『ブルゾンちえみ』さんに魅せられて

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衝撃的なインパク

先日、アメトーークという番組の企画プレゼン大会という回でブルゾンちえみさんを初めて知りました。
個性溢れる容姿のインパクと、2人の男性『with B』を引き連れ、デキる女目線の素敵なアクションが、私のストライクゾーンど真ん中にバシッと決まりました。
ブルゾンちえみさんは私にとって、同性としてかなり共感できる愛すべき女性です。
私も「あ〜、女に生まれて良かったぁ!」と思いながら生きてます。

海外ドラマ好き

ブルゾンちえみさんの企画プレゼンは『外国にかぶれてる芸人』で、海外ドラマが好きとのことでしたが、私も大好きでした。
韓流ブームが巻き起こり、世間が『海外ドラマといえば韓国ドラマ』という状態になっているときも、私は絶対的にアメリカンドラマ推しでした。
ブルゾンちえみさんが好きなゴシップガールももちろん見てました。
若い世代のストーリーなのですが、私はファッションが大好きなのでゴシップガールは最高に刺激的でした。
『アグリーベティ』も大好きで、このドラマはたまに娘にもファッションの勉強として見せていました。

アメリカンなライト感覚

『glee』『OC』『ベロニカマーズ』なんかも見てました。
『新・ビバリーヒルズ青春白書は、昔のビバリーヒルズ青春白書を懐かしむ流れで見てました。
ドラマの主要登場人物と同世代の人が見るとかなりシリアスなストーリーでも、十分大人なお年頃の私にとってそれらのドラマは、自分と重なる部分がない分とても気軽に見られたことと、アメリカンドラマならではのテンポの良さカジュアルでライトな感覚が、育児で煮詰まっているときも私を気分転換させてくれました。

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感情移入と体力消耗

『Sex and the City』なども好きで見ていましたが、年代が近いと自分と重なる部分があったりするので、登場人物の悲しいシーンなどを見るとやたらと同情して切なくなったりして、見ているだけなのに何気にパワーを消耗していたように思います。
『HEROES』『CHUCK』は、ただただ展開にワクワクしながら見られて楽しかったです。
私は普通、一度見た映像や一度読んだ本などを「もう一度!」とは思わないのですが、どのアメリカンドラマも不思議なことに何度見ても面白く思えてしまいます。
やはり文化や感性の違いからくる独特な感覚とストーリー展開の刺激ブルゾンちえみさんと同様ハマってしまうのでしょうか。

100点満点

ブルゾンちえみさんの黒髪ボブはかなり強烈な印象で、しかも彼女の目力の強いクールな顔立ちにとても似合っていると思います。
白黒のストライプのブラウスも、黒のピタピタのタイトスカートも髪型にとても合っていて、彼女の魅力を更に引き立てていると思います。
日本女性の黒髪の美しさ再認識させてくれる辺りも好きです。
衣装の選択メイクなども私の勝手な見解では100点満点のセンスです。
声にも説得力があって、意識高い系のキャリアウーマン役がこの上なくシックリきていると思います。

小さな発見

昨日の朝、仕事の忙しさで疲れている自分に元気が欲しくて、大好きなブリトニー・スピアーズのミュージックビデオを見ながら出勤準備をしていると、『Womanizer(ウーマナイザー)』の曲中のブリトニー様ブルゾンちえみさんのような格好をして、オフィス男たちをかしづかせながらカッコよく踊っていました。
ブルゾンちえみさんはゴシップガールも好きで、この曲はそのドラマの中でも流れていたので「もしかしたらこのミュージックビデオからビジュアルのヒントを得たのでは!」と、小さな発見に勝手に喜んでいたのですが、彼女は憧れのデザイナーコシノジュンコ先生ミラ・ジョヴォヴィッチさんにインスパイアされているらしく、残念ながら私の読みは違ったようでした。
でも、ぜひ一度チェックして欲しいと思う映像です。
(問題があると悪いので、URLは貼りませんが・・・)

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『ちえみ』ってるブラウス

ブルゾンちえみさんは外国人男性にモテるようですが、なんだかわかる気がします。
彼女にはジアンビューティーともいえる、特徴的な魅力があると思います。
現在ブルゾンちえみさんに心を鷲掴みにされている女性が多いようなので(私もまんまとその一人ですが)今後、黒髪ボブ白黒ストライプのブラウスが流行るのではないかと思うと同時に、昨年の春に購入したあの衣装に似ている白黒ストライプのブラウスをこの春に着たらブルゾンちえみみたいなブラウスだ!!あの人『ちえみ』ってる!!イジられそうな気がして、着るのに勇気覚悟がいりそうです。

お気に入りのMVと猫の迷惑

ブルゾンちえみさんがヒントにしたかは別として、私の好きなブリトニー・スピアーズブルゾンちえみさんのイメージが共存しているような『Womanizer(ウーマナイザー)』のミュージックビデオが気に入って、私は何度もリピートしています。
歌詞ブルゾンちえみさんのデキるキャリアウーマンコンセプトにちょっぴり合うんじゃないかと個人的には思ったりしています。
そんなノリノリな私の隣で「まったく・・・いつまでもうるさくて眠れない(怒)」と、写真の通り、非常に迷惑そうな様子のウチの女王様(猫)です。
もちろん私は決して言いません「でも結局、寝てるじゃないですか(-_-)zzz」なんて、絶対に
それはさておき、今後もデキるキャリアウーマンブルゾンちえみさんが更にどんな風に「咲く」のかが気になって、目が離せません

ギヴ アンド テイク

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「Taker」と「Giver」

最近、ちょっと印象に残る記事を読みました。
Taker(テイカー)ではなくGiver(ギヴァー)として生きてみましょう』というタイトルで、内容を要約すると『人から何かを貰ったり吸収したりするTaker側としてではなく、自分が相手に何かを与えられるGiver側として生きられるぐらい、心や実力にゆとりがあると素敵ですね。』というようなものでした。
読みながら激しく同意でした。

貪欲さと反省

私は、自分が何かを学ぶことに熱中していると、情報や知識を得ることに夢中になってしまいます。
目標達成のためにひたすら学ぼうとするとき、自分の役に立ちそうな情報に敏感になり、情報収集の効率的なアイディアも浮かび合理的に知識を吸収できるのですが、ただただ貪欲に自分の欲しいものを求めるだけというのは、あまり素晴らしい行動ではないような気もしていましたし、子供の良いお手本にはならないかな・・・などと考え、自分を振り返り、少し反省したりもしていました。

再認識のチャンス

私の場合、子供を育てていて自分のプラスになっていると感じることは、子供に恥じないお手本として正しい姿を見せられているのかと自問自答する機会を持つことで、自分の行いを度々律することができることです。
今回、その記事のタイトルを活字で見ることで自分の考えを整理し、ハッキリと再認識できて良かったと思いました。
私は、貰おうとするだけではなく誰かの為に提供できる物や事柄は惜しみなく提供できるような、余裕のある「人間」であり「母親」であり「我が子のお手本」になりたいと改めて思いました。

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情報発信

まずは、自分が関わっている人の為にお役に立てる行動をすることや、感謝の気持ちを表すことから始めてみました。
感謝の気持ちの表現方法は何かをあげるだけではありませんが、とりあえず気持ちを伝える為に行動を起こすことが大事かなと思いました。
書くことが大好きな私は、本当ならば週末は自分のブログをアップして、いろんな人たちにその文章を読んで欲しいところなのですが、先週は、自分が新たに知り協力できそうな便利なシステムやサービスを、起業を目指して勉強や模索をしている知人や、もう既に事業を展開して頑張っている知人たちに情報発信することに時間を費しました。
自分と同じ様に頑張っている人を応援できることは、こちらにとっても活力になり気持ちの良いものです。

感謝と激励

私は私的なメールの一括送信があまり好きではなく、その相手ごとにメッセージを付け加えてメールを送るので、けっこう時間がかかります。
「合理的な生き方」を好む私なのですが、そういう所はなかなか合理的ではなかったりします。
そういった形で自分の近況報告も兼ねた情報発信をしたところ、皆それぞれ忙しい中、たくさんの人が返信をしてくれ、「前向きに頑張っている姿に励まされる」「いつも情報提供や応援を有難う」「お互い頑張ろう」などの感謝や激励の言葉を貰いました。
また、知人たちが新しい取組みに挑戦している様子などを知ることで「私も現状に感謝しつつも、常に向上心を忘れずに前進し続けよう!」と改めて奮起しました。

心の和

自分の欲求を満たす、または満たしてもらう」という感覚ではなく、「相手の役に立ちたい」という感覚で行動をした結果、「感謝」「激励」というお返しを受け取り、心が嬉しさ幸福感で満たされ温かい気持ちになれました。
「TakerではなくGiverとして生きるって、つまりこういうことなんだな・・・」と、心のゆとりや善行が生み出す「和」実感しました。
「情けは人の為ならず」という「和の心の文化」に通じるものがあると思いました。

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いろんな「Give」

「Give(ギヴ)」にもいろんな形があると思います。
物や情報を与えるだけではなく、親切心で行動することも、優しい言葉や賞賛の言葉を発することもそうですし、寄り添うことや自分の時間誰かの為に費やすこともそうです。
誰かの幸せを願ったり理解しようする努力などの精神的な働きかけ「Give」ですし、誰かが失敗をしてしまったり、どうにも身動きがとれない状況に陥ってしまったときに手を差し伸べ、一緒に対策を練り取り組むことも「Give」といえると思います。

必要な力

何でもそうですが、自分の身の丈や実力以上のことを無理して頑張ってしまうと、自分が苦しくなってしまいます。
そう考えると、与える為にはそれができるくらいの実力や余裕が必要ということになります。
なので私は、もっともっと自分の出来ることを増やし実力と余裕を身につけ、まずは身近な人の役に立てるよう、目の前の課題を1つ1つクリアしていこうと思います。
私の場合、実力と共にもっと体力をつけなくてはとも思っています。

親としての「Give」

こういったことは、自分の子育てにおいてもいえることかもしれないなと思いました。
基本的に親は子に与える側で、私は親として我が子の為に出来る限りのこと、またはそれ以上のことをしてあげたいと思っていますが、無理をして頑張りすぎてしまうと自分が苦しくなり、どうにもならなくなってしまいます。
なので、人間力や生き力の面で、もっと余裕をもってどっしりと構えていられるよう、日々学んで成長し、親として子供に与えられるものをどんどん増やしていけたらと思っています。

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ビジネスのセンス

「ギヴ アンド テイク」ビジネス上でもよく使われる言葉ですが、私はビジネスで「物を売って儲ける」というセンスがありません。
きっとそういうセンスがある人というのは「価値を見極める力」「割り切る力」優れているのだと思います。
私はおそらく「割り切る力」欠けていて、自分が良いと思う物や自分が作った作品の良さに誰かが共感し、例えばそれが欲しいという流れになると、割り切ってビジネスに結び付けるのではなく「よかったら差し上げますよ。喜んでいただけるなら。」となってしまいます。
田舎育ちだからなのか、家系的な遺伝なのか、割とお人好しなところが将来の起業ビジネス展開を考える上ではネックになるのかなと思ったりしています。

マーケティングでの学び

商品を提供し、それに見合う対価を受け取るのは当たり前のことで、それがビジネスの基本でもあるのですが、自分のその力とセンスの無さを今後どうしたものかと思案中です。
以前受講したマーケティングのセミナーで、「自分の感覚だけで商品の販売価格を決めてはいけない」と教わりました。
「安価での提供」=「良い商売」=「確実な売上」という訳ではないからとのことでした。
とても興味深く、「なるほどなぁ・・・」と納得の内容でした。

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世界観と思い込み

地方の地元の人々にとっての「当たり前にあるもので珍しくもないから」という感覚と「買い手=地元の人々」という狭い範囲で販売状況を予想しながら考えると、価格設定は当然安くなってしまいます。
でも、インターネットなどを利用した販路など、視野を広げて展開できることも考えた場合、安い物にはあまり良いイメージを持たないという傾向があるので、低い評価になってしまう危険があり、その地方の地元の人々の価値観はあくまでも1部だけの価値観であって、世の中にはもっと価値を感じて高い対価を払おうと考える人々もいるからということでした。
自分が知る世界観や思い込みだけで物事を勝手に決めつけてはいけないという、とても大事なことを学びました。

発想の転換

いろんなことを学び、理屈ではわかっているのですが、どうしても人間そんなにすぐには変われないもので、困ったところです。
今のところはNPO非営利団体)」としての事業展開が自分には合っているのかなと、いろんな案を絡めながらイメージを繰り返しています。
「自分の弱みを強みに変える」というところでいえば「お人好しの人間にだからこそできる発想がきっとあるはすだ!」と、逆に強気の展開に期待するのも一つだと自分に言い聞かせたりしつつ、「ギヴ アンド テイク」という言葉に、広くいろんなことを考えさせてもらっている、とても穏やかな週末です。

ウチの猫

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めでたい長寿

ウチの猫は今年の3月3日20歳になります。
なので今年、我が家ではお誕生日雛祭り成人式(?!)のお祝いが同時に行われる予定です。
ずっと室内で生活していることもあり、大きな病気をすることなく、元気に過ごしてくれています。
ゴハンは数年前からシニア用のものをあげたり、ちょっと高価な腎臓に優しい栄養食をあげたりして、腎臓がなるべく弱らないように薬を毎日あげたりと、少し気を遣いながら様子を見ていますが、有り難いことに毎日無事に良く食べ、良く眠り、良く甘えています。

みえみえの作戦

昨年の5月5日に、ずっと一緒に育ってきた姉妹の猫が旅立ってしまいました。
それ以来、1匹でお留守番をすることになったのが淋しいようで、私が外出して帰宅すると物凄くお怒りのご様子です。
外出用の洋服を一瞬ベッドの上に置くと、いつも素知らぬ顔でノッサリと私の洋服の上に寝そべり着替えることを許可しない構えです。
知らんふりをしていても、隠しきれていない洋服が思い切りはみ出している様子が何だか可愛らしくて、時間がないときでもついナデナデしてしまいます。

お出掛け前のお約束

でも着替えて出掛けなくてはならないので「ごめんね、ベイビーちゃん・・・」と申し訳なさそうに言い、その言葉とは裏腹な結構な勢い一気に洋服を引き抜きます。
すると猫は「うわぁ」という顔でベッドの上をゴロゴロと転がって「完璧に隠していたはずなのに、なぜ見つかってしまったんだ?!」という感じで、動かず残念そうに考え込みます。
そしていよいよ出掛けるときには、とびっきりの不機嫌な顔でふて寝をします。
それが我が家のお出掛け前のお約束なのですが、そんな様子が健気に見えたり、全く学ばないおバカさんに見えたりで、とにかく愛おしくてたまりません

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「来い指令」の発動

人間は歳をとると子供にかえり、段々とワガママになってくるといいますが、猫も同じ年々ワガママになってきます。
ウチの猫が10歳のとき私の娘が生まれ、そのときに猫がすっかり赤ちゃん返りをしているので、歳をとってワガママな上にとても甘えん坊で何気に手が掛かります。
最近は寝起きが悪くて、起きると必ず「来い」とばかりに大声でキレ気味に鳴き叫びます。
昼も夜も関係なく、起きたときは必ずその「来い指令」が発動されます。
今流行の恋ダンスなら可愛いのですが、「来い指令」はちょっと・・・という感じです。

非情な猫のツメ

夜中でも急にナデナデして欲しくなると、寝ている私の頭や顔を手でトントンと叩いて起こしにかかります。
最初の内は丸めた手で「ポフポフ」としたソフトで遠慮気味な感覚なのですが、熟睡中でなかなか起きないと少しずつツメを出し始め、最終的にはツメ全開で頭や顔をキッと握られて、痛くて起きるという有様です。
「痛い!」と私が怒った声で言っても、猫は私が起きたということがとにかく嬉しくて、かなり大きめの音量で激しく「ゴロゴロ」と喉を鳴らし始めるので、結局「はいはい、わかりましたよ・・・」眠いのを我慢しながらしばらくナデナデしてあげます・・・いいえ、ナデナデさせて頂くのです!
そして翌日、私のには猫のツメ痕が残っていたりします。

女王な猫のしもべ

冬は夜中に寒くなると、ベッドで寝ている私の所に来て、耳元「ニャーニャー」と私が起きるまで鳴き、私の頭の上にノッサリと横たわります。
私はひんやりと冷たくなった猫の足の肉球を、手のひらで包んでギュウッと温めてあげます。
すると猫は「ゴロゴロ」ボリューム全開で喉を鳴らし、しばらくして体が温まるとサッサと自分の好きな場所へ移動して寝ます。
そんな女王な猫のしもべとして仕える私は、朝までぐっすりと眠らせてもらえることが滅多にありません

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猫=小悪魔

しもべの私生意気にも眠いからと女王を無視して眠り続ける「そちらがその気なら、こんなこともこんなこともしちゃうもんねー!」とばかりに、ビニールをかじって体に悪いイタズラを始めたり、押し入れの高い所に上って物を落とし始めたりと、あの手この手で命令に従わないしもべを困らせます。
そして私は「はいはい、すみませんでした。すぐに起きない私が悪かったです。」と、結局起きて女王のお世話をさせて頂くのです。
ウチの猫は本当に「小悪魔」そのものです。

溢れる魅力と威力

私がスマホをいじっていると、自分よりもスマホに私の注意が向いているのが許せないらしく、スマホの上に座って隠したり、時にはスマホを持っている私の手の上に強引に座って手とスマホを自分の体で封印したりします。
それでも私がスマホの使用をやめないと、私の顔を見ながら「フンッ」とわざとらしく大きな溜め息をついて淋しげなアピールをしながら去っていきます。
その姿を見て「わかりましたよぉ」と、結局すぐに猫の後を追う私
猫の魅力あふれる仕草にはどうしたって敵いません

猫の癒しの力

猫が喉を鳴らす「ゴロゴロ」という音「1/Fの揺らぎ(えふぶんのいちのゆらぎ)」があり、人をリラックスさせる効果があるのだと聞いたことがあります。
他には波の音や、風に揺れる木々の音などもそうらしく、確かにそれらの音を聞いていると心が癒される気がします。
猫は自分が嬉しくて幸せな気持ちだから喉を鳴らし、それを聞いて私も心が癒される
最高のポジティブなサイクルだと思います。

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可愛いおバカさん

その癒しに加え、ウチの猫はおバカさんな行動で私をますますホッコリとした気持ちにしてくれます。
棚の上で気持ち良くお昼寝をしている猫の姿を「今日はそこですか、可愛いなぁ・・・」と見ていると、いつもベッドやカーペットの上で寝ているときのように大きく体を伸ばし優雅に寝返りをうち、「あっマズい、そういえば棚の上だったんだー!!」という顔で落ちそうになりながらジタバタと態勢を整え、棚にツメを出した両手をかけて、落ちないように必死にしがみついたのですが、努力もむなしくそのまま棚から「ズズッ・・・ズズズズーー」落ちてしまいました。

ごまかす猫

恥ずかしさで猫のプライドが傷ついたようで、しばらく呆然としている猫に「大丈夫?!」と声を掛けると「は?!何が?!何のこと?!別に何もありませんけど。」という表情で平静を装いながらベッドに移動し、一生懸命に毛づくろいをして自分を落ち着かせていました。
人間と同じように恥ずかしい状況を何とかごまかそうとしている姿と、猫なのに棚から落ちたという事実に、オモシロカワすぎて完全に胸を撃ち抜かれました。

危機管理と距離感

普通、猫は人や物を確認するときに、まずは匂いを嗅いで確認し、その上で安全か危険かを判断します。
なのに、ウチの猫は昔から距離の取り方が下手で、私がケーキを食べようとテーブルの上に置いていたりすると、「これは一体、何だ?!」と早速その確認に取り掛かるのですが、確認の為に鼻を近づけるその距離を間違えて、匂いを嗅ぐ前に既に鼻がケーキにぶつかってベタッとクリームがついてしまうという、残念なことになっていました。
もしそれが自分にとって危険なものだったとしたら、匂いで確認も何も既に鼻にくっついてしまっているのはダメだし、そんな調子で猫として大丈夫なのかと、私はいつも心配していました。

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舌のしまい忘れ

どんなに利口そうな顔をしている猫でも、たまに舌をしまい忘れて、舌の先がちょっぴり出たままのことがあります。
ウチの猫がそんなことになっていると、私と娘はなかなか見られないものを見られたと大興奮で、こぞって近くで見て写真を撮りまくります。
猫は自分の舌が出ていることに気付いていないので、急にキャーキャー言いながら騒ぎ出した私たちを不可思議な目で見つめるのですが、そのシリアスな表情をしている間もずっと舌の先が出たままなので、間の抜けた表情にずっと釘付けです。
私と娘にとって猫のその表情を見られるチャンスというのは、四葉のクローバーを見つけるよりも幸せで嬉しいことです。

猫の日

2月2日ニャーニャーで「猫の日らしかったのですが、意識しておらずウチでは何も用意しないでしまったので、勝手に2月22日ニャニャニャンで「猫の日パートⅡ」として何かしてあげようと思っています。
私が仕事を始めてからは、平日は毎日お留守番をしなくてはならなくなり、淋しい思いをたくさんさせてしまっているので、いつも以上に女王な猫のしもべとして仕えようと思います。
でも今夜は、最近の疲れが溜まってきているので、「朝まで起こさないでゆっくり寝かせてくれないかなぁ・・・」切に願っている私です。

きっと猫のおかげ

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子猫の誕生

1997年3月3日、チンチラゴールデンのお父さんとロシアンブルーのお母さんの間に7匹の子猫が生まれました。
子供ができないように手術をしていたのに、何故かできた不思議な子猫たちでした。
その猫たちのオーナーは驚きながらも一生懸命に子猫たちの貰い手を探しました。
生後3か月をお父さん、お母さんの元で過ごし、それから子猫たちはオーナーの知り合いの家にそれぞれ1匹ずつに貰われて行きました。

可愛い姉妹

私の知り合いが、その内の2匹を私の所へ連れてきました。
自分の友人が子猫を貰う予定で、今はゴールデンウィークで旅行に行っていて留守だから、その間だけ猫好きの私に預かって貰いたいとのことでした。
「特に可愛い子猫を選んで連れてきたんだよ」と言いながら知り合いが蓋を開けた箱の中に入っていた2匹の子猫は、1匹がチンチラゴールデン寄りのフサフサな毛並みの子で、もう1匹は普通のトラ猫みたいな毛並みの子でした。
お父さんとお母さんは美猫で、よくコンテストで優勝していただけあって、クルクルした丸い目とても可愛い雛祭り生まれ子猫の姉妹でした。

猫トイレ

私は猫が大好きでしたが自分でお世話をしたことが一度もなく、預かるにも一体どう扱って良いのかわからず、まずは本屋に行き「猫の飼い方」の本を2冊購入して、とりあえず必要な物を準備しました。
最初は「少しの間だから」と思い、トイレは段ボール箱にちぎった新聞紙を入れて簡易な物を作ったのですが、猫が全然そこを使う気配がなく、我慢して我慢してついに床の上に漏らしてしまっていたので、これはお互いの為にならないと思い、早速ホームセンターで猫トイレを購入して設置しました。
すると「コレですよ、コレ!コレを待ってたんですよ!」とばかりに、こぞって猫トイレを使い始めてくれたのでホッとしました。

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赤ちゃん猫

3か月ほど親元で生活していたときにトイレの躾もきちんとされていたようで、とてもお利口さんな子猫たちでした。
まだ本当に小さな赤ちゃんだったので、子猫用ミルクお皿から飲むことができず、本に書いてある内容を参考に、私がスポイトで少しずつ飲ませました。
環境が変わったからか便がなかなか出ず、そのままにしておくと病気になってしまうと猫に詳しい知り合いに教えられ、ティッシュで作ったこよりでお尻をトントンと軽く叩いて刺激して、なんとか排便をさせていました。

新しい家族

私がお世話をするのはゴールデンウィークの間だけで、その後はそれぞれ1匹ずつ別の人に貰われていくと最初からわかっていたのですが、2匹で身を寄せ合って慣れない環境で不安そうにしている様子をみていると、そんな2匹の子猫を引き離してしまうのが何だか物凄く可哀想に思えて、別々じゃなく1人の人に2匹まとめて貰ってもらえないかと、猫を連れてきた知り合いに頼みました。
でも、住んでいるマンションの規則でどちらの人も1匹ずつしか動物は飼えないとのことだったので、だったら私にこの子猫2匹とも育てさせて欲しいと頼み込み2匹の子猫は晴れて一緒に私の所で暮らすことになりました。

母性と成長

私は昔から猫と一緒に暮らすことを夢見ていたのですが、動物嫌いの家族の反対や、命に対する責任をきちんと果たせるか自信がなくて、ずっと躊躇していました。
でも実際にその子猫たちのお世話を数日間しているうちに「この子たちは私が守る!」という使命感にかられ、成り行きではありましたがとても強くハッキリとした決意をもって子猫を育てていくことに踏み切りました。
独り暮らしをしていたので、他に誰も子猫たちのお世話を手伝ってくれる人はなく、自分の責任でしっかりこの2匹の命を守っていかなくてはいけないというプレッシャー全く不安を感じなかったのは、母性のような強い愛情が自分の中に生まれたからだと思いました。
それは、私の記念すべき「人としての成長」第一歩だったのかもしれません。

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子猫のお母さん

私はその2匹の子猫に、自分の名前の漢字1文字ずつあげ、「あなたたちは私の分身だよ」という意味を込めて名前をつけました。
初めて猫のお母さんになった私はわからないことだらけでしたが、とにかく気を付けて育ててきました。
子猫がまだ小さい内は、人間が寝返りをしたときに潰して死なせてしまうことがあると本で読み、一緒に寝ないようにしたり、耳ダニの予防年齢に合ったゴハンの用意など、できる限りのケアをして育てました。

子猫時代の思い出

まだ私の所に来て間もない頃、夜中に大きな雷が鳴ると、2匹で駆け寄ってきてベッドで寝ている私の背中の下に頭を突っ込んで隠れようと必死にもがいていたことがあり、その姿がとても可愛かったです。
夏は窓を開けて網戸にしておくと、2匹ともセミのように網戸に張り付いて涼み、面白がって網戸の上を移動して遊ぶので網戸がボロボロでした。
ベッドと壁の間テレビの上など、いろんなお気に入りの居場所を見つけてくつろぐ天才でした。

猫の習性と私の損害

猫も成長するにつれ、どんどん好奇心が旺盛になり、頭は賢く手先は器用になってきて、ドア引き出しなどを開けるので、それらを防止する対応苦労しました。
当時、アパレル業に従事していた私は高級なスーツなども何着か持っていたのですが、やはり良質の生地は引っ掻き心地も格別なのか、私の知らない間に高い洋服は全て猫の爪によってダメにされており、東京本社への出張当日、スーツを選ぼうとクローゼットを開け、初めてその悲惨な有様を目にして泣きました
概ね50万円程の損害でした。
それ以来、クローゼットや洋服ダンスには絶対に猫が開けられないような工夫を欠かさなくなり、あまり高い服は買わないことにました。

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オニの様なブーム

一頃、私の背中に飛びついて肩の上によじ登る「お母さん登りごっこ」が2匹の間でちょっとしたブームになり、薄着になる夏場は油断して背中を見せると、すぐにどちらかが私の背中をめがけて「イェーイ」とばかりにジャンプして、爪全開でガッシリとしがみつくので、私の背中は2匹の爪痕だらけという地獄の日々でした。
そのとき、人間は本当に物凄く痛いときは悲鳴をあげる余裕なんてないということを、身をもって知りました。

赤ちゃん返り

猫たちが10歳のときに私の娘が生まれたのですが、赤ちゃんが甘やかされるのを見ると自分たちもすっかり赤ちゃん返りをし、私も私もと次々に甘えてくるので、育児と猫たちの対応に追われて本当に寝る時間がありませんでした。
それまでは抱っこされるのが大嫌いで、抱きかかえてもすぐに嫌がって逃げていたのですが、娘がいつも抱っこされているのを見ると、「私にも抱っこ、お願いします。」的なアピールをしてきて、抱っこされると「ほぅ・・・抱っことは、なかなかイイものですな。」という感じで、2匹とも抱っこされるのがとても気に入った様子でした。
娘は年月とともに成長していくのですが、赤ちゃん返りした猫たちはそれ以来ずっと気持ちは赤ちゃんのままで、年齢を重ねておばあちゃんになっても全力で甘えていました。

孤独な旅立ち

そんな猫2匹とのドタバタで幸せな生活が続いていましたが、2016年5月5日毛がフサフサした方の猫19歳で天国に旅立っていきました。
私がほんのちょっと家を空けた何時間かの間に、見つからないようにお風呂場でひっそりと旅立ったのでした。
私は年老いていく猫たちにずっと「あなたたちが旅立つときは必ずママのお膝の上だよ。そのときはママがちゃんと見守るからね。ママがいないときに勝手に旅立ってはダメだよ。」と言い聞かせていたのですが、きっとその子は私がとても悲しんで泣くと知っていたから、私の悲しみを少しでも小さく抑えようと、自分の最期の瞬間を私に見せずに、私がいない間に独りで旅立ったのだと思います。

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種を越えた親子愛

実際、もし私がその子の側にいて、苦しみながら最期を迎える姿を目にしていたとしたら、どうしていいかわからずにうろたえて、目の前にいるのに何もできず助けてあげられなかったことをずっと悔やみ立ち直れなかったと思います。
その子は昔から私にベッタリのお母さん子だったので、私の弱さや脆さを誰よりも身近で感じ、もしかしたら私自身よりも私のことを良く知っていたのかもしれません。
私はそのとき、その子との間に種を越えた母と子の愛を感じました。

別れの悲しみ

過去に祖父や祖母との別れは経験しましたが、一緒に住んでいなかったこともあってか葬儀のときもあまり実感が湧きませんでした。
なので今回初めて自分の身近な家族の死に直面し、大きな悲しみとショックに打ちひしがれ、しばらく泣いて暮らしました。
火葬をして、お仏壇を作り、部屋いっぱいにその子の写真を貼って、なるべく寂しさを感じないように努めました。

心の区切り

あまり私が悲しんでばかりいると、その子が私を心配して成仏できなくなると思い、四十九日までには心を落ち着けて、気持ちの上できちんとお見送りをしました。
四十九日他界した側が心を落ち着かせて成仏する準備の為の期間といわれているけれど、本当は見送る側が気持ちの整理をつけて少しでも心穏やかにお別れができるよう、優しい心遣いから作られた期間なんじゃないかなと、私は思いました。

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「忙しさ」という助け

お見送りが終わってからは何だか急に忙しくなり、娘の夏休みにはいろんな行事に参加出来る運びとなって、慌ただしく時間に追われている間は、悲しみに泣くことなく過ごせました。
娘の夏休みが終わると、今度はちょうど良いタイミングで自分の勉強を始められる環境になり、トントン拍子で良い流れができ、いろんなことに挑戦しながら気を張っているうちに、私は深い悲しみから少しだけ立ち直れていました。

きっかけは猫

そんな時間を経て今、社会での実務修行という一歩を踏み出し、落ち着いた環境で学ぶ幸せな日々を過ごしていられるのは、きっと天国へと旅立った猫が、全て上手くいくように私たち家族を守って応援してくれているからだと思っています。
ワイン葡萄作りで関わることになったエコビレッジにもがいて、思えば猫の話がきっかけでそこのオーナーとの会話が始まり「実はワインに興味がある」という話になり、現在に至っています。
現在お世話になっている職場では、偶然にも上司も先輩も猫好きで、そのメンバーでLINEグループを作成し、和気あいあいで良い雰囲気です。

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感謝と素敵な思い込み

こんな風に猫つながりで良い流れができているのは、やはり旅立った猫が応援してくれているからだと思うのです。
だから私は、何か良いことがあったり幸せを感じる度「いつも有難う。守ってくれて有難う。応援してくれて有難う。ずっと愛してるよ。絶対に忘れないよ。ママ、頑張るからね。大好きだよ。」とつぶやきます。
何度も何度もつぶやきます。
感謝の気持ちのこもった温かい言葉が自分の中から自然と出てくることは良いことだと思うので、プラスにつながる思い込みはきっとアリだと思います。

人生が教えてくれること

私は宗教家ではありませんが、和の心や文化が好きで、言霊の力も信じており、「人間は気の持ちようでどうにでもなる」と思っています。
旅立ってしまった甘えん坊なおばあちゃん猫とは、物理的にはもう一緒にいることができなくなりましたが、今私は、一緒に生活していた頃よりもその子のことを多く考えるようになり、心でつながることで以前よりもその子の存在を不思議なくらい身近に感じています。
人生で起こる事柄は、良いこと悪いこと全て何かを教えてくれているのだと思います。
今回の、大事な家族である猫との悲しい別れは、私に「別れの受け止め方」「精神的なつながりの強さ」を教えてくれ、また更に「人としての成長」をさせてくれたように思います。


「いつも有難う。全部、全部、有難う。ずっと大好きだよ。」

工場見学バスツアー

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必死の申込み

2017年1月13日(金)、自治体が主催する「工場見学バスツアー」に参加しました。
夏休みや冬休みに親子で自由研究ができるようにと開催されるものなのですが、先着順の参加受付なので、申込日の受付開始と共に繋がるまで電話をひたすらかけまくるという、まるで人気のコンサートチケットを購入するぐらいの気合で申し込みました。
普段はなかなか見せて貰えない工場を訪問できることが特徴で、私自身そういったイベントにとても興味があるので、無事に申し込みができとても嬉しかったです。

ツアーとお休み

私は年末から実務修行として勤務を始めていて、その面接を受ける前に申し込んだこのツアー参加を「お休みをもらうのは、やっぱり難しいのかな・・・」と、半ば諦めていました。
ですが、子供の知識と思い出になる貴重なツアー参加権をみすみす捨ててしまうのはもったいないと思い、勇気を出して上司にお休みをお願いしてみました。
すると、まだ入ったばかりということで気を遣ってもらえたのか、お休みをもらうことができ、めでたく参加できることになりました。
人間、ダメだと勝手に決めつけないでとりあえず言ってみることって大事だなと思いました。

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面倒な思春期

ですが今後は、授業参観などの学校行事があってもお休みはとらない方向で考えています。
少し前からお年頃の娘「見られるのが恥ずかしいから、もう授業参観には来ないで。」と淋しいことを言われていたので、「まぁ、それならちょうど良いから、私も仕事に専念しよう」と、お互いにとってイイ感じの流れになっているのです。
一年前までは、学校で保護者のお手伝い参加の募集がある度に「ママ、絶対に来てね!」と言っていたのが急に真逆の態度に変わり、そのタイミングと原因が未だに不明で、「思春期って、難しくて面倒くさい・・・」と思ったりしています。

印刷工場

工場見学では、まず初めに印刷工場へ訪問しました。
オフィスと工場が隣接していて、オフィスにはWEBデザイナー編集者校閲者もいて、とてもクリエイティブな感じでした。
印刷をかけて紙媒体にする前に、取引先との打ち合わせ何度も何度も入るようで、見学で訪問している間も幾つかの応接スペースで打ち合わせが行われていました。
そんな場面を実際に目にするのは初めてだったので、とても新鮮でした。

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ダイナミックな印刷機

印刷は、広告や雑誌などを作成するだけではなく、木やアクリル板や布にもできるとのことで、過去のいろんな完成品を手に取って見させてもらいました。
日本ハムファイターズの選手の等身大パネルなどもあり、「こういう物もここで印刷して作られているんだ」と、ほとんどの参加者が興味津々で工場内の機械を見ていました。
大規模な印刷機なので、使用するインク大きなドラム缶に入っていて、工場の壁と天井をつたう長いパイプ管を通って機械に補充されていました。

製本過程

雑誌を作る自動の作業ラインが稼働していて、それぞれの紙を一枚ずつ重ね、中心をホチキス止めし、折りたたんで、紙の端を切断してキレイに揃えて、あっという間に雑誌ができていく様子をしばらく眺めていました。
切断した紙の端は大きなパイプに吸い込まれ、ゴミ入れの大きなかごの中に溜まるようになっていて、なんて合理的で素晴らしいシステムなんだと見とれていました。
私は製本にも興味があったので、娘よりも積極的隅々まで見学させてもらいました。
お土産に、人気動物園のカレンダーを頂きました。

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鉄工所

鉄鋼を加工する工場では、大きな鉄の板にコンピューターでプログラミングした図を書き込んで、指定した形にカットする機械がありました。
機械のすぐ横に、ちょっと広いタイプの電話ボック程度の大きさの小屋があり、その中にあるパソコンでプログラマーの人がプログラミングをしていました。
出来あがったのはピカチュウの小さな鉄のプレートで、チェーンを通す穴を開ければキーホルダーにもできるとのでした。
大きな機械を使って、大きな鉄の板からこんなに小さくて精巧なピカチュウが沢山できるなんて、日本のものづくりの技術って本当にすごいなと思いました。

職人の技

子供が見学に来るということで、特別妖怪ウォッチのキャラクター林檎北海道の形の鉄のプレートも作ってくれていて、子供たちはお土産ピカチュウと北海道の形のプレートをもらいました。
プログラミングというと、オフィスコンピュータールームで作業がされるものと思っていましたが、工場の機械の隣に設置された狭いスペースでプログラミングをして、大きな機械を作動させる様子を見て、場所なんて関係なく実力を発揮できる職人技術って凄いなぁと感心しました。

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溶接の良し悪し

溶接の実演特別なマスクを使用して見せて貰い、中には実演体験をさせてもらっている子供もいました。
溶接の技術の良し悪し作業中の音で判断できるようで、「ジージー」という音は上手い人「ババババ」という音は下手な人で、それを業界では「ジジィは良くてババァは駄目」と言ったりするそうです。
職人界ならではのストレートな表現だと感じました。

貴重な工場

この工場ではジェットコースターなどの点検も請け負っていて、いろんな乗り物が工場内に置かれていました。
そういった乗り物の大掛かりな点検ができる規模の大きい工場は少ないので、九州の遊園地のジェットコースターが、はるばるここの工場に運ばれてきていました。
工場内で物を移動させる為のクレーンが天井から吊るされていて、その簡単な操作を体験させてもらい、いい記念になりました。

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「感性」と「技術」

子供の教育を考える上で、現代社会では進学が一般的に重視されていますが、技術を習得して手に職をつけたり、専門的な知識を身につけプロフェッショナルとして実績を積むなど、職人的な感覚学びの道を進んでいくのも「将来の自立」という観点ではいいのかなと、改めて考えさせられました。
いずれAIが人間に代わって仕事をこなす時代がくるとすれば、そんな時代を生きる子供たちは、人間にしかない「感性」「技術」勝負していかなくてはならないと思います。
そんな大事な要素を伸ばすためにも、私は娘にいろんな経験をするチャンスをどんどん与えて、楽しみながら自分も一緒に成長していきたいと考えています。

子供たちの将来の為に

自治体を挙げてこのような取組みをしてもらえることはとても有り難く、子供たちの為になるならと、見学の依頼を快諾してくれた工場のお陰だと思っています。
見学の人数が30人程の規模で、受け入れたくてもスペースの関係で見学を実施できない工場や、食品を扱う工場では衛生面の問題で部外者が中に入れないなど、様々な事情もあるので限られた工場にはなりますが、多くの子供たちが日本の技術の凄さ職人の重要性やかっこよさを知り、いろんな分野で活躍する人材に成長してくれたらいいなと思います。
また親も、子供を導く上で固定観念ではなく、柔軟性のある思考や広い視野を養う必要があると思いました。

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学びと感謝

小学4年生の娘と一緒に、自分も小学4年生の頃に戻ったようなテンションで、楽しみながら新しいことを知り、学ばせてもらえた素晴らしい工場見学ツアーでした。
このツアーを企画してくれた自治体と、見学を受け入れてくれた工場と、申込みの電話が繋がった幸運と、お休みをくれた上司にとても感謝しています。

『バランスクッション』

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デスクワークと腰痛対策

実務修行として仕事を始め楽しい日々を送っているが、デスクワークでずっと座っているので腰が痛くなるのが難点で、勤務2日目でもう既に腰痛の症状にギブアップ気味だった。
ただでさえ慣れない通勤ラッシュで体がヨレヨレになるのに、腰痛を抱え込むのはしんどくて困る
とはいえ、家にいるときのようにバランスボールを使用する訳にもいかず、何か対策を考えねばといろいろ思案してみた。

ただの思いつき

バランスボールを平たく潰したような形の、空気が入った座布団があればなぁ・・・体幹トレーニング用のグッズとして販売してないかなぁ・・・」とネットで検索してみたところ、「バランスクッション」なるものが本当にあって驚いた。
しかも、ただの希望と思いつきで想像したまんまの、理想的な品物だった。
「バランスディスク」という名前でも呼ばれているようだった。

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即決購入

これだ!職場の椅子の上にこれを置いて仕事すれば、きっと腰痛は無くなるはずだ!!」と、物凄い勢いでいろいろ検索して、何種類かの中から一番無難なスタイルお得そうな物を選び購入した。
こういう時の勘と決断力には(根拠はないが)自信がある
早く届かないかと心待ちにして過ごしている間は、「もうすぐあのクッションが届くから大丈夫」と自分のテンションを上げながら腰痛を耐えた。

嬉しい到着

待ちに待った現物が自宅に届けられ手に取ってみると、思っていたより重くて意外だった。
箱ではなく、しっかりめのビニール袋に入った現物が、茶色の厚手の紙袋に入れられた状態で、宅配便で届いた。
自宅で使うなら絶対にピンクを選ぶところだが、職場用ということで、カラフルな品揃えの中から私は地味めのシルバーを選んでいた。

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不思議な造り

早速、空気を詰めて使用してみようと付属品の空気入れポンプを探した。
手動のピストン型タイプで、ちょっとわかりづらいところがあり、小さな金属の針状の部品収納されていた。
バランスクッションには空気穴に栓がなく、それでも空気が漏れてこない造りになっているようだった。

わからない正解

説明書に「クッションを床の上などに置いたまま空気ポンプの針を差し込み過ぎると、突き抜けて穴が開いてしまうのでご注意ください。」とあったので、あまり針を深く差し込まない状態で空気を入れてみると、なかなか空気が入らなかった
手動のポンプだから時間がかかるのか、もっと針を差し込むべきなのか、正解がわからないので、しばらくそのままの状態で空気を入れ続けた。

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苦労の末

ピストンがなかなか動かず、ひと押しするのもかなりの力が必要で、汗だくになりながら続けても少しだけしか膨らまず、この調子ではまでかかってしまうと思った。
半分ヤケになって、「床の上がダメなら・・・」とクッションを持った状態で針を真ん中ぐらいの長さまで差し込んで空気を入れてみた。
するとピストンが簡単に動くようになり、面白いように空気が入ってあっという間にクッションが完成した。

辿り着いた正解

あまりにスムーズな空気の入り方に嬉しくなって、少し柔らかめになるくらいの空気の量にしようと思っていたのだがついつい入れ過ぎ、パンパンで固めの仕上がりになってしまった。
どうやら空気入れの針は半分くらいまで差し込むのが正解だったようだ。
初めてのことでわからず、私は無駄な時間と労力を使ってしまったが、これを読んでバランスクッションを購入する方は、ぜひ参考にしてスムーズに空気を入れて頂きたい。

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恐るべしバランスクッション

そしてついに、神々しく輝く(?!)バランスクッションをソファーの上に置き、座ってみるその瞬間がやってきた。
ソファーの上だと若干クッション自体が沈むが、それでもバランスボールに座っているときと同様、イイ感じの反発力があり体幹が鍛えられつつも腰への負担がやわらぐのがわかった。
ウエストにも適度で心地よい刺激があり、バランスクッションは最高だということが判明した!!

バランスボールとの比較

バランスクッションとバランスボールを比較してみると、バランスボールは場所をとるが、バランスクッションだといつも座っている場所に置くだけなので、部屋が狭くならない
効果的にはどちらもほぼ一緒のような気がするが、バランスクッション座布団型なのでバランスボールよりも安定感があり、バランスを取りやすいと思われる。
私は、バランスボールをこれからも使い続けるつもりだが、自宅のソファーに置く用バランスクッション購入しようかとも考えている。

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いよいよ職場で

翌朝、バランスクッションを持参で張り切って出勤し、クッションで高さが高くなるなることを考え椅子を一番低い状態に調節してから、椅子の上に置いて座ってみた。
自宅のソファーより硬い椅子の上なので反発力が強く、初めの内は体がグラグラしたが、バランスボール歴が長いこともあってかすぐに慣れた
職場の椅子の上で目立たないように、黒いクッションカバーを作ったので、見た目も問題なく仕事も腰の状態も順調なまま現在に至っている。

知恵と応用

私が購入したバランスクッションは、片面が結構なボツボツで裏面がちょっとしたボツボツになっていて、フラットな状態ではなく、ちょっとしたボツボツの面を使用しても、スーツに跡がつきそうだったので、クッションの上にタオルを敷いてからカバーを掛けて使用しているので、スーツ対策も完璧だ。
ちなみにクッションカバーは、家にあった新品のタンクトップ一部だけを縫って5分もかからずにできたものだが、生地に伸縮性があるのでクッションとのサイズが合わせやすく、何気に便利だ。

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問題解決

これで私の職場での「腰痛問題」解決され、残るは「通勤ヨレヨレ問題」のみなのだが、それはいずれ体力がつけば身体が慣れてくると思うので、その日が来るのを期待している。
仕事自体は、どんなに作業の量が多くて残業があっても、全てが学びと思えてやりがいを感じているので、全く疲れを感じない
きっと大量のドーパミンとアドレナリンが出まくっていて、ストレスが以前の日常と同じくらいあったとしても、気にならない状態にしてしまう程の勢いなのだろう。

「幸せジャッジ」の基準

そんな訳で、自分に優しいアイテムを見つけた私は毎日が更に楽しくて幸せだ。
別に私がすごく幸運な人生を歩んでいるということではなく、単に自分の「幸せジャッジ」基準が低めなだけなのだ。
その基準は、高ければいいというものではなく、実は低いほうが小さな幸せを実感しやすく、その幸福感が更なる幸福感と笑顔を呼び寄せる気がしている。
だから私は今、バランスクッションと出逢えただけこんなにも幸せなのだ。
人間のポジティブさやネガティブさ意外と簡単に伝染するものと私は考えているので、このブログを見た人に今の私の「スーパーポジティブ」良い影響として伝染したら嬉しく思う。

バランスクッション情報  http://item.rakuten.co.jp/bagray/life-bd001/

雪育遠足

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温かいイベント

2017年1月9日(月)、娘と一緒に「雪育遠足」に参加しました。
毎年この時期にプロスキーヤー佐々木明さんが代表となり、東日本大震災被災して避難してきた親子を対象に、もう何年も開催し続けてくれているイベントで、私たち親子は今年初めて参加させて頂きました。

豪華な待遇

スキー界の大物である佐々木代表のお声掛けで、インストラクターをしてくれた方々も有名なプロスキーヤーの方だったり、イケメン俳優の方だったり、普段はなかなか会うことができない専門的な職業の方だったりと、盛り沢山で豪華な顔ぶれでした。
協賛してくれているスキーメーカー大手ということで、スキー道具一式を無料でレンタルさせて頂き、自宅にあるスキー道具よりもはるかに上質の物を身に着け、パーフェクトなフル装備でした。

みんなでスキー

子供は学年別にグループを分け、その中でレベルに合わせた指導を受けていました。
娘は小学4年生で、学校の授業でもリフトを利用してスキーを滑っているので、最初からリフトを利用して上の方の高い所から滑っていました。
私は一昨年の秋に足を骨折していて、また同じところを骨折しそうで怖かったのでスキーはしないで見学していることにしましたが、他の保護者は大人同士でバンバン滑っていい汗をかいていて、久しぶりのスキーで良い運動とストレス発散ができているようでした。

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残念な私

こちらの厳しい冬の中、雪道で転んで骨折しないようにずっと注意しながら生活して、なんとか無事に過ごしていたのですが、一昨年の秋に実家に帰った際に両親と娘と一緒に、久しぶりにお茶会に参加し、茶席に通されるまでの待ち時間が長すぎて正座で足が痺れ、立ち上がったときに転んで骨折するという、雪とは全く無関係の残念すぎる事故でした。

無理もない現実

学生時代は弓道に所属していたので正座には慣れていたはずなのですが、長年の正座から遠ざかった生活スタイルと、大幅な体重増加がこのような結果に繋がったのだと思いました。
学生時代と比べると12キロぐらい増加しているので、足も悲鳴を上げて無理もありません

躊躇と決意

私は和の心が好きなのですが、私が骨折するといろいろと生活に支障をきたして大変なので、もうお茶会には参加しないし、正座椅子なしでは正座はしないと心に決めました。
そんな骨折の流れで、今回のせっかくのスキーのチャンス躊躇することとなり、ガッカリでした。
でも娘には、スキー(骨折しないように)どんどん楽しんで欲しいし、児童館主催のお茶会でお茶の先生にお作法を教えて貰っているので、お茶会にも参加して和の心や礼儀作法を学んで欲しいと思っています。

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スピードチャンピオン

娘のグループを担当してくれたインストラクターの方によると、娘はグループで一番スピードを出していたようで、「グループ一番のやる気と根性を見せてくれましたよ。突っ込んで転んでも何度も起き上がって頑張ってました。良かったですよ。」と言ってくれました。
「有難うございます!」と喜んで答えたものの、少ししてから「でも先生、恐らくそれは曲がりたくても上手に曲がれなくて、結果スピードが加速していただけかと・・・」と心の中で思ったりもしました。

「地球」を感じられる場所

会場となったスキー場は、リフトで一番高い所まで行くと雪山の景色と海の景色が一度に見渡せる、世界で唯一の贅沢なロケーションのスキー場だと、世界中のいろんなスキー場や雪山を訪れた経験のある佐々木代表が言っていました。
娘は、「一番上まで行ったら海が見えて景色がキレイだった。雲が自分より下にあって、雲の中を滑っているときはあまり周りが見えなくてドキドキした。」
と言っていて、それを聞いた私は、なんだかここは「地球」を感じられる、そんな特別なスキー場のように思えました。
同じ地域には温泉のある観光ホテルもあるので、泊りでもスキーを楽しめると思います。

スキー場情報  http://asari-ski.com/

観光ホテル情報  http://classe-hotel.com/

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地域の特性を世界へ

このような素晴らしい環境が身近にあり、上質の雪にも恵まれているこの地域でスキーを楽しみ、将来スキー界で活躍する人材がどんどん生まれたらという佐々木代表の願いも込められた、とても温かいスキーイベントでした。
もともとこの地域で生まれ育っている人も、縁あってこの地域に住んでいる人も、豊かな自然の中で成長し、いろんな方面で将来その地域の特性から学んだことを生かして、世界に羽ばたいていけたら素敵だなと、私も素人ながらに思いました。

冬一番の思い出

私自身はスキーができないので、こういったイベントで娘にスキーを教えて頂けるのは本当に有り難く、私も見学ではありましたが、雪山という自然の中で過ごす時間が持てたことで、精神的なリラックス効果があり良い気分転換になりました。
子供の数に負けないぐらいのインストラクターがいる、あまり例のないゴージャスな環境の中、子供たちがみんなキラキラした笑顔でスキーを教わっていたのが印象的でした。
きっとこの冬一番の忘れられない思い出になったと思います。

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人間の大きさ

今回のこのイベントを通し、好きなことに情熱を傾け、世界を飛び回り実績を積んできた佐々木代表をはじめ、その周りの方々「人間の大きさ」を感じました。
自分が信じた道を進んでいる人は、好きで身を置く世界の発展に貢献したいという思いや、人に対する優しい心が持てるんだろうなと思い、とても感動心から感謝しました。
帰りは全員で記念写真を撮り、大人も子供もお土産を貰い、本当に何から何まで至れり尽くせり、親子で楽しませて頂いた「雪育遠足」でした。

素朴な地域性

娘はスキーの身支度のときに、インストラクターの一員のイケメン俳優の方にスキー靴を履かせてもらっていました。
私たちは純朴な親子なので芸能人にあまり詳しくなく、単純に「カッコいい俳優さんだなぁ」と思いながら、お世話になったお礼を言いました。
帰宅してから、佐々木代表が教えてくれたキーワードで検索してみると有名な方で、恐らくこれが都会で開催されたイベントだったら「キャーキャー」と人が集まって、写真やら握手やらでその俳優の方は囲まれていたんじゃないかと思いつつ、そんな風にならない素朴なところがまた、自然の多い土地の良さでもあるのかなと思いました。

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雪かきのプロ

参加者の中には「腰痛にならない雪かきのマル秘テクニック」なるものを動画でアップしてYoutubeで再生回数が上位になり話題になった方と、その技を伝授した師匠もいて、いろんな意味で雪のプロ集団だと思いました。
雪かきが必要な人にはとても為になると思います。
興味のある方には、ぜひこちらの情報を。

雪かき動画情報  疲れにくい雪かきのコツ - YouTube

雪遊びのプロ集団

娘はスキー場からの帰りのバスの中で、「来年もまた来れる?またあの先生たちに会える?」何度も私に聞いていました。
そのをみていて、とても楽しくて嬉しかったのだと深く伝わりました。
参加者の中には、親が雪遊びの楽しさを子供になかなか教えてあげられない環境の家庭が多いような気がしたので、いつかまた佐々木代表をはじめとした、アクティブでパワフルな「雪遊びのプロ集団」に会えることを期待しつつ、今年の思い出深い冬のイベント感謝しています。