ラッキーな転機

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実践修行と実績

この度、2年半ぐらい勤務しオフィスワークの実践修行をさせてもらった職場を離れ、6月から新たな職場での勤務を開始しました。
私は、いつか自分で事業を展開してみたいと考えており、その為にはまず何でもできるようにならなくてはと思い、パソコン教室に通い資格を取得しました。
そして、実際に資格を活かして仕事をこなし、できることを増やすという目的で以前の職場に就職して、様々な事業を展開する部署でイベントの考案宣伝集客も含めた開催までの準備、イベントの実施とアンケート調査などのクロージングまでを一通りさせてもらい、HPやブログのページ編集、各種チケットの販売と在庫管理、各事業のデータ管理、出版物の掲載ページ編集などの業務を通し実績を作り、効率よく仕事を進めるコツを身につけることができました。

経験という財産

昨年度の目標にしていた『未収金のない決算』についても、私が管理していた業務に関しては達成することができ、若い頃に金融機関で銀行業務に携わっていたときの経験が生かされたことで自分の能力が確認でき自信がつきました。
オフィスワーク実践修行の為の就職活動の際、私は将来必要となりそうな知識や技術を身につけたいと考え、待遇ではなく業種を重視してイベント運営関係、広告関係、出版関係に的を絞って求人情報を見ており、それらの事業全般を運営している職場に勤め、約2年半の間に幅広い業務を経験して学べたことをありがたく思っています。
このブログの過去の記事としても掲載しているのですが、あるとき私は自分が展開してみたい事業は福祉関係なのだと気付き、それ以来「福祉の仕事を通し、経験を積んで学べる職場にはどんな所があるんだろう?」と、参考までに情報を集めていました。

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福祉事業

私が目指すのは、介護士として個人のお手伝いをすることではなく、ハンディキャップを持っている方々が少しでも暮らしやすい世の中になるようなシステムを作っていくことなのですが、そういった分野の事業所は少なく求人もほとんどない状態でした。
以前の職場は手広い事業展開をしており多くを学べたので、私は自分が進みたい方向性が福祉関係だと気づいてもすぐに転職をしようと考えてはいませんでしたが、いずれは福祉関係の業務に携わり学びたいと強く思っており、具体的にどんな仕事でなら自分が必要とする知識を得て経験を重ねられるのかとずっと考えていました。
そんな折、以前の職場の部長から今の仕事を紹介され、事業内容を聞くと障がいのある方々が社会との繋がりを持ちながら健康的な生活を送れるようにスポーツ活動を推進し、大小様々な大会を開催し発表の場を作るという、公益性の高い社会福祉事業でした。

転機のイイ波

業務内容は、来年開催予定の大規模な冬季大会実行委員会事務局での事務全般と、本大会だけではなく幾つかのプレイベントやPRイベントの運営補助などで、大会が開催された後の決算処理片付けなどが終わるまでの約1年間の勤務ということでした。
もし私が挑戦してみたいと思うなら、部長からその組織に私を推薦してくれるとのことで、私は自分が進みたいと思っていた福祉関係の事業に携わる絶好のチャンスだと思い、詳しい雇用条件を提示された次の日には推薦を部長にお願いしました。
もともと以前の職場よりも労働時間が短く給与が高い雇用条件が、部長の取り計らいのお陰で当初の予定よりも更に良くなり、退職するまでに法定日数分有給休暇全消化させてもらえました。
普段は話す機会がなかった部長と、ひょんなきっかけから何度も対話をすることになったのも何かの御縁に思え、総体的に私にとっては嬉しい転機が訪れイイ波に乗れるというラッキーな展開となりました。

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お家のお仕事

有給休暇中は、幼稚園児だった娘を連れてこの土地に移住してから娘が中学生になったこの春までの間に増えた物を徹底的に整理して、私と離れた所に娘が寝る場所を確保することができました。
娘は寝相が悪いので、成長して身体が大きくなり空手で鍛えて力がどんどん強くなるにつれ、娘に蹴られながら寝るのが辛く、今は娘と離れた場所で老猫ちゃんと私だけで静かに寝られてとても幸せです。
我が家は夕方になると西日の暑さと眩しさが酷く、カーテンを閉めると風が遮られ、開けると日差しで暑くなるという環境で、5月に30度を超える猛暑日が続いたときは大変でした。
私は、愛しい老猫ちゃん快適生活の為にと窓用の断熱シートを買いに行き、その売り場でを見つけ「そういえば実家のおばあちゃんの部屋には夏になると簾が掛けられていて涼しかったなぁ・・・」と懐かしく思いました。

老猫ちゃんと簾

情緒あふれる簾にすっかり魅了された私は簾2巻を購入し、家とは反対方向の電車乗り場まで行くより、このまま家に歩いた方が早いと考え、かさばる2巻の簾を抱えながら歩き出しました。
途中で、午後2時という一番暑い時間にこんな大荷物を持って炎天下を歩いて帰るなんて失敗だったと気づきましたが、気づいた地点は電車乗り場と家とのちょうど真ん中だったので、今更仕方ないと思って根性で家まで歩いて帰りました。
西日が差す前にを掛けたら、きっと老猫ちゃんは心地よく過ごせるに違いないと考え、クタクタの身体を少し休めてからを掛ける作業を始めました。
カーテンレールに紐で括り付けて吊るすのですが、が意外と重く一人で作業をするのが大変でかなりてこずり、終わったときは汗だくでした。
その苦労の甲斐があり、老猫ちゃんは簾が作る日影が気に入った様子で、夕方も気持ちよさそうに寝ていました。

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有効活用の充実感

以前の職場ではスーツ着用だったので、スーツ以外の洋服を着る機会が週末のお休みぐらいしかなく、いつも残念に思っていたのですが、新しい職場ではジーンズ以外ならどんな服装で勤務しても良いとのことだったので、今まで活躍できていなかった洋服たちを引っ張り出して着られるかチェックしました。
太ってしまって着られなくなった洋服や、丈が短すぎてもう着られない洋服は得意のお裁縫でまた着られるように直し、汚れがとれなくて着られなそうな洋服はハサミで切ってハギレにし掃除用の雑巾にしました。
ひたすらチクチクと縫ったり、縫い目をほどいたりする単純作業に没頭することは私にとって最高のストレス解消で、着られなくなった洋服を自分で直して再び着られるようになると充実感でテンションが上がるので、私は有給休暇を利用して達成感と幸福感を存分に味わうことができました。

快適なオフィスで

新しい職場は開設されたばかりの綺麗なオフィスで、窓が大きくて室内が明るく、眺めが良い快適な空間でした。
公益性の高い事業の1年間限定のオフィスということで、あまり物がない状態なのですが、そこがまた新鮮に感じました。
1週目は緊張やちょっとした休みボケで以前のような調子が出ませんでしたが、2週目は忙しくなる前に覚えておいた方がいいことや整えておいた方がいいこと、今後管理するべきデータ表や書類の準備をすべく、今まで身につけたスキルを活用して自分なりに仕事ができました。
私は自分が興味を持って取り組める仕事をして学ぶこと重視して職場を選んでおり、今回は私を推薦して後押ししてくれた以前の職場の部長の心遣いをいただいて決まったチャンスといえる仕事なので、しっかりと日々の業務に取り組み、自分の将来の為に更にスキルアップしていきたいと思っています。


貴重な経験

先週はお祭りがあり、最終日のパレードに私たちは来年開催する冬季スポーツ大会のPRの為に参加しました。
180人程がPR用のTシャツやはっぴを着て手旗を振りながら、大会のテーマソングに合わせて行進をしました。
大会実行委員会会長やアンバサダーが知名度の高いアスリートで、テーマソングは有名歌手が手掛けているのでPRパレードの注目度は高く、大勢の観客から拍手激励の言葉をいただきながら私たちは行進しました。
私は毎年、そのお祭りを娘と一緒に観客として観る側だったのですが、今年はパレードに参加して練り歩くことができ、とても楽しく光栄に思いました。
今後もいろんなイベントで貴重な経験をたくさんしていけると思うと「私ってなんてツイてるんだろう!」と嬉しくなり、新しい職場との御縁に心から感謝しました。
このラッキーなチャンスを生かして、私は人生を好奇心旺盛に楽しみ、挑戦し続けるつもりです♪

皆様にも素敵なチャンスが訪れますように (*^-^*)

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