったりするので、登場人物の悲しいシーンなどを見るとやたらと同情して切なくなったりして、見ているだけなのに何気にパワーを消耗していたように思います。
『HEROES』『CHUCK』は、ただただ展開にワクワクしながら見られて楽しかったです。
私は普通、一度見た映像や一度読んだ本などを「もう一度!」とは思わないのですが、どのアメリカンドラマも不思議なことに何度見ても面白く思えてしまいます。
やはり文化や感性の違いからくる独特な感覚とストーリー展開の刺激ブルゾンちえみさんと同様ハマってしまうのでしょうか。

100点満点

ブルゾンちえみさんの黒髪ボブはかなり強烈な印象で、しかも彼女の目力の強いクールな顔立ちにとても似合っていると思います。
白黒のストライプのブラウスも、黒のピタピタのタイトスカートも髪型にとても合っていて、彼女の魅力を更に引き立てていると思います。
日本女性の黒髪の美しさ再認識させてくれる辺りも好きです。
衣装の選択メイクなども私の勝手な見解では100点満点のセンスです。
声にも説得力があって、意識高い系のキャリアウーマン役がこの上なくシックリきていると思います。

小さな発見

昨日の朝、仕事の忙しさで疲れている自分に元気が欲しくて、大好きなブリトニー・スピアーズのミュージックビデオを見ながら出勤準備をしていると、『Womanizer(ウーマナイザー)』の曲中のブリトニー様ブルゾンちえみさんのような格好をして、オフィス男たちをかしづかせながらカッコよく踊っていました。
ブルゾンちえみさんはゴシップガールも好きで、この曲はそのドラマの中でも流れていたので「もしかしたらこのミュージックビデオからビジュアルのヒントを得たのでは!」と、小さな発見に勝手に喜んでいたのですが、彼女は憧れのデザイナーコシノジュンコ先生ミラ・ジョヴォヴィッチさんにインスパイアされているらしく、残念ながら私の読みは違ったようでした。
でも、ぜひ一度チェックして欲しいと思う映像です。
(問題があると悪いので、URLは貼りませんが・・・)

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『ちえみ』ってるブラウス

ブルゾンちえみさんは外国人男性にモテるようですが、なんだかわかる気がします。
彼女にはジアンビューティーともいえる、特徴的な魅力があると思います。
現在ブルゾンちえみさんに心を鷲掴みにされている女性が多いようなので(私もまんまとその一人ですが)今後、黒髪ボブ白黒ストライプのブラウスが流行るのではないかと思うと同時に、昨年の春に購入したあの衣装に似ている白黒ストライプのブラウスをこの春に着たらブルゾンちえみみたいなブラウスだ!!あの人『ちえみ』ってる!!イジられそうな気がして、着るのに勇気覚悟がいりそうです。

お気に入りのMVと猫の迷惑

ブルゾンちえみさんがヒントにしたかは別として、私の好きなブリトニー・スピアーズブルゾンちえみさんのイメージが共存しているような『Womanizer(ウーマナイザー)』のミュージックビデオが気に入って、私は何度もリピートしています。
歌詞ブルゾンちえみさんのデキるキャリアウーマンコンセプトにちょっぴり合うんじゃないかと個人的には思ったりしています。
そんなノリノリな私の隣で「まったく・・・いつまでもうるさくて眠れない(怒)」と、写真の通り、非常に迷惑そうな様子のウチの女王様(猫)です。
もちろん私は決して言いません「でも結局、寝てるじゃないですか(-_-)zzz」なんて、絶対に
それはさておき、今後もデキるキャリアウーマンブルゾンちえみさんが更にどんな風に「咲く」のかが気になって、目が離せません

ギヴ アンド テイク

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「Taker」と「Giver」

最近、ちょっと印象に残る記事を読みました。
Taker(テイカー)ではなくGiver(ギヴァー)として生きてみましょう』というタイトルで、内容を要約すると『人から何かを貰ったり吸収したりするTaker側としてではなく、自分が相手に何かを与えられるGiver側として生きられるぐらい、心や実力にゆとりがあると素敵ですね。』というようなものでした。
読みながら激しく同意でした。

貪欲さと反省

私は、自分が何かを学ぶことに熱中していると、情報や知識を得ることに夢中になってしまいます。
目標達成のためにひたすら学ぼうとするとき、自分の役に立ちそうな情報に敏感になり、情報収集の効率的なアイディアも浮かび合理的に知識を吸収できるのですが、ただただ貪欲に自分の欲しいものを求めるだけというのは、あまり素晴らしい行動ではないような気もしていましたし、子供の良いお手本にはならないかな・・・などと考え、自分を振り返り、少し反省したりもしていました。

再認識のチャンス

私の場合、子供を育てていて自分のプラスになっていると感じることは、子供に恥じないお手本として正しい姿を見せられているのかと自問自答する機会を持つことで、自分の行いを度々律することができることです。
今回、その記事のタイトルを活字で見ることで自分の考えを整理し、ハッキリと再認識できて良かったと思いました。
私は、貰おうとするだけではなく誰かの為に提供できる物や事柄は惜しみなく提供できるような、余裕のある「人間」であり「母親」であり「我が子のお手本」になりたいと改めて思いました。

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情報発信

まずは、自分が関わっている人の為にお役に立てる行動をすることや、感謝の気持ちを表すことから始めてみました。
感謝の気持ちの表現方法は何かをあげるだけではありませんが、とりあえず気持ちを伝える為に行動を起こすことが大事かなと思いました。
書くことが大好きな私は、本当ならば週末は自分のブログをアップして、いろんな人たちにその文章を読んで欲しいところなのですが、先週は、自分が新たに知り協力できそうな便利なシステムやサービスを、起業を目指して勉強や模索をしている知人や、もう既に事業を展開して頑張っている知人たちに情報発信することに時間を費しました。
自分と同じ様に頑張っている人を応援できることは、こちらにとっても活力になり気持ちの良いものです。

感謝と激励

私は私的なメールの一括送信があまり好きではなく、その相手ごとにメッセージを付け加えてメールを送るので、けっこう時間がかかります。
「合理的な生き方」を好む私なのですが、そういう所はなかなか合理的ではなかったりします。
そういった形で自分の近況報告も兼ねた情報発信をしたところ、皆それぞれ忙しい中、たくさんの人が返信をしてくれ、「前向きに頑張っている姿に励まされる」「いつも情報提供や応援を有難う」「お互い頑張ろう」などの感謝や激励の言葉を貰いました。
また、知人たちが新しい取組みに挑戦している様子などを知ることで「私も現状に感謝しつつも、常に向上心を忘れずに前進し続けよう!」と改めて奮起しました。

心の和

自分の欲求を満たす、または満たしてもらう」という感覚ではなく、「相手の役に立ちたい」という感覚で行動をした結果、「感謝」「激励」というお返しを受け取り、心が嬉しさ幸福感で満たされ温かい気持ちになれました。
「TakerではなくGiverとして生きるって、つまりこういうことなんだな・・・」と、心のゆとりや善行が生み出す「和」実感しました。
「情けは人の為ならず」という「和の心の文化」に通じるものがあると思いました。

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いろんな「Give」

「Give(ギヴ)」にもいろんな形があると思います。
物や情報を与えるだけではなく、親切心で行動することも、優しい言葉や賞賛の言葉を発することもそうですし、寄り添うことや自分の時間誰かの為に費やすこともそうです。
誰かの幸せを願ったり理解しようする努力などの精神的な働きかけ「Give」ですし、誰かが失敗をしてしまったり、どうにも身動きがとれない状況に陥ってしまったときに手を差し伸べ、一緒に対策を練り取り組むことも「Give」といえると思います。

必要な力

何でもそうですが、自分の身の丈や実力以上のことを無理して頑張ってしまうと、自分が苦しくなってしまいます。
そう考えると、与える為にはそれができるくらいの実力や余裕が必要ということになります。
なので私は、もっともっと自分の出来ることを増やし実力と余裕を身につけ、まずは身近な人の役に立てるよう、目の前の課題を1つ1つクリアしていこうと思います。
私の場合、実力と共にもっと体力をつけなくてはとも思っています。

親としての「Give」

こういったことは、自分の子育てにおいてもいえることかもしれないなと思いました。
基本的に親は子に与える側で、私は親として我が子の為に出来る限りのこと、またはそれ以上のことをしてあげたいと思っていますが、無理をして頑張りすぎてしまうと自分が苦しくなり、どうにもならなくなってしまいます。
なので、人間力や生き力の面で、もっと余裕をもってどっしりと構えていられるよう、日々学んで成長し、親として子供に与えられるものをどんどん増やしていけたらと思っています。

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ビジネスのセンス

「ギヴ アンド テイク」ビジネス上でもよく使われる言葉ですが、私はビジネスで「物を売って儲ける」というセンスがありません。
きっとそういうセンスがある人というのは「価値を見極める力」「割り切る力」優れているのだと思います。
私はおそらく「割り切る力」欠けていて、自分が良いと思う物や自分が作った作品の良さに誰かが共感し、例えばそれが欲しいという流れになると、割り切ってビジネスに結び付けるのではなく「よかったら差し上げますよ。喜んでいただけるなら。」となってしまいます。
田舎育ちだからなのか、家系的な遺伝なのか、割とお人好しなところが将来の起業ビジネス展開を考える上ではネックになるのかなと思ったりしています。

マーケティングでの学び

商品を提供し、それに見合う対価を受け取るのは当たり前のことで、それがビジネスの基本でもあるのですが、自分のその力とセンスの無さを今後どうしたものかと思案中です。
以前受講したマーケティングのセミナーで、「自分の感覚だけで商品の販売価格を決めてはいけない」と教わりました。
「安価での提供」=「良い商売」=「確実な売上」という訳ではないからとのことでした。
とても興味深く、「なるほどなぁ・・・」と納得の内容でした。

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世界観と思い込み

地方の地元の人々にとっての「当たり前にあるもので珍しくもないから」という感覚と「買い手=地元の人々」という狭い範囲で販売状況を予想しながら考えると、価格設定は当然安くなってしまいます。
でも、インターネットなどを利用した販路など、視野を広げて展開できることも考えた場合、安い物にはあまり良いイメージを持たないという傾向があるので、低い評価になってしまう危険があり、その地方の地元の人々の価値観はあくまでも1部だけの価値観であって、世の中にはもっと価値を感じて高い対価を払おうと考える人々もいるからということでした。
自分が知る世界観や思い込みだけで物事を勝手に決めつけてはいけないという、とても大事なことを学びました。

発想の転換

いろんなことを学び、理屈ではわかっているのですが、どうしても人間そんなにすぐには変われないもので、困ったところです。
今のところはNPO非営利団体)」としての事業展開が自分には合っているのかなと、いろんな案を絡めながらイメージを繰り返しています。
「自分の弱みを強みに変える」というところでいえば「お人好しの人間にだからこそできる発想がきっとあるはすだ!」と、逆に強気の展開に期待するのも一つだと自分に言い聞かせたりしつつ、「ギヴ アンド テイク」という言葉に、広くいろんなことを考えさせてもらっている、とても穏やかな週末です。

ウチの猫

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めでたい長寿

ウチの猫は今年の3月3日20歳になります。
なので今年、我が家ではお誕生日雛祭り成人式(?!)のお祝いが同時に行われる予定です。
ずっと室内で生活していることもあり、大きな病気をすることなく、元気に過ごしてくれています。
ゴハンは数年前からシニア用のものをあげたり、ちょっと高価な腎臓に優しい栄養食をあげたりして、腎臓がなるべく弱らないように薬を毎日あげたりと、少し気を遣いながら様子を見ていますが、有り難いことに毎日無事に良く食べ、良く眠り、良く甘えています。

みえみえの作戦

昨年の5月5日に、ずっと一緒に育ってきた姉妹の猫が旅立ってしまいました。
それ以来、1匹でお留守番をすることになったのが淋しいようで、私が外出して帰宅すると物凄くお怒りのご様子です。
外出用の洋服を一瞬ベッドの上に置くと、いつも素知らぬ顔でノッサリと私の洋服の上に寝そべり着替えることを許可しない構えです。
知らんふりをしていても、隠しきれていない洋服が思い切りはみ出している様子が何だか可愛らしくて、時間がないときでもついナデナデしてしまいます。

お出掛け前のお約束

でも着替えて出掛けなくてはならないので「ごめんね、ベイビーちゃん・・・」と申し訳なさそうに言い、その言葉とは裏腹な結構な勢い一気に洋服を引き抜きます。
すると猫は「うわぁ」という顔でベッドの上をゴロゴロと転がって「完璧に隠していたはずなのに、なぜ見つかってしまったんだ?!」という感じで、動かず残念そうに考え込みます。
そしていよいよ出掛けるときには、とびっきりの不機嫌な顔でふて寝をします。
それが我が家のお出掛け前のお約束なのですが、そんな様子が健気に見えたり、全く学ばないおバカさんに見えたりで、とにかく愛おしくてたまりません

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「来い指令」の発動

人間は歳をとると子供にかえり、段々とワガママになってくるといいますが、猫も同じ年々ワガママになってきます。
ウチの猫が10歳のとき私の娘が生まれ、そのときに猫がすっかり赤ちゃん返りをしているので、歳をとってワガママな上にとても甘えん坊で何気に手が掛かります。
最近は寝起きが悪くて、起きると必ず「来い」とばかりに大声でキレ気味に鳴き叫びます。
昼も夜も関係なく、起きたときは必ずその「来い指令」が発動されます。
今流行の恋ダンスなら可愛いのですが、「来い指令」はちょっと・・・という感じです。

非情な猫のツメ

夜中でも急にナデナデして欲しくなると、寝ている私の頭や顔を手でトントンと叩いて起こしにかかります。
最初の内は丸めた手で「ポフポフ」としたソフトで遠慮気味な感覚なのですが、熟睡中でなかなか起きないと少しずつツメを出し始め、最終的にはツメ全開で頭や顔をキッと握られて、痛くて起きるという有様です。
「痛い!」と私が怒った声で言っても、猫は私が起きたということがとにかく嬉しくて、かなり大きめの音量で激しく「ゴロゴロ」と喉を鳴らし始めるので、結局「はいはい、わかりましたよ・・・」眠いのを我慢しながらしばらくナデナデしてあげます・・・いいえ、ナデナデさせて頂くのです!
そして翌日、私のには猫のツメ痕が残っていたりします。

女王な猫のしもべ

冬は夜中に寒くなると、ベッドで寝ている私の所に来て、耳元「ニャーニャー」と私が起きるまで鳴き、私の頭の上にノッサリと横たわります。
私はひんやりと冷たくなった猫の足の肉球を、手のひらで包んでギュウッと温めてあげます。
すると猫は「ゴロゴロ」ボリューム全開で喉を鳴らし、しばらくして体が温まるとサッサと自分の好きな場所へ移動して寝ます。
そんな女王な猫のしもべとして仕える私は、朝までぐっすりと眠らせてもらえることが滅多にありません

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猫=小悪魔

しもべの私生意気にも眠いからと女王を無視して眠り続ける「そちらがその気なら、こんなこともこんなこともしちゃうもんねー!」とばかりに、ビニールをかじって体に悪いイタズラを始めたり、押し入れの高い所に上って物を落とし始めたりと、あの手この手で命令に従わないしもべを困らせます。
そして私は「はいはい、すみませんでした。すぐに起きない私が悪かったです。」と、結局起きて女王のお世話をさせて頂くのです。
ウチの猫は本当に「小悪魔」そのものです。

溢れる魅力と威力

私がスマホをいじっていると、自分よりもスマホに私の注意が向いているのが許せないらしく、スマホの上に座って隠したり、時にはスマホを持っている私の手の上に強引に座って手とスマホを自分の体で封印したりします。
それでも私がスマホの使用をやめないと、私の顔を見ながら「フンッ」とわざとらしく大きな溜め息をついて淋しげなアピールをしながら去っていきます。
その姿を見て「わかりましたよぉ」と、結局すぐに猫の後を追う私
猫の魅力あふれる仕草にはどうしたって敵いません

猫の癒しの力

猫が喉を鳴らす「ゴロゴロ」という音「1/Fの揺らぎ(えふぶんのいちのゆらぎ)」があり、人をリラックスさせる効果があるのだと聞いたことがあります。
他には波の音や、風に揺れる木々の音などもそうらしく、確かにそれらの音を聞いていると心が癒される気がします。
猫は自分が嬉しくて幸せな気持ちだから喉を鳴らし、それを聞いて私も心が癒される
最高のポジティブなサイクルだと思います。

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可愛いおバカさん

その癒しに加え、ウチの猫はおバカさんな行動で私をますますホッコリとした気持ちにしてくれます。
棚の上で気持ち良くお昼寝をしている猫の姿を「今日はそこですか、可愛いなぁ・・・」と見ていると、いつもベッドやカーペットの上で寝ているときのように大きく体を伸ばし優雅に寝返りをうち、「あっマズい、そういえば棚の上だったんだー!!」という顔で落ちそうになりながらジタバタと態勢を整え、棚にツメを出した両手をかけて、落ちないように必死にしがみついたのですが、努力もむなしくそのまま棚から「ズズッ・・・ズズズズーー」落ちてしまいました。

ごまかす猫

恥ずかしさで猫のプライドが傷ついたようで、しばらく呆然としている猫に「大丈夫?!」と声を掛けると「は?!何が?!何のこと?!別に何もありませんけど。」という表情で平静を装いながらベッドに移動し、一生懸命に毛づくろいをして自分を落ち着かせていました。
人間と同じように恥ずかしい状況を何とかごまかそうとしている姿と、猫なのに棚から落ちたという事実に、オモシロカワすぎて完全に胸を撃ち抜かれました。

危機管理と距離感

普通、猫は人や物を確認するときに、まずは匂いを嗅いで確認し、その上で安全か危険かを判断します。
なのに、ウチの猫は昔から距離の取り方が下手で、私がケーキを食べようとテーブルの上に置いていたりすると、「これは一体、何だ?!」と早速その確認に取り掛かるのですが、確認の為に鼻を近づけるその距離を間違えて、匂いを嗅ぐ前に既に鼻がケーキにぶつかってベタッとクリームがついてしまうという、残念なことになっていました。
もしそれが自分にとって危険なものだったとしたら、匂いで確認も何も既に鼻にくっついてしまっているのはダメだし、そんな調子で猫として大丈夫なのかと、私はいつも心配していました。

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舌のしまい忘れ

どんなに利口そうな顔をしている猫でも、たまに舌をしまい忘れて、舌の先がちょっぴり出たままのことがあります。
ウチの猫がそんなことになっていると、私と娘はなかなか見られないものを見られたと大興奮で、こぞって近くで見て写真を撮りまくります。
猫は自分の舌が出ていることに気付いていないので、急にキャーキャー言いながら騒ぎ出した私たちを不可思議な目で見つめるのですが、そのシリアスな表情をしている間もずっと舌の先が出たままなので、間の抜けた表情にずっと釘付けです。
私と娘にとって猫のその表情を見られるチャンスというのは、四葉のクローバーを見つけるよりも幸せで嬉しいことです。

猫の日

2月2日ニャーニャーで「猫の日らしかったのですが、意識しておらずウチでは何も用意しないでしまったので、勝手に2月22日ニャニャニャンで「猫の日パートⅡ」として何かしてあげようと思っています。
私が仕事を始めてからは、平日は毎日お留守番をしなくてはならなくなり、淋しい思いをたくさんさせてしまっているので、いつも以上に女王な猫のしもべとして仕えようと思います。
でも今夜は、最近の疲れが溜まってきているので、「朝まで起こさないでゆっくり寝かせてくれないかなぁ・・・」切に願っている私です。

きっと猫のおかげ

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子猫の誕生

1997年3月3日、チンチラゴールデンのお父さんとロシアンブルーのお母さんの間に7匹の子猫が生まれました。
子供ができないように手術をしていたのに、何故かできた不思議な子猫たちでした。
その猫たちのオーナーは驚きながらも一生懸命に子猫たちの貰い手を探しました。
生後3か月をお父さん、お母さんの元で過ごし、それから子猫たちはオーナーの知り合いの家にそれぞれ1匹ずつに貰われて行きました。

可愛い姉妹

私の知り合いが、その内の2匹を私の所へ連れてきました。
自分の友人が子猫を貰う予定で、今はゴールデンウィークで旅行に行っていて留守だから、その間だけ猫好きの私に預かって貰いたいとのことでした。
「特に可愛い子猫を選んで連れてきたんだよ」と言いながら知り合いが蓋を開けた箱の中に入っていた2匹の子猫は、1匹がチンチラゴールデン寄りのフサフサな毛並みの子で、もう1匹は普通のトラ猫みたいな毛並みの子でした。
お父さんとお母さんは美猫で、よくコンテストで優勝していただけあって、クルクルした丸い目とても可愛い雛祭り生まれ子猫の姉妹でした。

猫トイレ

私は猫が大好きでしたが自分でお世話をしたことが一度もなく、預かるにも一体どう扱って良いのかわからず、まずは本屋に行き「猫の飼い方」の本を2冊購入して、とりあえず必要な物を準備しました。
最初は「少しの間だから」と思い、トイレは段ボール箱にちぎった新聞紙を入れて簡易な物を作ったのですが、猫が全然そこを使う気配がなく、我慢して我慢してついに床の上に漏らしてしまっていたので、これはお互いの為にならないと思い、早速ホームセンターで猫トイレを購入して設置しました。
すると「コレですよ、コレ!コレを待ってたんですよ!」とばかりに、こぞって猫トイレを使い始めてくれたのでホッとしました。

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赤ちゃん猫

3か月ほど親元で生活していたときにトイレの躾もきちんとされていたようで、とてもお利口さんな子猫たちでした。
まだ本当に小さな赤ちゃんだったので、子猫用ミルクお皿から飲むことができず、本に書いてある内容を参考に、私がスポイトで少しずつ飲ませました。
環境が変わったからか便がなかなか出ず、そのままにしておくと病気になってしまうと猫に詳しい知り合いに教えられ、ティッシュで作ったこよりでお尻をトントンと軽く叩いて刺激して、なんとか排便をさせていました。

新しい家族

私がお世話をするのはゴールデンウィークの間だけで、その後はそれぞれ1匹ずつ別の人に貰われていくと最初からわかっていたのですが、2匹で身を寄せ合って慣れない環境で不安そうにしている様子をみていると、そんな2匹の子猫を引き離してしまうのが何だか物凄く可哀想に思えて、別々じゃなく1人の人に2匹まとめて貰ってもらえないかと、猫を連れてきた知り合いに頼みました。
でも、住んでいるマンションの規則でどちらの人も1匹ずつしか動物は飼えないとのことだったので、だったら私にこの子猫2匹とも育てさせて欲しいと頼み込み2匹の子猫は晴れて一緒に私の所で暮らすことになりました。

母性と成長

私は昔から猫と一緒に暮らすことを夢見ていたのですが、動物嫌いの家族の反対や、命に対する責任をきちんと果たせるか自信がなくて、ずっと躊躇していました。
でも実際にその子猫たちのお世話を数日間しているうちに「この子たちは私が守る!」という使命感にかられ、成り行きではありましたがとても強くハッキリとした決意をもって子猫を育てていくことに踏み切りました。
独り暮らしをしていたので、他に誰も子猫たちのお世話を手伝ってくれる人はなく、自分の責任でしっかりこの2匹の命を守っていかなくてはいけないというプレッシャー全く不安を感じなかったのは、母性のような強い愛情が自分の中に生まれたからだと思いました。
それは、私の記念すべき「人としての成長」第一歩だったのかもしれません。

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子猫のお母さん

私はその2匹の子猫に、自分の名前の漢字1文字ずつあげ、「あなたたちは私の分身だよ」という意味を込めて名前をつけました。
初めて猫のお母さんになった私はわからないことだらけでしたが、とにかく気を付けて育ててきました。
子猫がまだ小さい内は、人間が寝返りをしたときに潰して死なせてしまうことがあると本で読み、一緒に寝ないようにしたり、耳ダニの予防年齢に合ったゴハンの用意など、できる限りのケアをして育てました。

子猫時代の思い出

まだ私の所に来て間もない頃、夜中に大きな雷が鳴ると、2匹で駆け寄ってきてベッドで寝ている私の背中の下に頭を突っ込んで隠れようと必死にもがいていたことがあり、その姿がとても可愛かったです。
夏は窓を開けて網戸にしておくと、2匹ともセミのように網戸に張り付いて涼み、面白がって網戸の上を移動して遊ぶので網戸がボロボロでした。
ベッドと壁の間テレビの上など、いろんなお気に入りの居場所を見つけてくつろぐ天才でした。

猫の習性と私の損害

猫も成長するにつれ、どんどん好奇心が旺盛になり、頭は賢く手先は器用になってきて、ドア引き出しなどを開けるので、それらを防止する対応苦労しました。
当時、アパレル業に従事していた私は高級なスーツなども何着か持っていたのですが、やはり良質の生地は引っ掻き心地も格別なのか、私の知らない間に高い洋服は全て猫の爪によってダメにされており、東京本社への出張当日、スーツを選ぼうとクローゼットを開け、初めてその悲惨な有様を目にして泣きました
概ね50万円程の損害でした。
それ以来、クローゼットや洋服ダンスには絶対に猫が開けられないような工夫を欠かさなくなり、あまり高い服は買わないことにました。

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オニの様なブーム

一頃、私の背中に飛びついて肩の上によじ登る「お母さん登りごっこ」が2匹の間でちょっとしたブームになり、薄着になる夏場は油断して背中を見せると、すぐにどちらかが私の背中をめがけて「イェーイ」とばかりにジャンプして、爪全開でガッシリとしがみつくので、私の背中は2匹の爪痕だらけという地獄の日々でした。
そのとき、人間は本当に物凄く痛いときは悲鳴をあげる余裕なんてないということを、身をもって知りました。

赤ちゃん返り

猫たちが10歳のときに私の娘が生まれたのですが、赤ちゃんが甘やかされるのを見ると自分たちもすっかり赤ちゃん返りをし、私も私もと次々に甘えてくるので、育児と猫たちの対応に追われて本当に寝る時間がありませんでした。
それまでは抱っこされるのが大嫌いで、抱きかかえてもすぐに嫌がって逃げていたのですが、娘がいつも抱っこされているのを見ると、「私にも抱っこ、お願いします。」的なアピールをしてきて、抱っこされると「ほぅ・・・抱っことは、なかなかイイものですな。」という感じで、2匹とも抱っこされるのがとても気に入った様子でした。
娘は年月とともに成長していくのですが、赤ちゃん返りした猫たちはそれ以来ずっと気持ちは赤ちゃんのままで、年齢を重ねておばあちゃんになっても全力で甘えていました。

孤独な旅立ち

そんな猫2匹とのドタバタで幸せな生活が続いていましたが、2016年5月5日毛がフサフサした方の猫19歳で天国に旅立っていきました。
私がほんのちょっと家を空けた何時間かの間に、見つからないようにお風呂場でひっそりと旅立ったのでした。
私は年老いていく猫たちにずっと「あなたたちが旅立つときは必ずママのお膝の上だよ。そのときはママがちゃんと見守るからね。ママがいないときに勝手に旅立ってはダメだよ。」と言い聞かせていたのですが、きっとその子は私がとても悲しんで泣くと知っていたから、私の悲しみを少しでも小さく抑えようと、自分の最期の瞬間を私に見せずに、私がいない間に独りで旅立ったのだと思います。

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種を越えた親子愛

実際、もし私がその子の側にいて、苦しみながら最期を迎える姿を目にしていたとしたら、どうしていいかわからずにうろたえて、目の前にいるのに何もできず助けてあげられなかったことをずっと悔やみ立ち直れなかったと思います。
その子は昔から私にベッタリのお母さん子だったので、私の弱さや脆さを誰よりも身近で感じ、もしかしたら私自身よりも私のことを良く知っていたのかもしれません。
私はそのとき、その子との間に種を越えた母と子の愛を感じました。

別れの悲しみ

過去に祖父や祖母との別れは経験しましたが、一緒に住んでいなかったこともあってか葬儀のときもあまり実感が湧きませんでした。
なので今回初めて自分の身近な家族の死に直面し、大きな悲しみとショックに打ちひしがれ、しばらく泣いて暮らしました。
火葬をして、お仏壇を作り、部屋いっぱいにその子の写真を貼って、なるべく寂しさを感じないように努めました。

心の区切り

あまり私が悲しんでばかりいると、その子が私を心配して成仏できなくなると思い、四十九日までには心を落ち着けて、気持ちの上できちんとお見送りをしました。
四十九日他界した側が心を落ち着かせて成仏する準備の為の期間といわれているけれど、本当は見送る側が気持ちの整理をつけて少しでも心穏やかにお別れができるよう、優しい心遣いから作られた期間なんじゃないかなと、私は思いました。

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「忙しさ」という助け

お見送りが終わってからは何だか急に忙しくなり、娘の夏休みにはいろんな行事に参加出来る運びとなって、慌ただしく時間に追われている間は、悲しみに泣くことなく過ごせました。
娘の夏休みが終わると、今度はちょうど良いタイミングで自分の勉強を始められる環境になり、トントン拍子で良い流れができ、いろんなことに挑戦しながら気を張っているうちに、私は深い悲しみから少しだけ立ち直れていました。

きっかけは猫

そんな時間を経て今、社会での実務修行という一歩を踏み出し、落ち着いた環境で学ぶ幸せな日々を過ごしていられるのは、きっと天国へと旅立った猫が、全て上手くいくように私たち家族を守って応援してくれているからだと思っています。
ワイン葡萄作りで関わることになったエコビレッジにもがいて、思えば猫の話がきっかけでそこのオーナーとの会話が始まり「実はワインに興味がある」という話になり、現在に至っています。
現在お世話になっている職場では、偶然にも上司も先輩も猫好きで、そのメンバーでLINEグループを作成し、和気あいあいで良い雰囲気です。

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感謝と素敵な思い込み

こんな風に猫つながりで良い流れができているのは、やはり旅立った猫が応援してくれているからだと思うのです。
だから私は、何か良いことがあったり幸せを感じる度「いつも有難う。守ってくれて有難う。応援してくれて有難う。ずっと愛してるよ。絶対に忘れないよ。ママ、頑張るからね。大好きだよ。」とつぶやきます。
何度も何度もつぶやきます。
感謝の気持ちのこもった温かい言葉が自分の中から自然と出てくることは良いことだと思うので、プラスにつながる思い込みはきっとアリだと思います。

人生が教えてくれること

私は宗教家ではありませんが、和の心や文化が好きで、言霊の力も信じており、「人間は気の持ちようでどうにでもなる」と思っています。
旅立ってしまった甘えん坊なおばあちゃん猫とは、物理的にはもう一緒にいることができなくなりましたが、今私は、一緒に生活していた頃よりもその子のことを多く考えるようになり、心でつながることで以前よりもその子の存在を不思議なくらい身近に感じています。
人生で起こる事柄は、良いこと悪いこと全て何かを教えてくれているのだと思います。
今回の、大事な家族である猫との悲しい別れは、私に「別れの受け止め方」「精神的なつながりの強さ」を教えてくれ、また更に「人としての成長」をさせてくれたように思います。


「いつも有難う。全部、全部、有難う。ずっと大好きだよ。」