ワイン体験レポート「4月」 Vol.2

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エコビレッジの春

4か月ぶりに訪れたエコビレッジは、すっかり雪がなくなり土と木々のフレッシュな香りを感じさせてくれました。
1日目は兎にも角にもワイン葡萄の栽培作業のことしか頭になく、そわそわしながらワイン葡萄の畑に向かい、作業に集中し、体力も気力も使い果たした感じでしたが、満足のいく体験をして一晩休んだ次の日は少しのんびりと裏山を散策して、フォーカスを広げてみることにしました。
真夜中に、愛する我が家の老猫に起こされることなく、大自然の中で熟睡できたお陰で、朝の5時くらいに目が覚めてもとてもスッキリとした気分でした。

贅沢な朝

静けさが広がる夜明けの風景を撮影したあとは贅沢な二度寝をし、7時ぐらいに起きるとキッチンの方から賑やかな声が聞こえ始めました。
こちらに宿泊すると、朝食は厚みのあるふっくらとしたパンケーキ地元の果物で作った手作りのシロップ煮ハチミツなどがテーブルに並びます。
私のお気に入りはサクランボのシロップ煮で、いつもは生クリームと一緒にパンケーキにつけて頂いています。
食後はコーヒーを飲みながらゆっくりとしたひと時を過ごしました。
今の自分の体力的には、頑張りすぎないこのくらいのペースがちょうど良い気がします。

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ミニハウスのお嬢様

この冬からオーナーのプライベートミニハウスで暮らし始めた猫ちゃんに久しぶりに会いに行くと、大自然の中ワイルドに生きていた頃とはだいぶ違っていて、まるっとした体形お嬢様に変身していました。
鳴き声も主張するような力強さがあったのが、小さい声で「ニャッニャッ」と可愛らしく鳴くようになり、人間をメロメロにする小悪魔的な魅力発揮しまくっていました。
うちの娘もすっかり猫ちゃんの虜で、いつも猫ちゃんにお土産を持参で遊びに行っています。
全ての猫は生まれつき人心掌握のプロフェッショナルなんだと、私は考えます。

裏山での春探し

裏山を散策していると、綺麗な色のお花がたくさん咲いていました。
フキノトウも咲いていたのですが、その大きさを見るとこのあたりの大地の栄養がどれほどなのかが伺えそうでした。
桃の木梨の木などもあるので、今年の夏は果樹を狩る作業の体験もできるかもしれません。
エコビレッジの土地は広大で、端から端まで歩いたらそれだけで結構な運動になりそうです。
初めてエコビレッジに訪れたのは昨年の秋なので、これから春と夏の様子季節の変化を知るのがとても楽しみです。

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小屋造り

若いスタッフ3人が協力して鶏小屋を作る作業をしていました。
今年は鶏を飼育するのだそうです。
四隅に穴を掘り、譲り受けた廃材の丸太チェーンソウで形を整えて作った柱を埋めて、一から本格的な製作をしており、娘もハンマーでその柱を打って埋め込む作業のお手伝いをさせてもらっていました。
子羊の飼育もするらしく、鶏小屋が上手く完成したら次は羊小屋を作るとのことで、こちらに来るごとに手造りの物や、新しい仲間がどんどん増えていくんだろうなと考えるとワクワクした気分になりました。

地元の海の幸

お昼頃、バス停の近くまで車で送ってもらうと、お土産店の2階の食堂行列ができていました。
娘が昼食をとってからバスに乗ろうというので、私たちもその行列に並び食事をすることにしました。
海の幸も有名な地域なので、海鮮丼などが人気メニューとしてあり、私はイクラ丼を娘はマグロ丼を頂きました。
新鮮さとボリューム感に満足の美味しさで、今度また寄って食事をしようと思いました。

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いろんな楽しみ

食事を終えて1階のお土産店で海産物の干物などを買い込み、バスの時間をみると30分以上の待ち時間があったので、近くのウイスキー工場に行き少しだけ見学をさせてもらいました。
その施設は敷地が広いので、散歩をするのにも楽しい場所です。
ウイスキーの樽がたくさん並んでいる景色を見ると、昔、海外で訪れたワイナリーを思い出し懐かしくなりました。
この敷地内にもレストランがあるようだったので、今度またワイン体験でこの地域を訪れた際に利用してみようと思います。
訪問を重ねるごとに、新たな発見や楽しみが増えるのも嬉しいことです。

成長と変化

仕事を始めて以来、今までとは違う環境と日々の経験感化されて、エコビレッジの人たちと交わす会話の内容や感覚の変化に気付きました。
また、実務修行の実績を生かし情報発信という分野で、頑張っている人たちの応援ができる今の自分の成長をちょっぴり誇らしく、そして嬉しく感じました。
もっとできることを増やして、いろんな所いろんな協力ができるようになれたらいいなと思います。

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『失敗』の受け止め方

私の今の職場のポジションはなかなか忙しく、とても実務修行のやり甲斐があります。
何の失敗もなくスマートに仕事をこなしていけたら勿論カッコイイとは思いますが、失敗から学ぶことは意外と大きく、失敗したときにどのように立て直すかを知ることの方が実は大事なんじゃないかと私は常々思っているので、たまに失敗しても、反省はしますがいつまでも立ち止まって後悔し続けることはしないようにしています。キリッ!
(一応つけ加えておくと、決して開き直りもしませんが・・・)
そんな経験の繰り返しの中で、強いハートを養うことも修行の一つと捉えています。

異なる空間

大自然『オフィス』というギャップのある異空間を、自分のタイミングで行ったり来たりしながら、より多くのことを体験し学んで生きていける今のこの環境を、とても有り難く幸せに思います。
フィールドの違ういろんな分野の人の話を聞くことで情報の幅が広がり、そのときは「へぇー、そうなんだぁ・・・そんなものかなぁ・・・」ぐらいにしか受け止められなかったことが、後から自分の心に大きく響いてきたり、受け入れられない意見だとしても意図が理解できたりと、自身の中で噛み砕くまでのタイムラグがあるという事実を知ることもできるので、異種・異文化の交流というのは大事だなと実感しています。

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特別なボトル

次回の訪問は6月の週末を予定しているのですが、ワイン葡萄の栽培作業次の工程を体験するのが今からとても待ち遠しいです。
エコビレッジで今年度の会費を支払うと、昨年エコビレッジで収穫したワイン葡萄で造ったスパークリングワインを貰いました。
王冠キャップがついたグリーンのハーフボトルには、小さな可愛いステッカーが貼ってあり、オリジナリティーが際立っていました。
特別な1本なので、素敵なタイミングで味わいたいと思います。

新たな展開

エコビレッジには来月以降、外国人の若者が仲間入りするとのことで、次回は英語メインの会話になりそうです。
自分も久しぶりの英会話にドキドキですが、コミュニケーションをとる上での語学の大切さ実感するであろう娘の姿その後の変化を目にするのも、また楽しみの一つです。


エコビレッジ情報  http://ecovillage.greenwebs.net

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ワイン体験レポート「4月」 Vol.1

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待ちに待ったスタート

2017年4月15日(土)から娘と一泊二日エコビレッジにお邪魔し、ワイン葡萄の栽培作業に参加しました。
昨年の11月に2017年度の栽培に向け、ワイン葡萄の不要な枝やツルの剪定作業をして以来の作業で、このスタートをずっと楽しみにしていました。
この地域の春先の気候は不安定で、暖かくなってきたかと思えば翌日は雪が降ってみたりと、なかなか読むのが難しいのですが、エコビレッジ滞在1日目は良く晴れた暖かい天気でした。
前回もそうだったのですが、私がワイン葡萄の栽培作業に参加するときは1日目が晴天に恵まれており、何やらとてもラッキーでイイ感じです。

頑固な木たち

一冬、深い雪の下で寝かせられ、すっかり地面に這いつくばった状態のワイン葡萄の木を起こし、葡萄棚の一番下のワイヤーに枝を麻紐でくくりつけ、ワイン葡萄の木の先端の長いツルをワイヤーに巻き付けるという、棚上げ作業をしました。
枝やツルが上を向いていたとしても、横に張られたワイヤーに沿うように向きを変えてあげながらくくりつけていくのですが、ずっと同じ姿勢で雪の下にいたワイン葡萄の木たちは固まったような状態で、しかもみずみずしくないので、そう簡単にはいうことを聞いてくれません

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レクチャーと応用

メリメリはいいけどバキッはダメ』というアドバイスのもと、枝やツルを折ってしまわないように注意して、少しずつしならせながらワイヤーにくくりつけ、巻き付けました。
麻紐を結ぶ作業があるので薄手の軍手を着用し、手順を教わりました。
本当ならば「おとこ結び」というほどけない結び方で結ぶのが好ましいのですが、レクチャーを受けてもその結び方がすぐには上手にできず、その習得にせっかくの作業時間を費やすのは勿体なかったので、最終的に「ほどけないような固結び」で作業を実施することになりました。

アートな充実感

ほどけないように必死に紐を引っ張って固結びをしていたので、指にマメができて痛かったのですが、途中から「ワイン葡萄の栽培作業」というよりも、いかにバランスよく美しく枝やツルを針金に結び付けて仕上げるかという「アート作品を手掛ける」ような感覚を楽しみながら、自分とワイン葡萄の木たちだけの世界に没頭し黙々と作業に取り組みました。
葡萄の芽が出る前に全てのワイン葡萄の木を棚上げしなければならなかったので、人手と時間を有効利用することに重きを置いた選択正解だったと思います。
その日は予定していたよりも多くの葡萄の木を棚上げすることができ、自分がした仕事の仕上がりにも満足できたので、ちょっとした職人気分も味わえた充実したひとときでした。

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新たに得たもの

このところずっと仕事が忙しくてとても疲れていたのですが、「疲労に負けて自分のやりたいことを諦めたくない!」と、気力と勢いで強行した今回のワイン体験でした。
広大な自然の中で感じるすがすがしさと、新たな体験から得た知識と自信に、多少無理してでも参加して良かったと思いました。
作業の後は、みんなで遅めのおやつタイムをとりました。
北海道産の上質の小豆を使用してエコビレッジお料理上手なスタッフが作った特製おしるこを頂きました。
疲れた体に程良い糖分が染みわたり、その後の自由時間は早々にお布団を敷いて一人お昼寝タイムに入りました。
身体を動かした後ということもあり、短時間でしたがとても気持ちの良い仮眠をとることができました。

賑やかなメンバー

エコビレッジではオーナーや以前からのスタッフに加え、長期スタッフの若者がこの春から二人仲間入りし、ますます賑やかになりました。
その日の夕食メニュー野菜たっぷりのトマト鍋、タコの酢味噌和え、塩麹使用のナムル、枝豆ご飯、お隣(といってもけっこう遠い)の農家さんの林檎でした。
「人が作ってくれる食事って最高だなー」としみじみ思いながら、とても美味しく頂きました。
新しく加わった若者二人は、専門業界でキャリアを積んできていたり、アラスカ留学という珍しい体験をしていたりと、それぞれ引き出しが多そうで、今後いろいろお話をしていくのが楽しみな感じがしました。

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白熱のトランプ大会

食後は娘のお願いに若いスタッフの方々が付き合ってくれ、トランプ大会となりました。
とりあえず基本に返って「ババ抜き」から始めたのですが、みんな何気にポーカーフェイスが得意ではないようで(特に私と娘が酷かったのですが・・・)ジョーカー持ってますアピールがこんなに出ていていいのか?!」というくらい情報ダダ漏れ愉快なゲームになりました。
その次に「神経衰弱」をしたのですが、1巡したら並んでいるカードをごちゃまぜにして配置の記憶を台無しにするという「鬼のような特別ルール」が行使され、けっこう真剣で白熱したゲームとなりました。
次回はお酒とおつまみも持参して、グレードアップしたトランプ大会ができればと思っています。

オーマイガッツ石松な私

次の日の朝食はいつも恒例のふわふわパンケーキ挽き立てのコーヒーを頂きました。
オーナーが用事で隣の市にある観光地まで行くということで、いつものバス停ではなくその観光地まで車で乗せて行ってあげると言ってくれたので、「たまには観光地を散歩してから帰るのもいいかな」と思ったのですが、今回はなるべく簡単な荷造りにしようと作業用の長靴のままエコビレッジに来ており、「観光客であふれるお洒落な街をこの長靴姿で歩くのはさすがに恥ずかしい・・・」と思い、いつも通りバス停まで送ってもらうことにしました。
「なんでこんなときに限って長靴で着てしまったんだ!」と、全くもってオーマイガッツ石松な心境でした。
オーマイガッツ石松←言ってみたかっただけ)

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次回への心構え

ワイン葡萄栽培の指導をしてくれている地元のワイン醸造の見通しでは、次の工程は6月ぐらいになりそうとのことだったので、次回の訪問は6月の週末を予定しています。
今から待ち遠しいです。
それまでに、もう少し体力がついているといいなと思います。
次回からは「作業用の格好のままで必殺スッピン」という手抜きをせずに、靴と洋服とお化粧道具の用意はちゃんとした状態で訪れたいと思っています。
「オーマイガッツ石松!」このフレーズ、なんか好き・・・)

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気持ちを新たに

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『考え方の違い』について思ったこと

先日、大量の仕事をいかに効率よくこなせるかと自分の中でいろいろと考えた上で思い切ってした提案に対し「仕事の効率だけを重視して、お客様目線で考えていない。」という発言が前任者からありました。
物事の考え方は立場や経験などによってそれぞれ違うのが当たり前なので、反対意見が出るのはもちろん承知の上でしたし、絶対に押し通したいという意見ではなかったので、却下されても自分の中で問題はなかったのですが「お客様目線で考えていない」という言葉が出てくるとは思っておらず、正直その言葉をとても残念に思いました。

いろんな見解

お客様を相手に仕事を進める上で、効率よく仕事を進められないということはお客様にそのしわ寄せがいくということであり、そうならないように効率のよい仕事の進め方を考えるということは「お客様の為」に繋がります。
見解の相違が生じるのは「お客様の為」にどの項目に重きを置いて何を最優先させるかの選択が違うだけで、決して「自分の意見ややり方と違う=相手が間違っている」ということにはなりません。
いろんな見解で意見が割れても、最終的に方針を統一して取り組み方を決定すれば良いだけの話で、他の意見を否定や批判する必要などないだろうに…と本当に残念に思いました。

比較することの難しさ

自分が「全く困難ではなく、簡素化の必要などない」と思うからといって、「全ての人がそう思って当然なはずだ」という考え方も、私は残念に思います。
Aという案件だけをデスクで処理し続けられる状況の人と、外回りや窓口業務や電話対応に追われて、前者と同じ量のAという案件をなかなか処理し続けられない状況の人では、もちろん処理の進み具合が違ってきます。
その結果を見て前者はその日のうちにクリアできたから「デキる人間」後者はその日のうちにクリアできなかったから「デキない人間」と、安易には言えないんじゃないかと思います。

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一歩引くという本当の意味

また、自分との立場や環境の違いを考慮しないで他人に「このぐらい普通にできますよね?!」というような発言を不用意にすることは、相手に不愉快な印象を与え、誰かのプラスに繋がるとは考えにくくむしろ危険な行動なので、基本的にしない方がマナーとしても良いと思います。
言葉というものは発した側の意図よりも受け取った側の解釈で決まってしまいますから、注意深く選んで発することも必要です。
私はそんな発言を2日間連続でされ反論すべき『理にかなった主張』はありましたが、自分の中で絶対に譲れないような事柄ではなかったので一歩引き自分が同じことをしないようにと、再認識するきっかけとして受け止め、やり過ごすことにました。
反論しないこと非を認めることだとは限らないものです

年齢と役割

年齢を重ねることで、アグレッシブに相手を自分の主張で完全に論破しようとする姿勢だった血気多感な時代の自分よりも、(当たり前ですが)人間的に成長できていて良かったと思いました。
私がまだ相手への配慮や考え方が未熟だった頃、私の一方的で相手の意見を受け入れない主張に対し、我慢をして一歩引き、譲ってくれた大人がきっといたのだろうから、自分がそれなりに年齢を重ねた今、今度は私が一歩引いて譲る大人の役目を担うことで世の中の役に立つ番なのかもしれないなぁ・・・などと思いながら、苛立つ気持ちを抑えて、職場での良いニュースを喜ぼうと気持ちを切り替えました。
(残念な発言に我慢はしても、カチンときている時点で私もまだまだ人間的に未熟です・・・)

おめでたい昇格のニュース

4月に私の上司が昇格するという嬉しいニュースが届きました。
職場ではバタバタしていたので、まだお祝いを言えていませんが、社会で輝く女性の代表として是非とも活躍し続けて頂きたいと思うと同時に、そんな素敵な女性上司の元で働きながら学べることを有り難く思っています。
いつも忙しく仕事に追われている先輩昇進が決まったとのことで、ハードな状況で仕事を頑張ってきた日々が報われたのだと思うと、本当に良かったと思います。

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恵まれている私

上司と先輩には、3月に職場で私のお誕生日のお祝いをしてもらいました。
出逢ってまだ3か月も経っていない私の為にしてくれた、その優しさ溢れるサプライズとても嬉しかったです。
大きな組織であればあるほど対人関係のストレスは避けては通れませんが、私は上司と先輩にはとても恵まれているのだから、日々の小さな苛立ちは忘れる努力をし、雑念を捨ててとにかく仕事に励もうと改めて心に決めました。
もちろん全員に同じように、礼儀正しく接していくつもりです。

『謙虚さ』の重要性

仕事が思うようにこなせない日々の敗北感で、先週は自分の気持ちが腐りそうになっていた気がします。
(小さなことで腹も立ちましたし・・・)
なので4月からは、今一度初心に戻り忙しさやネガティブな感情に流されず、常に謙虚さをもって臨むべきだと思っています。
私を認めて採用してくれた上司恥をかかせることなく、ちゃんと恩を返せるような働きをするべく、しっかりと気持ちを新たに引き締めて頑張ろうと思います。
4月は恐ろしく忙しくなるとのことなので、今まで以上に気合をいれなくては。
「義理と礼儀を失くしては人間おしまいだ」と、現在100歳の祖母に教わりながら私は育ったので、口先だけで終わらせないようにしたいです。

『気にしてなんていられない』

先日受けた定期検診の結果も順調で、右手の怪我のギブスもようやく外れ、自分も家族もみんな健康で、私は十分幸せなのだから、残念な出来事にいつまでも構ってなんかいられません!
(それに、もっと精神的にも成長しないと・・・)
そんな私は、テイラースイフト様の「シェイク・イット・オフ」を聴いて気分を上げます。
昨年CMソングとしても流行った歌なので皆さんご存知でしょうが、『嘘つきは嘘つくし、嫌う人は嫌うし、意地悪な人は意地悪だし、そんなの相手にしてたらキリがない。いちいち気にしないで私は進むのみよ!!』という感じの歌詞です。
ストレスを吹き飛ばして元気になりたい方に是非おススメです

みんなそれぞれ明日から、新年度をポジティブにスタートできますように・・・

利き手を負傷して

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充実するはずの3連休

3月18日からの3連休は、久し振りにブログを書いたり、家のことや自分のことをしたりと、地味ですがそれなりの予定を立てていました。
毎週末のお休みの初日はいつも、一週間分の仕事の疲れで動けずに一日中寝て終わってしまう生活が続いており、その3連休の初日もやはりひたすら眠り続け、あっという間に夕方になってしまいました。
段々と日が長くなり春らしい穏やかな夕暮れだったので、少し外に出てみたくなり、一週間ほど前に過ぎた娘と私のお誕生日のお祝いも兼ねて、近所のお店に焼き肉を食べに行くことにしました。

ラッキーとアンラッキー

いつもなら前もって予約しておかないととれない個室がとれ、3連休の初日らしくテンションが盛り上がり、娘とワクワクしながら身支度を終えました。
予約の時間まで少し時間があったので、少し家の片づけをしてから出掛けることにし、娘が食器洗いを担当することになったのですが、手の調子が悪いと言うので私がすることにしました。
グラスをスポンジで洗っていると何だか右手に変な感触があり、手元を見ると欠けて刃物のように尖った状態のグラスが私の右手の小指に食い込んでいました。

初めての流血事件

信じられない光景にビックリしながら慌ててグラスから手を放し、水で手についた泡を流すと、真っ赤な血が流れ出てきました。
水に濡れていた分、出血の仕方が激しかったようで、痛みと溢れ出る血物凄く焦りました。
自分の血にキャーキャーと悲鳴を上げながら、とりあえずティッシュで傷口を押さえ、右手の小指を力いっぱい左手で握り圧迫しました。
それでもなかなか血が止まらず、急いで娘に救急ガイドセンターに電話をつないでもらい、救急当番の外科を調べました。

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娘の災難

まだ小学4年生の娘には緊急の電話のやり取りが難しいので、一時、圧迫していた手を放し左手で受話器をもって自分で話をし、娘に電話番号をメモするよう言いました。
(当たり前ですが)娘も動揺しており全く電話番号を控えておらず、その間にも私の右手からは血が流れ続けていました。
受話器を持ったまま『早く番号をメモしてって言ってるでしょ!いつまでも電話してたら、血が止められない!!しっかりして!!!』と、娘に向かってヒステリックに叫ぶと、娘はアワアワしてました。

サンシャイン池崎 VS パニックな私

そして今度は病院に電話をして怪我の容体を伝え、次にタクシーの手配をしました。
それらの3件の電話をしている間に更に流れ出た血と生々しい傷の状態を見て、私はまたキャーキャーと悲鳴を上げながら、慌てて圧迫止血をしました。
外科のお世話になるような怪我など今までしたことがなく、他人の流血を目にすることもなかったので、大人なのに相当なパニック状態になり、昨今でこんなに大声でクレイジーに叫ぶのはサンシャイン池崎』か私ぐらいじゃないかというほど叫びました。
不思議なもので、2人いる人間のうちの1人がパニックになるともう1人は冷静を保とうとするようで、10歳になったばかりの娘は、慌てふためく私の隣で冷静でいるよう一生懸命に頑張っていてくれました。

ギブス装着

病院で医師に診てもらい、縫うかどうか微妙なところだと言われ、何となく縫うのが怖かったので、縫わない方向で治療をお願いしました。
いつも物凄い怪我を診ている外科の医師的には「そんなに神経質にならなくても時間が経てば治りますよ」といった感じでしたが、私は痛みにとても弱いタイプで、このような怪我も初めてだったのでとにかく不安でした。
縫わなかったからか、次の日の朝も出血したので再び病院に行くと、指を曲げたりして傷口が開かないようにギブスで固定し小指をグルグル巻きにされ、連休中は右手を使わずに安静にしているようにと言われました。

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ちょうど良い休息

傷がとても痛み、傷口が開くのが怖かったので、残りの2日間は言われた通りずっとベッドにいることにしました。
ブログも書けないので、久し振りにアメリカンドラマをみてダラダラと過ごしていると、知らないうちに心地良い眠りに落ち、たっぷりと睡眠をとれました
仕事を始めて疲れも相当溜まってきていた頃なので、身体が悲鳴を上げる前にこんな風にゆっくり休息をとることになったのは、ある意味ちょうど良い流れだったのかなとも思いました。(身体の代わりに私自身が相当な悲鳴を上げまくりましたが・・・)

不幸中の幸い

今回の怪我は痛くて怖い災難でしたが、もしもあのとき食器洗いを娘がしていたら娘の小さな手がどうなっていただろうと考えるとゾッとして、怪我をしたのが私で本当に良かったと思います。
ただの事故なら自分の不運さにイラッとしますが、娘の代わりに私が怪我をしたのだと思うと、逆に「ラッキーだった」とさえ思えてしまうのが不思議です。
「神様、私に怪我をさせてくれて本当に有難う・・・」と思っています。

3つの良い結果

利き手を怪我して不便なことがたくさんありますが、良かったことが3つあります。
娘に家事を教える機会ができたこと、娘の成長を感じられていること、そして私が娘に頼り、娘が私に頼られることで、お互いの関係がより深い信頼と思いやりで結ばれたことです。
そういった点で考えても、やはり今回のアクシデントには大事な意味があり、きっと偶然ではなく必然だったのだろうと思います。

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ずっと連敗中

ただ、仕事の面では、超繁忙期にこの怪我はかなりの痛手で、仕事の処理がペースダウンしてしまっているので困りものです。
何日かたって、ようやく右手の小指を使わずにタイピングすることに慣れてきましたが、字をいつも通りのスピードで書くにはあともう少し時間がかかりそうです。
そんなこともあり、私の『仕事との戦い』は今のところずっと連敗中です。
毎朝「やってやるぜ、大量の仕事も絶対にこなしてみせるぜ!」と気合満々で取り掛かるのですが、退社時間になると「あぁ、今日も仕事をこなしきれなかった・・・あぁ、なんて自分は無能なんだ・・・」
と、まるで負け犬になったような気持ちトボトボと会社を後にします。

残酷な身内

家に帰ると娘に「今日の仕事との戦いはどうだった?」と聞かれ、「今日も勝てなかった・・・今日も負けてしまった・・・悔しい・・・私はそんなに実力がない人間なのか?!」と、自問自答する日々が続いています。
そして夕食が終わった頃ぐらいから「明日こそ勝ってやる!負けてたまるか!」と再びメラメラと闘志を燃やし、次の日に備えるという繰り返しです。
そんな私のルーティーンを見ながら娘は「また今日も言ってるね、アハハハハ。いつ勝てるの?」容赦なく笑い飛ばします。
身内とは遠慮がないうえに、残酷ものです。
親としての威厳を保持する為にも「絶対に勝ちをとらなくては!」と更に自分を強く奮わせます。

もう一つの考え方

基本的にフレキシブルでポジティブな私は、今の自分の現状をこんな風にも考えます。
人生、上手くいくことに越したことはないのかもしれませんが、最初から何でも上手くいくと調子に乗り「自分はデキる人間だ」と思い込んで天狗になり、謙虚な学びや努力の姿勢忘れてしまうかもしれない。
それならば、自分がいかに未熟で力不足な人間かということを嫌というほど思い知り「まだまだ修行が必要」心して必死に努力をし続ける方が、更なる成長に繋がり人生のプラスになるのではないかと。

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仲間意識とモチベーション

また、「絶対にできるはずだ!自分だけでこなすんだ!」という独りよがりな強がりで突っ走らずに、自分の実力を知り、時に「認めて頼る素直さ」「弱さを見せる勇気」も必要だと、以前『創業スクール』『起業セミナー』に参加したときに教わりました。
今のこの状況は私にとって、そういったことを身につけるチャンスなのかもしれないとも思います。
実際、上司や先輩が各自の仕事の合間を縫って私の仕事を手伝ってくれ、私より忙しいはずなのに申し訳ないと思いつつも、頼らせてもらうことで「独りじゃないんだ」心強さを感じ、今までより更に仕事と戦う為のモチベーションアップしたような気がしています。

学ぶべき大切なこと

正解・不正解がはっきりとある訳ではない『人間同士の関わり方』も、この機会に、このうってつけの環境で学んでいこうと思います。
人生には様々な勝負がありますが、これもまた何が勝ちで何が負けなのかというハッキリとした答えはないように思えます。
ただ、大事なのはやはり『ネガティブな自分に負けないこと』なのかな・・・などと思いつつ、時に自力で踏ん張り、時に周りに頼りながら、とにかく明日も仕事を頑張ります

『大量の仕事め!決して負けてなるものか!!絶対にクリアして、私は必ずステップアップしてみせる!!! ウェェェェェェェェイッ(←サンシャイン池崎)』

医療通訳英語セミナーに参加して

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通訳への好奇心

とある国際団体が主催する医療通訳英語セミナー」に参加しました。
医療関係者がメインでしたが、その他に医療通訳ボランティア興味がある人も参加可能とのことだったので、どんなものなのか知りたいという好奇心で参加を申し込み、張り切って当日を迎えました。
私と同じような参加者もちらほらといて少しだけ安心しつつも、しばらく英語で話していなかったことと、医療通訳ということで専門用語がとても難しそうで緊張していました。

内容の濃いセミナー

広い会場には60人ほどの参加者がおり、東京から来た講師の先生がとてもテンポよくわかりやすい講義をしてくれました。
今回は実際に外国人ボランティアの方を招いてのロールプレイングも実施したので、実際の緊迫感や難しさも体験でき、とても濃い内容でした。
外国人は日本人と違ってプラスの感情もマイナスの感情もストレートに表現するので、こちらはただでさえ圧倒されるのに、体調が悪い時の外国人は日本人に比べてあからさまに不機嫌なことが多いらしく、患者役の外国人ボランティアの熱演たじろぎました。

テーマ以外の観察学習

その講師の先生は海外での実務経験が長く、講義の進め方や視点がインターナショナルな感じでとても興味深く面白かったです。
こういうセミナーに参加すると、そのテーマに関する知識だけではなく、人によって違う講義の展開方法と仕切り方がいろいろ見られて、場の作り方の勉強になりました。

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医療通訳のルール

医療に関する通訳にはいろんなルールがあり、特に守秘義務がとても重視されるとのことでした。
また、機械的に言われた通りの内容を適切に通訳する為に患者に感情移入することなく、常に冷静でいることが大事となるそうです。
患者が医師に容体を話す際には、言葉が通じるからという理由から患者が必要以上に通訳に頼らない様に、わざと患者の後ろに立ったりして視線を合わせないようにするのだそうです。

必要なスタイル

弱っている人や困っている人を見たら放っておけなくて、つい声を掛けてしまう優しい人だからこそボランティア活動として医療通訳をするのに、優しい人の普段通りのスタイルでは医療通訳のルールにのっとった人助けができないから、医療通訳をする際はクールで機械的な人間を演じなくてはならないとのことで、とても矛盾を感じる難しいシチュエーションだなと思いました。
心優しいボランティアの人たちが医療通訳に必要とされるスタイルに慣れるまで、きっと大変だろうなと思いました。

現実の認識

医療通訳命にかかわる重要なミッションになるので、完璧な英語のスキルが必要不可欠になると知りました。
医療通訳をする際に大事なのは「ボランティア精神」ではなく「正確な英語スキル」「冷静さ」だと知って、私にはどちらにおいても到底お役には立てそうもない痛感しました。

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通訳の違い

通訳というものを知るために参加した初めてのセミナーがこの専門的な講習だったことで、張り詰めた空気の中で敷居の高さに戸惑う状況になってしまいましたが、結果として医療専門用語の重要性や、医療通訳と他の類の通訳の違いをきちんと認識することができ、また知識を一つ増やすことができて良かったです。
違いを知り比較することで、自分が携わるなら観光案内イベント案内などのカジュアルでフレンドリーな通訳ボランティアが合っていそうな気がしました。

今後の課題

医療英語を知らないと、海外で自分の体調に異変が起きた時に病院で助けを求めるにも、容体を正確に伝えて対処してもらうことができず生命の危険に繋がることがよくわかったので、今後の娘の英語学習には身を守る為の言葉として、身体の状態を表す英語早めに取り入れていこうと思いました。

目的と結果

主催した機関が求めるものは優秀な医療通訳の人材確保と日本の医療従事者の通訳スキルの向上がメインで、私は何人分かの空いた参加枠に特別にお邪魔させて頂いたようなものだったのですが、私としては今回の体験から多くを学ぶことができたので、セミナーに参加させて頂けたことにとても感謝しています。

「学び」と「生き力」の大切さ

人間、時には思い切って飛び込んでみることも必要で、またそれは場数を踏んで度胸をつけるという「生き力」のレベルアップにも繋がるということを学べた貴重な体験でした。
そして、人間は生きている限りいくらでも学べるということも実感できました。
今後も、体当たりで学んでいる自分の背中を実際に見せることで「学び」と「生き力」の大切さ娘に伝えていこうと考えています。


私の勝負

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突然の増量キャンペーン

ある朝、職場に行くと大量の用紙が私のデスクの上に置かれていました。
「ん?何だコレは???」と思っていると、全て私が処理すべき仕事だと説明されました。
今年の1月から仕事を始めたので、今までは任せられる仕事も徐々に様子を見ながらという感じで、それほどの量ではなかったのですが、「それなりに仕事を任せられるようになった」という上司からの嬉しい判断と、私が扱うべき案件の量が増える時期が重なり、仕事量の増加予告なしに突然やってきました。

オフィスワークの忙しさ

私は学びの為に仕事を始め、その学びを楽しんでいるので、忙しさは全く苦にならず「よし、やるぞ!」張り切って取り掛かりました。
そして黙々と仕事をこなし、「さて、そろそろ一段落着くかな・・・」というところに、同じ種類の仕事がなかなかの量で追加され、その後も追加は同様に続き、その合間に他のイレギュラーな仕事も入り、気が付けば大量の処理すべき案件に埋もれていました。
それでも私は「おぉー、これがオフィスワークの忙しさというものか!」と、初の経験に感動する余裕がありました。

戦闘スイッチ

何日かして、こなすべき全ての処理が終わり「これで一息つける」と思っていると、また新たに同じ様な案件が次から次へと私のデスクに届き始めました。
そこで私は初めて、こういった状況が年度の変わり目を挟んで5月ぐらいまで続くだろうということに気がつきました。
ということは、今後はしばらく時間との戦いの日々となり、どんどん仕事をこなしていかないと溜まっていく仕事の量に飲み込まれて身動きがとれなくなってしまうとうことを理解した瞬間、自分の中で自動的に戦闘モードのスイッチが入りました。

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私のメリハリ

私は日頃、自分がさほどこだわっていないことでは、人と対立せずに譲るスタイルのんびり静かに生きています。
自分が一歩引くことで誰かが幸せになって、それでその場や人が和やかな雰囲気になるのなら「陰が薄い」とか「気が弱い人間だ」とか「できない人間だ」とか、低い評価をされても構わないと思っています。
なので、そんな私の姿しか周りのほとんどの人は知りませんが、実は私は自分が譲れない事柄や、受けると決めた勝負に関しては遠慮なく徹底的に勝ちに行くタイプたったりします。(そもそも譲れない部分や勝負をしようとする事柄自体、そんなに多くはありませんが・・・)

自分の力との勝負

今回、職場で一気に増えた仕事を、期限に遅れることなく速やかにこなすというミッションは、私にとって「仕事」との、そして「自分の力量」との勝負だと思いました。
「自分が望み、与えられた場所で職務に就く以上、仕事の量なんかに負けてはいられない」と、抽象的な敵に対し熱く闘志を燃やしています。
でも、日々その仕事をこなす為の勤務時間は決まっているので、あくまでも残業に頼らずに時間内で効率よく仕事の順番を割り振って処理することが私の目標で、その課題は「合理的に生きる」がモットーの私にしてみれば絶対にクリアしたい課題なのです。

人生のパズル

私はいつも娘に、「世の中のことはほとんどがパズルと一緒。時間の配分もパズル、人と人との事柄もパズル、会話も考え方も人生設計も全て、並べ方や組み立て方を工夫すればどうにでもできるもの。だから、臨機応変にいろんなピースを並べたり組み立てたりできるような、フレキシブルで応用力のある人間になりなさい。」と教えています。
今回の「自分との勝負」は、私が娘に説くだけの実力を本当に持ち合わせているのかを試す良い機会だとも思いながら、「絶対にこなしてやるぜ!!負けてたまるか!!」と、社会人としても娘のお手本としてもビシッと決めるべく、気合を入れて挑んでいます。

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心地良い緊張感

多分、今はまだ繁忙期の序盤で、今後はもっと容赦のない大変な時期がやってくるのだと思います。
経験したことがないので、それがどれほどのものなのか全く想像もつきませんが、基本的に難題も嫌いではありません
育児に専念してきた今までは、母親としてなるべく穏やかに子供を見守り、正しく導いていこうと心掛けていたので「闘志」とは縁遠く生きてきましたが、人間に適度なストレスが必要なのと同様、人生には適度な「闘志」も必要なのかもしれないと思いつつ、ちょっぴり心地よい緊張感を感じている今日この頃です。

エクセル表の夢

でも、この一週間ずっと夢に作成中のエクセル表が出てきてうなされているのは、さすがに心地良いことだとはいえません。
その夢で夜中に目が覚めると「あぁー、こんなことなら早く職場に行ってあの仕事を片付けてしまいたい!」と思い、次の日にする仕事の優先順位を頭の中で組み立てながら、焦りとイライラでしばらく眠れない時間を過ごし、そしてようやく再び眠りについた頃には朝がきて、今度は眠くて起きられず、時間ギリギリで出勤準備が慌ただしくなるという、何とも情けない状況だったりします。
そんなときはお気に入りの洋楽のMVに勢いをもらって気持ちをアゲて頑張ります。
音楽の力に感謝です。

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ワーカーズ・ハイ

大量の仕事をただひたすら処理し続けていたら、最初のうちはキツイと感じましたが、あるところまできた時点でその忙しさに対する焦りがフッと消え、むしろその溺れそうな忙しさ楽しく思え、笑えてきました
これは、長距離走者が苦しさの限界を越えると感じるという脳内麻薬による快楽ランナーズ・ハイ」ならぬ「ワーカーズ・ハイ」なるものではないかと思いました。
「あー、もう苦しいの通り越して逆に楽しい!なんか楽しい!こうなったらどこまでも走ってやるぜ!」労働バージョンとでもいいましょうか・・・不思議な感覚です。

ライターズ・ハイ

私は、勉強をしているときにもこういうことがありがちで、新しい知識を頭にインプットし続けていると、いっぱいいっぱいになりしんどいのですが、ある時点を越えるとアドレナリンが溢れだし、勉強するのが楽しくなり、その状態が何時間か続きます。
また、文章を書いているとき、応募用の長いエッセイの為に自分の記憶や思考からエピソードを絞り出すのに頭を使い続けていると疲れてくるのですが、ある時点を超えると疲労感がなくなり、ただただ書くのが楽しくてアイディアが次々と湧いてスラスラ書ける「ライターズ・ハイ」も経験しています。
脳の力ってすごいなぁと思います。

今後の目標

そういえば、私が今の職に就いたばかりの頃、私の先輩社員は仕事が忙し過ぎて、夕方くらいになるといつも笑っていたのを思い出し、「なるほど、こういうことだったんだな・・・」と理解しました。
新しい部署で、新人の私の面倒をみながら、次々と回ってくる仕事に追われる日々は今も続いていて、その仕事の量は私の5倍以上ではないかと思われます。
私はなんとか忙しい先輩のお役に立ちたいと思うのですが、自分の仕事との戦いに精一杯で何もできず、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
この際、ワーカーズ・ハイでも何でも上手く利用して、早く仕事をどんどん覚えてどんどんこなして、なんとか先輩の仕事を少しでも減らせるような一員になるのが私の目標です。

『仕事め、かかってこい!忙しくても必ずこなしてやるぜ!!私は絶対に負けないぞ!!!とぉっ★(キメのジャンプ)』

トリプルなお祝い

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『弥生3月』お気に入りの月

我が家の今年の3月3日は、雛祭り愛猫の20歳のお誕生日成人式(猫ですが・・・)のお祝いでした。
3月は私と娘と猫のお誕生月なので、お祝いラッシュで毎年嬉しい忙しさが続くのですが、今年は長生きしてくれている愛猫の節目の年も重なり、とてもおめでたい限りです。
私は昔から、女子として弥生の桃の節句の3月に生まれたことを幸せに思っていました。
なので、3月生まれの愛猫と娘が私の大事な『子供』として、私の元に来てくれたことに特別なものを感じていました。

お雛様と私

私は三姉妹の末っ子で、私が生まれたときに祖父母が大きくて立派な七段飾りのお雛様を私たち三姉妹にプレゼントしてくれました。
3月生まれの私のお誕生会はいつも、お雛様が飾ってある華やかな部屋で祖父母やお友達を招待して20人ぐらいで賑やかに行われていたので、三姉妹の中でも私が一番お雛様に親しみを持ち身近に感じていたような気がします。
当時、人を家に招くのが好きだった母のお陰で、毎年とても素敵なお雛祭り兼お誕生会を過ごせていたことに感謝しています。

猫×お雛様=ホラー(予想)

家には猫が2匹いたので、娘の為のお雛様はケース入りのものを購入することが必然的に決まっていました。
実家にある私のお雛様と同じタイプにしたら、猫が飾ってあるものを次々と落とし、段の上で遊んだり寝そべったり、やりたい放題することが予想され、その上、雛人形の首をくわえてどこかにやってしまい、朝起きたらお雛様の体だけが飾ってあり、猫の歯形がついているお雛様の頭が床に転がっているというような、ホラーちっくな事件確実に起きそうだったからです。

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特別なお雛様

私は自分が、自分のお雛様に深い御縁を感じていたからか、娘の為に購入する雛人形選びにも随分と熱が入りました。
9月ぐらいから雛人形の展示会や各販売店の新作フェアなどに足を運び、顔立ちやケースの色合いと造りなどにとてもこだわり、選びに選んで決めました。
結果、丸顔で優しい顔立ちの納得のいくお雛様に出会えました。
先週末、娘のお雛様を出して1年振りのご挨拶をしたのですが、母親の私もそのお雛様にとても愛着があり、なんだか娘の顔立ちが年々お雛様に似てきているように思えています。

小さな悩み

大事なお雛様なので、低いところより高い所に保管しておく方が何となく良いような気がして、天井に近い位置に保管しているので、お雛様を出すときはいつも脚立に上り、腰を痛めないように気を付けながら恐る恐る下ろしています。
年々体力に自信がなくなってきているので、今年の片付けのときはもう少し出しやすい低めの場所に保管すべきか、やはり高い所に保管し続けるべきか悩んでいます。
30代で母親になったので、娘が年々すくすくと成長していくのに対し、私は年々衰えていくので、当たり前とはいえ困ったものです。

好評なマッサージ

愛猫のお誕生祝いは、毎年お刺身をあげていたのですが、老体生ものはあまり良くないようなので、高めの缶詰をあげて地味な感じに過ぎました。
成人式のプレゼントとして、じっくりと時間をかけてマッサージをし、顔全体を両手で包み込むように、鼻先から頭の向かって撫でると、ウットリした顔激しく大きめにゴロゴロと喉を鳴らしていました。
お腹をカキカキと撫でると徐々に脚がピーンと伸び脇の下をカキカキと撫でる両手がピーンと伸び、やたらと姿勢の良い面白い格好幸せそうにマッサージを楽しんでくれていたので、良かったと思いました。

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魅惑のデパ地下グルメ

雛祭りのお祝いは、娘の希望でデパ地下のお弁当などを仕事帰りに買いました。
私が仕事を始めてから、職場の近くのデパートで一度お弁当を買って帰ったところ、豪華さが気に入ったようで、それ以来、我が家では週に一度『デパ地下お弁当デー』が設けられており、いろんなお店のお弁当やお惣菜を賞味しています。
昨日は和菓子店舗のコーナーに長い行列ができていて、何かと思ってちょっと覗いてみると桜餅と苺大福が大人気のようでした。
お弁当やお惣菜の店舗ではちらし寿司のパックがどんどん売れていましたが、娘が給食でちらし寿司を食べたと言っていたので、他のお弁当とお惣菜とどっさり買って帰りました。

桃の節句ロゼワイン

雛祭りは昨日でしたが、今晩は桃の節句にちなんでロゼワインでも開けようかと思います。
最近やたらと気に入っている、沖縄の『チラガー』という、豚の顔の皮をスモークしたおつまみがあるのですが、桜のチップでスモークされているので、桃と桜つながりで何気に合うのではと思いつつ。
来週は娘のお誕生日なので、頑張って生んだ私ご褒美にシャンパを頂くつもりです。
その5日後は私の誕生日なので、ちょっと高めのワインでも開けようかと思っています。

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イベント万歳!

『3月はお祝いで酒が飲めるぞー♪飲める飲める飲めるぞー♫酒が飲めるぞー♬』といった感じで、今年も楽しく忙しい1か月になりそうです。
(若い世代の人はこの歌、知らないと思いますが・・・(^^;))
特に理由が無くても、日頃、飲みたいときに普通に飲んでいますが、イベントとして飲むお酒はまた格別です。
「イベントなんだし・・・」と自分に言い聞かせると、高めのお酒も躊躇なく開けられるというものです。

『レッドアイ』のススメ

最近はレッドアイがとても気に入っています。
ビールをトマトジュースで割っただけの、自分で簡単に作れるカクテルです。
トマトのリコピン成分は美容に良いといわれていて、トマトジュースを加えることで摂取するビールの量も減り(トマトジュースはけっこうお腹いっぱいになりますから)、酔い過ぎの防止にもなるので次の朝にも悪影響にならずイイ感じです。
私のお気に入りのおつまみ『チラガー』との相性もなかなかです。

アルコールと健康管理

ちなみに、肝機能の健康管理をしながら飲酒をしたいという方は、摂取量を控えても毎日アルコールを飲むのでは意味がなく、アルコールを全く摂取しない休肝を作ることが大事らしいので、レッドアイといえども毎日は飲まない方が良いようです。
どうぞお気を付け下さいませ。
私もこのお祝い続きの3月を、内臓が病まないよう適度に楽しみたいと思います。